2008.01.16 (第358話)ドラマティック情熱「タンゴ」LⅨ お奨め!タンゴ・ウォーク・プラクティス
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エクササイズ&プラクティス集へ
タンゴ・ウォーク
女性の後退のお話の続き。
胸をググって前に置き
ソレに対して
ヒップはグィーンって後ろ
という、結構な
前バランスをキープしながら
“みぞおちから足”を徹底励行し
スムーズに足を引いていく
しかも
男性にボディを与えながら
(心地よい抵抗感を与えつつ、
胸で男性を“押す”ほどに)
下半身は、自分の懐(ふところ)に
インバイト(招き入れる)。
ヨシ、イメージはできた、やってみよう・・・
ところが、
アララ、難しいわネェ、
結構、重労働よねぇ
・・・となる方の
原因その1
カラダの中で
骨格ユニットに距離感がナイ状態
ではありませんか?
(骨格ユニットについては第321話参照)
だから、
胸椎(きょうつい)部分と
腰椎(ようつい)部分の運動に時間差が持てずに、
ヨーイ、ドン!で一緒に下がっちゃう。
このまんまで、
女性が活発に下がろうとしたひにぁ、
「おーい引っ張るな」
と男性からのダメだしになるから要注意。
つまりは、
この前バランスをキープしての後退は
アバラ部分と骨盤部分の
骨格ユニット
胸椎(きょうつい)部分と
腰椎(ようつい)部分に
シッカリとした距離感が
できていることがキモなんだ。
第321話をご参照の上、
できるだけ距離感ができるようにトライ!
「イヤァ、この辺は脂肪で埋まっててネェ。
ホラ、こんなにつまめるくらい・・・」
なんてダメダメ。
この際、
アバラと骨盤の間をグィーンって伸ばし、
カラダの中もシッカリ使っての、
“タンゴ・ウォークダイエット”
に励むのも良いよね。
次、上手くいかない
原因その2
(2歩目に引く足である)
左足の位置および
そのフットスピードに問題アリ
かもなんです。
タンゴ・ウォークは左カーブを切るでしょ?
後退する側の女性の足で言えば、
右足はカーブの内側、
左足はカーブの外側・・・
で、もしカーブの外側の左足を、
まっすぐに引いたらどうなるか。
左カーブがきつくなって、
自らも、また男性をも左に巻き込んじゃう。
ってコトで、
左足はヤヤ左サイド(横)に置くと
上手くいくんだ。
対、男性との関係で言うなら、
男性のウォークしてくるラインよりも
わずかに左に位置するところにステップすれば、
左巻き込み防止になるんだね。
そして、足を引くスピードも、
ヤヤ早めがGOOD。
コレもカーブの外側で
運動量が多くなるからということと、
男性の右足をインバイト(招き入れる)必要があるため。
少しでもモタァ~ってして、
男性が、
「あ、足を入れにくい」
って感じたらアウトだよ。
最後に上手くいかない
原因その3
まぁ、単純に言えば、
タンゴのバック・ウォークは難しい~って割には、
練習量が足りない、というか、
カラダの中に覚えこませるほどの
数をこなしていない・・・ということかな。
今まで書いてきた、
“胸をググって前に置き、
ソレに対してヒップはグィーンって後ろ”ってのも、
“みぞおちから足“も
“2歩目をヤヤ左に置く”ってのや
“フットスピード”を速くってのも、
すべては“感覚”だから、
学習体験をいーっぱい積まないと、
ちょうどいい感じを習得できないんだ。
タンゴ・ウォークって言ったって、
たいていは、2歩のみで、
すぐにリンクなりに入っちゃうから、
アマルガメーション練習ばかりをやったって、
細やかな身体感受力は上がらない。
かといって、タンゴ・ウォークを
何歩も一緒に組んで踊る練習をしたって、
いったん崩れたバランスを立て直すコトもできず、
なし崩しになっちゃう恐れアリなんで
効果的でない・・・
で、何かタンゴウォークが
上手くなる練習方法はないんかな?
って方は
次に紹介いたします、
プラクティスはいかがでしょ?
LODに添って、
グルグル回っておんなじことを繰り返す。
1曲ぐらい・・・
ウーン、タンゴの1曲は短いものが多いから、
3分以上のモノを1曲か、
1分台なら2曲ぐらいを目安に、
このアクションばっかりを練習してくだされ。
特に後退側の女性、
1回1回、気を入れてやんないと、
すぐに、前バランスキープできなくなっちゃうから
要注意だよ。
タンゴ・ウォーク
プラクティス
1・2・3・4・5
または、
スロー・スロー・クイック・クイック・スロー
(SSQQS)
男性
左足前進(1またはS)
右足前進(2またはS)
左足前進(3またはQ)
右足横(4またはQ)
左足右足の横に体重を移さずに置く
=ポイントする(5またはS)
女性
右足後退(1またはS)
左足後退(2またはS)
右足後退(3またはQ)
左足横(4またはQ)
右足左足の横に体重を移さずに置く
=ポイントする(5またはS)
「おおっ!コレは、
音楽にぴったりあっているから
気持ちいいですね!」
ということが、やってみるとわかるだろう。
タンゴってフィガーのカウントがバラバラなんで、
音楽をゆったり楽しみながら
ステップを楽しむなぁんて余裕がナカナカないが、
この、プラクティス用フィガーなら、ソレもOKだ。
つまり、タンゴ・ウォークを音楽に乗って踊ると言う、
非常に練習も合わせてできちゃう、
お奨めのプラクティスなんだ。
実はコレ、
タンゴ・ビギナーにももってこいなんだ
(詳しくはまたオイオイね)
また、
最初からきちっと組む必要はなし。
ホールドせずに、両手を軽く握ってでもOK。
(男性の手のひらに、女性手を乗せて)
練習用ダブル・ホールドをしてもいい。
(男性、右手は女性の背中に、
左手は女性のひじを持って)
とにかく、シッカリと1歩1歩かなり豪快に
ウォークができるようになったらOKだ。
続く 第359話へ
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タンゴ・ウォーク
女性の後退のお話の続き。
胸をググって前に置き
ソレに対して
ヒップはグィーンって後ろ
という、結構な
前バランスをキープしながら
“みぞおちから足”を徹底励行し
スムーズに足を引いていく
しかも
男性にボディを与えながら
(心地よい抵抗感を与えつつ、
胸で男性を“押す”ほどに)
下半身は、自分の懐(ふところ)に
インバイト(招き入れる)。
ヨシ、イメージはできた、やってみよう・・・
ところが、
アララ、難しいわネェ、
結構、重労働よねぇ
・・・となる方の
原因その1
カラダの中で
骨格ユニットに距離感がナイ状態
ではありませんか?
(骨格ユニットについては第321話参照)
だから、
胸椎(きょうつい)部分と
腰椎(ようつい)部分の運動に時間差が持てずに、
ヨーイ、ドン!で一緒に下がっちゃう。
このまんまで、
女性が活発に下がろうとしたひにぁ、
「おーい引っ張るな」
と男性からのダメだしになるから要注意。
つまりは、
この前バランスをキープしての後退は
アバラ部分と骨盤部分の
骨格ユニット
胸椎(きょうつい)部分と
腰椎(ようつい)部分に
シッカリとした距離感が
できていることがキモなんだ。
第321話をご参照の上、
できるだけ距離感ができるようにトライ!
「イヤァ、この辺は脂肪で埋まっててネェ。
ホラ、こんなにつまめるくらい・・・」
なんてダメダメ。
この際、
アバラと骨盤の間をグィーンって伸ばし、
カラダの中もシッカリ使っての、
“タンゴ・ウォークダイエット”
に励むのも良いよね。
次、上手くいかない
原因その2
(2歩目に引く足である)
左足の位置および
そのフットスピードに問題アリ
かもなんです。
タンゴ・ウォークは左カーブを切るでしょ?
後退する側の女性の足で言えば、
右足はカーブの内側、
左足はカーブの外側・・・
で、もしカーブの外側の左足を、
まっすぐに引いたらどうなるか。
左カーブがきつくなって、
自らも、また男性をも左に巻き込んじゃう。
ってコトで、
左足はヤヤ左サイド(横)に置くと
上手くいくんだ。
対、男性との関係で言うなら、
男性のウォークしてくるラインよりも
わずかに左に位置するところにステップすれば、
左巻き込み防止になるんだね。
そして、足を引くスピードも、
ヤヤ早めがGOOD。
コレもカーブの外側で
運動量が多くなるからということと、
男性の右足をインバイト(招き入れる)必要があるため。
少しでもモタァ~ってして、
男性が、
「あ、足を入れにくい」
って感じたらアウトだよ。
最後に上手くいかない
原因その3
まぁ、単純に言えば、
タンゴのバック・ウォークは難しい~って割には、
練習量が足りない、というか、
カラダの中に覚えこませるほどの
数をこなしていない・・・ということかな。
今まで書いてきた、
“胸をググって前に置き、
ソレに対してヒップはグィーンって後ろ”ってのも、
“みぞおちから足“も
“2歩目をヤヤ左に置く”ってのや
“フットスピード”を速くってのも、
すべては“感覚”だから、
学習体験をいーっぱい積まないと、
ちょうどいい感じを習得できないんだ。
タンゴ・ウォークって言ったって、
たいていは、2歩のみで、
すぐにリンクなりに入っちゃうから、
アマルガメーション練習ばかりをやったって、
細やかな身体感受力は上がらない。
かといって、タンゴ・ウォークを
何歩も一緒に組んで踊る練習をしたって、
いったん崩れたバランスを立て直すコトもできず、
なし崩しになっちゃう恐れアリなんで
効果的でない・・・
で、何かタンゴウォークが
上手くなる練習方法はないんかな?
って方は
次に紹介いたします、
プラクティスはいかがでしょ?
LODに添って、
グルグル回っておんなじことを繰り返す。
1曲ぐらい・・・
ウーン、タンゴの1曲は短いものが多いから、
3分以上のモノを1曲か、
1分台なら2曲ぐらいを目安に、
このアクションばっかりを練習してくだされ。
特に後退側の女性、
1回1回、気を入れてやんないと、
すぐに、前バランスキープできなくなっちゃうから
要注意だよ。
タンゴ・ウォーク
プラクティス
1・2・3・4・5
または、
スロー・スロー・クイック・クイック・スロー
(SSQQS)
男性
左足前進(1またはS)
右足前進(2またはS)
左足前進(3またはQ)
右足横(4またはQ)
左足右足の横に体重を移さずに置く
=ポイントする(5またはS)
女性
右足後退(1またはS)
左足後退(2またはS)
右足後退(3またはQ)
左足横(4またはQ)
右足左足の横に体重を移さずに置く
=ポイントする(5またはS)
「おおっ!コレは、
音楽にぴったりあっているから
気持ちいいですね!」
ということが、やってみるとわかるだろう。
タンゴってフィガーのカウントがバラバラなんで、
音楽をゆったり楽しみながら
ステップを楽しむなぁんて余裕がナカナカないが、
この、プラクティス用フィガーなら、ソレもOKだ。
つまり、タンゴ・ウォークを音楽に乗って踊ると言う、
非常に練習も合わせてできちゃう、
お奨めのプラクティスなんだ。
実はコレ、
タンゴ・ビギナーにももってこいなんだ
(詳しくはまたオイオイね)
また、
最初からきちっと組む必要はなし。
ホールドせずに、両手を軽く握ってでもOK。
(男性の手のひらに、女性手を乗せて)
練習用ダブル・ホールドをしてもいい。
(男性、右手は女性の背中に、
左手は女性のひじを持って)
とにかく、シッカリと1歩1歩かなり豪快に
ウォークができるようになったらOKだ。
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