目次へ
エクササイズ&プラクティス集へ
ジュンコ先生のタンゴレクチャー、
前回のまとめ。
タンゴのテクニックとして重要である
レッグ・アンギュレーション
(足で角度を作ること)だが、
ワザとカタチだけでやってしまってはNGだ。
とは言うものの、
カラダ本来のナチュラルな機能を優位している
ヒザ、足首でないと、
自然なレッグ・アンギュレーションは難しいと言う。
ところが、
足裏感覚との正しい連動で、
レッグ・アンギュレーション
を勉強すれば、
ヒザ、足首の矯正も可能よ」
とジュンコ先生。
「ソレをタンゴ・ウォークでやってみましょう」
「取り上げるのは男性のウォークで、
というより
“前進のウォーク”
レッグ・アンギュレーションと
足裏の連動が分かりやすいからね」
「それから非常に大切なこと・・・
コレから取り上げるアクションはすべて、
足・脚単独で成される運動ではなく、
体幹のインナーマッスルと連動している。
そこ(体幹のインナーマッスル)の運動の結果なのね。
ということは、
ホンモノの(ヒザ、足首の)矯正は、
カラダの内側から始まるともいえるわけ。
ここでは、
インナーマッスルのことは説明に加えないけれど、
もしイイ感じでレッグ・アンギュレーションなり
フットアクションなりができるようになったならば、
『おぉっ!インナーマッスルが育ってきてるんだ』
と解釈して、
ご自分のボディを褒めてあげてね」
レッグ・アンギュレーションと
足裏感覚の連動 プラクティス
スタート、右足に体重を置く
この時点での足裏感覚は、
足裏全面をベタッと床に張り付かせてある感じだが、
主に感じる部分は内側のくるぶし直下の辺りだ。
(かかとのちょっと前の土踏まず辺り)
前にムーブしていくための
アウタースイング&インナースイングを始め、
(第354・355話参照)
床へのプレスが行われた結果、
左ひざが持ち上がる・・・
さぁ、まずはこの辺りにおける
レッグ・アンギュレーションと
足裏感覚の連動を見てみよう。
右足は、
ヒザが指先の方向にまっすぐ曲がり始める。
このときの足裏感覚は、
“足首のレール”からつながる
“ダンスウォーク・ライン”を
まっすぐ前へ移動していく感じ。
(第213話参照)
具体的には、
足裏内側のくるぶし直下
(かかとのちょっと前の土踏まず辺り)から
親指の付け根と
そのお隣の人差し指の付け根辺りに
まっすぐ引いた線
=ダンスウォーク・ラインを足裏で感じ、
ソレに沿って、
スタートのとき感じていた
“くるぶし直下”の辺りから、
前へ移動していく感じだ。
次に右ひざの曲がり方を観察してみよう。
ヒザの向きがキモだ。
コレもダンスウォークラインに沿い、
親指の付け根と
そのお隣の人差し指の付け根辺りに向いていたらOK。
なお、外向きになっていたら要注意。
内モモ筋を育てつつ
(第332話参照)
ダンスウォーク・ラインを足裏につける
エクササイズをやりながら、
ユックリ矯正を施そう。
左ひざの様子を見てみよう。
左ひざは、
右ひざの曲がる角度が大きくなることに比例して、
つまり、右足裏感覚が
“くるぶし直下”の辺りから前へ移動するにしたがって、
同じく
曲がりながらも、
腿(もも)が上に立ち上がっていく。
この右足と左足の
つながりが かなり重要だ。
(もし、右足で床へのプレスを始めても、
左足がピクリとも反応しなかったら、
左足のリキミが邪魔をしているのかも。
チェックしてみて)
このときの左足裏感覚。
床の上にリラックスして置かれている足裏は、
初め足裏全面がフワッと床を感じている。
ヒザの立ち上がりに連動し、
かかと、
土踏まずがめくられるように床から離れていく。
1歩目として出て行く直前には、
かなりカカトが床から高い位置にあり、
足の甲も持ち上がっている。
左ひざの向きは右ひざと同様、
ダンスウォークラインに沿い、
親指の付け根と
そのお隣の人差し指の付け根辺りに向いていたらOK。
この時点で、
左方向に向いているのではないので要注意だ。
(がに股感覚をカラダが覚えちゃう)
すごいよね、
スタートだけでこの分量(笑)
ただし、
このスタートからすでに問題発生が実は多いわけ。
一番難しいのは“動き出し”だもんね。
この時点で、
「ヒザが割れちゃう!」とか
「右足と左足がつながって動かない?」とか
だと、この先にも影響大になっちゃうので、
ユックリ矯正していきましょ。
なお、ここに書いてあるような細やかな足裏感覚を意識したり、
レッグ・アンギュレーションとのつながりを感じるだけでも、
立派な矯正になるからね。
(詳しい話は第337話参照)
後、左足前進、右足前進と続くわけだけれど、
この際だから、かなり細やかなところまで見てみようって事で、
次回に続きます!
続く 第363話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
エクササイズ&プラクティス集へ
ジュンコ先生のタンゴレクチャー、
前回のまとめ。
タンゴのテクニックとして重要である
レッグ・アンギュレーション
(足で角度を作ること)だが、
ワザとカタチだけでやってしまってはNGだ。
とは言うものの、
カラダ本来のナチュラルな機能を優位している
ヒザ、足首でないと、
自然なレッグ・アンギュレーションは難しいと言う。
ところが、
足裏感覚との正しい連動で、
レッグ・アンギュレーション
を勉強すれば、
ヒザ、足首の矯正も可能よ」
とジュンコ先生。
「ソレをタンゴ・ウォークでやってみましょう」
「取り上げるのは男性のウォークで、
というより
“前進のウォーク”
レッグ・アンギュレーションと
足裏の連動が分かりやすいからね」
「それから非常に大切なこと・・・
コレから取り上げるアクションはすべて、
足・脚単独で成される運動ではなく、
体幹のインナーマッスルと連動している。
そこ(体幹のインナーマッスル)の運動の結果なのね。
ということは、
ホンモノの(ヒザ、足首の)矯正は、
カラダの内側から始まるともいえるわけ。
ここでは、
インナーマッスルのことは説明に加えないけれど、
もしイイ感じでレッグ・アンギュレーションなり
フットアクションなりができるようになったならば、
『おぉっ!インナーマッスルが育ってきてるんだ』
と解釈して、
ご自分のボディを褒めてあげてね」
レッグ・アンギュレーションと
足裏感覚の連動 プラクティス
スタート、右足に体重を置く
この時点での足裏感覚は、
足裏全面をベタッと床に張り付かせてある感じだが、
主に感じる部分は内側のくるぶし直下の辺りだ。
(かかとのちょっと前の土踏まず辺り)
前にムーブしていくための
アウタースイング&インナースイングを始め、
(第354・355話参照)
床へのプレスが行われた結果、
左ひざが持ち上がる・・・
さぁ、まずはこの辺りにおける
レッグ・アンギュレーションと
足裏感覚の連動を見てみよう。
右足は、
ヒザが指先の方向にまっすぐ曲がり始める。
このときの足裏感覚は、
“足首のレール”からつながる
“ダンスウォーク・ライン”を
まっすぐ前へ移動していく感じ。
(第213話参照)
具体的には、
足裏内側のくるぶし直下
(かかとのちょっと前の土踏まず辺り)から
親指の付け根と
そのお隣の人差し指の付け根辺りに
まっすぐ引いた線
=ダンスウォーク・ラインを足裏で感じ、
ソレに沿って、
スタートのとき感じていた
“くるぶし直下”の辺りから、
前へ移動していく感じだ。
次に右ひざの曲がり方を観察してみよう。
ヒザの向きがキモだ。
コレもダンスウォークラインに沿い、
親指の付け根と
そのお隣の人差し指の付け根辺りに向いていたらOK。
なお、外向きになっていたら要注意。
内モモ筋を育てつつ
(第332話参照)
ダンスウォーク・ラインを足裏につける
エクササイズをやりながら、
ユックリ矯正を施そう。
左ひざの様子を見てみよう。
左ひざは、
右ひざの曲がる角度が大きくなることに比例して、
つまり、右足裏感覚が
“くるぶし直下”の辺りから前へ移動するにしたがって、
同じく
曲がりながらも、
腿(もも)が上に立ち上がっていく。
この右足と左足の
つながりが かなり重要だ。
(もし、右足で床へのプレスを始めても、
左足がピクリとも反応しなかったら、
左足のリキミが邪魔をしているのかも。
チェックしてみて)
このときの左足裏感覚。
床の上にリラックスして置かれている足裏は、
初め足裏全面がフワッと床を感じている。
ヒザの立ち上がりに連動し、
かかと、
土踏まずがめくられるように床から離れていく。
1歩目として出て行く直前には、
かなりカカトが床から高い位置にあり、
足の甲も持ち上がっている。
左ひざの向きは右ひざと同様、
ダンスウォークラインに沿い、
親指の付け根と
そのお隣の人差し指の付け根辺りに向いていたらOK。
この時点で、
左方向に向いているのではないので要注意だ。
(がに股感覚をカラダが覚えちゃう)
すごいよね、
スタートだけでこの分量(笑)
ただし、
このスタートからすでに問題発生が実は多いわけ。
一番難しいのは“動き出し”だもんね。
この時点で、
「ヒザが割れちゃう!」とか
「右足と左足がつながって動かない?」とか
だと、この先にも影響大になっちゃうので、
ユックリ矯正していきましょ。
なお、ここに書いてあるような細やかな足裏感覚を意識したり、
レッグ・アンギュレーションとのつながりを感じるだけでも、
立派な矯正になるからね。
(詳しい話は第337話参照)
後、左足前進、右足前進と続くわけだけれど、
この際だから、かなり細やかなところまで見てみようって事で、
次回に続きます!
続く 第363話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
| Home |