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タンゴ・ウォークについて
まだまだ続きまぁ~す。


では、皆様、
お手元に紙と筆記用具をご用意ください。
で、大き目の

二等辺三角形を書いてみて。

そして、その頂点の部分から
まっすぐ下の底辺に線を下ろすんだ 。
ソウ、底辺を2分するわけ。
できたかな? 
OK!コレが、
タンゴ・ウォークのときに
両足が作るシルエットのイメージ
だ。
三角形の等しい2つの辺が両足。
真ん中に引いた線は
“タンゴ・ウォークで
移動する際の体重の置き場”を表わす・・・
ってことは?

タンゴ・ウォークのとき

体重は両足の間にある


というお話なんだ。
コレはまぁ何もウォークのときに限らず、
タンゴ全般についてだけれどね。

言い換えれば、
タンゴ・ウォークは、

両足の中間から中間へ

移動する意識を持っている


ってことでもある。

くれぐれも
直角三角形のイメージにはならないようにね。
直角三角形のイメージってのは、
片方の足の上に体重が乗っていて、
もういっぽうの足がが後ろ
または前にアル状態。
そうね、
ルンバ・ウォークみたいなシルエットね。
このイメージでタンゴを踊ったら、
前進はつんのめる、
後退は引っ張る・・・になっちゃうからね。

タンゴは二等辺三角形だ。

コレが、
タンゴの安定性を生み出すポイントでもあるんだ。
なんとなく分かっていただけたかな?


じゃぁ、実際に

二等辺三角形のイメージ

で歩いてみよう!


第292話でもお伝えしたとおり、
タンゴはスタッカートに区切っちゃう前に
カラダをドンドンムーブする
・・・コレがとっても大切だから。
さぁ、レッツ、ウォーク!!

歩き方は、
ソウだなぁ、第292話のように、
まずはシャドウで音楽に合わせて歩いてみようか。
最初はズーッとSタイミングで歩いてみる。

SSSS・・

上手くいき始めると
「ズーッと同じ速さで進んでいるわね」
という

等速移動ができるようになってくるよ。

そういう人は、
「結構な速度で歩くものなのね」
を、体感できるだろうし
みぞおちからグィって足を引き裂くようにして、
カラダの中を感じながら歩くといいみたい」
と、気付いてもくるだろう。

一方、コンナ人もいるかもね。
「二等辺三角形を意識して歩いても、
1歩1歩の上で、
どうしても動きが止まってしまうんだ」
そんな方は、
右足から左足へ
左足から右足へ移り変わるときに
“ボディの最後のムーブ”ができていないんだな。
具体的には、
右足をステップしたら
その右足の上で腰のムーブを止めないために
右股関節をググって前進
または後退を続けるとGOOD
ってコトなんだが、
意外に難しい。
なぜって、
コレは股関節の運動でもアリ、背筋の運動でもアリ、
それから足裏通過感覚の練習でもアル
(第214話、337話参照)
足首の運動でもアル
(第217218話参照)
・・・だから。
全部がOKで初めてGOODになるからなんだ。
ということで、
目指す

等速移動ウォークのためには、

もう少し具体的な意識が必要

について次回ご紹介!



      続く 第360話へ



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