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エクササイズ&プラクティス集へ




自律神経を上手くコントロール
することは、
社交ダンスが上手くなるということ
につながり、

目指すダンスをする際に、
最もいい自律神経の状態とは??

過度に緊張している
交感神経を休ませ
副交感神経を刺激し
適度なリラックス状態を与える


フィーリング・GOODな

集中状態!


とココまで分かった・・・


「でもねぇ、自律神経って
人の意志にかかわりなく働いてるんでしょ?
意識的なコントロールなんて
難しいんじゃないの?」
というあなたへ朗報!
唯一コントロールできる方法があるんです。
しかも、このブログでお勉強中のあなたなら
ひょっとしてもう習得済み・・・???
79話から115話のタイトルを御覧あれ
で、分かりました?

ソウ、“呼吸”

通常、呼吸も
無意識に行っているアクションだけれど、
練習すれば、
その速さ・回数・深さ・長さ・・を自分で
意識的にコントロールすることも可能になるんだ。
そうすることによって、
自動的に作動している
自律神経に直接働きかけて
バランスを調整していくことができる
んだよ。


基本的には、

息を吸う時・・・カラダは緊張
交感神経優勢

息を吐く時・・・カラダは弛緩(しかん=ユルむ)
副交感神経優勢

浅い呼吸をする・・・カラダは緊張
交感神経優勢

深い呼吸をする・・・カラダは弛緩(ユルむ)
副交感神経優勢


で、

ダンス用の応用編だ。

踊る前、または踊っている最中
「あ、緊張してきた、ヤバイな」
「カラダが固まってきたな」
って時は、
即呼吸してみよう。
呼吸を意識してみて初めて
「あ、息を止めていた」
って事に気が付くだろうね。

余裕があれば、

ゆっくと時間をかけて深呼吸

をしてみて
(この際呼吸のやり方は特にこだわらなくて良し)
たくさんの酸素を吸うと、
「酸素はもういらない」とカラダが反応
“いやなもの反射”が起こり、
(詳しくは第350話参照)

副交感神経のスイッチが入る

という。

デモ・競技会・パーティ・レッスン時などに、
会場や周りの雰囲気に呑まれて
「気分が舞い上がって、重心が高くなる」
状態になっちゃったら
ぜひ試してみてね。
心身がだんだんユルんで、
いいリラックス状態にもっていくことができる。
また、みぞおちに指を軽く差し込んで
息をズーッと吐いていくことでも
同じような効果があるとのコト。
逆にセカセカと、短い腹式呼吸をすれば、
カラダは緊張しちゃうから、要注意だ。


でも、反対に緊張感が
もう少しい欲しいなって時もあるだろう。
「アカン、カラダがシャキッとせん!」
というときは、
足を開いて丹田に息を集中して、
下腹をギュっと引き締めるようにして、
つま先で立つ!

すると瞬時に、

交感神経がスイッチON!

いっぺんに緊張状態になるよ。
または、

「ハッ!!」

という声をともに、強く吐く・・・
これは“喝(かつ)”を入れるようなもので
全身を良い緊張状態に持っていくことができる
いざ本番!の直前にやると効果テキメンだ。

“過度に緊張している交感神経を休ませ
副交感神経を刺激し適度なリラックス状態を与える
フィーリング・GOODな集中状態!”
になるためには、
今、現在、緊張しすぎの状態か、
リラックスし過ぎの状態かを

自己診断

できなきゃッてことでもあるけれどね。


さて、最後に紹介するのは、
「ア~ン!もうイライラするわ!」
って時とか
「頭をクリアにさせなきゃ」
って、時の呼吸法。
交換・副交感 両自律神経のバランスを
取り戻したいときにスゴクいいよ。



「片鼻呼吸」 エクササイズ


鼻の奥には自律神経が通っている。

で、

鼻孔の側を刺激すると

副交感神経(弛緩)



鼻孔の側を刺激すると

交感神経(緊張)


の活性につながるんだ。
だから、左右の鼻孔からまんべんなく呼吸をして、
鼻腔内を刺激すると、
自律神経の働きのアンバランスを解消できるんだよ。

① 右手の親指と人差し指&中指で
鼻をはさみ鼻の穴をふさぐ

② 左側の鼻の穴を開けて、息を吐き、
そして吸う(口は使わない)
そのまますぐに左側の鼻の穴をふさぐ

③ 右側の鼻の穴を開けて、息を吐き、そして吸う。
すぐに右側の鼻の穴をふさぐ

④ 左右の鼻の穴で吐く&吸うで 
1回と数え、計10回行なう

終了後はゆっくり深呼吸を行なおう。



      続く 第352話へ



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