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エクササイズ&プラクティス集へ




じゃ、昨日の続き、
タンゴ・ウォークにおける
インナー・スイングのレクチャーに入ろう。
と、その前に、

インナー・スイング

カラダの内側で起こすスイング運動、
目には見えない


アウター・スイング

カラダの外側で起こすスイング運動、
目に見える


って事を、押さえておいてね。


タンゴ・ウォークにおけるアウター・スイングは、
“ドア・スイング”ってモンだったね。
(第354話参照)
このドア・スイングと、
これからお話する“インナー・スイング”
が一緒に使われて初めて、
タンゴ・ウォークのスイング動作ってモノが完結…
だから、シッカリお勉強しようね。



インナー・スイングを使った

タンゴ・ウォーク プラクティス



男性
スタートを切るために体重は右足に置く
で、後方からドア・スイングがやってきた、
まさにそのとき
右手の左回転運動に合わせて、
インナー・マッスルは、
コンナ動きをやっている・・・

体重の乗っている、
右骨盤あたりで床を圧した結果、

右のヒップあたりが沈み

左の腿(もも)が持ち上がる


つまり、

カラダの中で上下動

が生まれているってコト。
で、床へプレスがググってきついほど、
右ヒップの沈み加減も強くなり、
左の腿の持ち上がり感覚も強くなる。

さて、このときの、両手で
みぞおち~腹部辺りの
インナーマッスル・アクションを
手で表現してみよう。

みぞおち前辺りに両手を持ってきて
(ひじは曲げる、軽くコブシを握るような感じ)
みぞおちの奥あたりをグニグニって動かす気持ちで、
右手を下に下ろし左手を上げる・・・ 
そう、シーソーみたいに。
と、やってみると、あなたはきっと分かるだろう。

「かなり、シッカリとプレスしないと
左腿(もも)との連動感って起らないね」


そのとおり!
で、ちゃんとできたら

「右足の上で、
すごくシッカリ立てている感じがするなぁ」


って、ハッキリ実感、持てるだろうね。
コンナ風に、カラダの中で
「今、体重は右足で、
左足はフリーな(自由な)状態です」
と、ハッキリ識別できていない状態のまま
つまりはカラダの中での上下動が生まれないままに、
タンゴ・ウォークのスタートを切っちゃうと、
かえって

「こらっ、タンゴで上下動をしたらアカン!」
「スイング動作、タンゴにはないのよ!」


なぁんて注意を受けちゃうことになるから、
ヒジョーに矛盾しているよねぇ。

さて、この上下動=
インナー・スイング・アクションに、
(体重が乗っている側のヒップあたりが沈み、
乗っていない側の腿が持ち上がるってアクション)
昨日やった、
ドア・スイングをプラスしてみよう。
再び、手を使って表現する。
みぞおち前辺りに両手を持ってきて
(ひじは曲げる、軽くコブシを握るような感じ)
みぞおちの奥あたりをグニグニって動かす気持ちで、
右手を後ろから前に出し左手を後ろに引く・・・ 
この、カラダの奥で
ハンドルを切るようなアクションと、
さっきのシーソー・アクションを足して、
ハイ、完成!

2歩目、左足体重のときは逆、

左のヒップあたりが沈み

右の腿(もも)が持ち上がる


ちなみに、女性はこのサカサマだよ。



      続く 第356話へ



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