2007.12.14 (第325話)チョット中休み エッセイvol.7 ~カラダが変化する喜び ①~
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チョット中休み エッセイvol.7
苦手なルンバ・チャチャチャへの挑戦
~カラダが変化する喜び ①~
タンゴのシリーズの途中ではありますが
突然の“チョット中休み エッセイ” 乱入、
(イヤァ実に101話ぶり!)お許しください。
実はどうしてもお伝えしたいことがありましてね。
それってナニかと言うと・・・
今年のクリパ★(クリスマス・パーティ★の略)は、
楽しみだなぁってこと。
もう想像するだけで、ドキドキするなぁってコト。
なぜって、
我がダンナ様ヒデ君がルンバとチャチャチャ、
2種目のデモに挑戦!するからですよ。
慣れデモ(デモに慣れている)
しちゃってる人にとっては、
どうってコトないことかも知んないけれど、
彼はまだ2度目、
しかも苦手意識の強いラテンを2種目・・・
そう、ヒデ君がラテンのデモを踊っちゃうなんて、
つい半年前までは到底考え及ばなかったことなんだ。
ルンバは音楽を、外す、外さないが微妙。
超ベーシック以外のアクションをしたり、
女性をリードしようとしたりするだけで
「あ、音楽、聞こえヘン」
チャチャチャもシャッセするだけでもう、
足こぎバタバタで、
「これは、アカン、
全く俺には向いてへんわ」
だったのにネェ。
イヤイヤ、
あの頃から見ればすごく成長したわよね。
今回のラテン・デモ・パフォーマンスに向けて、
がんばったヒデ君、
ホンマ変わった・・・
ってトコロを感動とともに
当日見ることが出来るかなぁって考えるだけで、
ニンマリしてしまうんだよね。
それに加え、
ヒデ君の成長促進のために
その存在があるかのような、
強力パートナー3名との
レッツ・ダンシングも楽しみなんよ。
(チャチャチャはグループレッスンでの発表で、
2名の女性と踊るんだ。
どちらの方も個性豊か。
お一人は、ヒデ君と同じ歳の息子がいるというベテラン、
映画「Shall we ダンス?」の渡辺えり子さんを彷彿させる、
メッチャパワフル・ダンサー!
関係性=おかあさん
もうお一人は同い年、今回が初デモ。
音楽をカラダで表現できるナチュラルな動きが持ち前。
“ハジケて踊る”が今回のテーマだ。
関係性=同志
ルンバのパートナーはヒデ君より7つほど下、
ダンス界にとっても貴重な20代。
まだダンス自体を始めて数ヶ月だってのに、
潜在能力を一気に開花させ、急成長
・・・の彼女のビックリ・ドキュメントは、
いずれユックリとお伝えするとしよう。
とにかく、
彼女の存在はヒデ君にとってデカかった。
「くっそぉ~、
何でみんなあいつにバッカリに注目するネン!」
という悔しさと羨望が、どれほど、
ヒデ君の負けん気とやる気と男気をくすぐり、
彼の心をダンスに駆り立てたかを考えると、
パートナーとしての貢献度大ですよ。
関係性=妹・ライバル・ヒデ君に示唆を与えるメンター)
生まれてはじめてのデモンストレーションでの
見事なまでの撃沈!(第177話)からフツフツと立ち直り、
「絶対、リベンジを果たしてやる!」
ってコブシを突き上げたヒデ君に、
ジュンコ先生からの非情な宣告。
「次のグループレッスンは
(あなたの苦手な)チャチャチャよ。
それに、ルンバのデモにも挑戦してみたら」
ヒデ君
「ううっ、スタンダードやないの・・・?」
っと、詰まりながらも
「よーし、やってヤロウやないか!
ムッチャ上手に踊って、みんなを絶句させてやる」
私は、
「何でそう過激で、漫画チックなんやろ?」
と、心の中でクスクスしながらもこう言ったんだ。
「チャチャチャやルンバをカッコよく踊るためには、
そのカラダではアカンワ」
と、早くも伸びかけた鼻をペキンとへし折られるや、
アレって感じのヒデ君
「カラダ・・・俺のカラダ、
カッコ悪いってこと?」
「自分でどう思う?」
「あまり良いとは・・・
イヤ全然良いとは思わんわ」
「どういうところが?」
私はすこぶるまじめな顔で聞く。
「まず腹がブクブク、妊娠7ヶ月。
胸が貧弱。
背中が丸い。
首や腕が細すぎる。
O脚はマシになったけど、
このケツ(オシリ)が
デカくて垂れているのもイヤ・・・
ワァ、いっぱいあるわ。
エライコッチャ。
これで絶句させることなんて無理や」
いっぺんにヘコム彼に
「これを参考にして、
イメトレ(イメージトレーニング)してね。
あなたの目指す踊りがきっとこの中にあるから・・・」
と、手渡したのが、2枚のDVD。
1枚は、師でもあった
ドニーバーンスの“ダンス道場”ってやつ。
その中で、生徒役になっているイケメン
“セルゲイ・サーコフ”の
鮮やかなツイスト・シャッセを見るや
「ど、どないなってねん?
ムッチャ、速い!カッコエエ!
こんなんなれるんやったら、俺、がんばるわ」
で、もう1枚は、
マイケル・マリトースキーの“ボディ・ベーシック”
「オレに、顔、似てるヤン、この人」
なぁんて言いながら
今度はジーッと見入ってる。
で、一言
「スゲェな」
と、もう一言
「これが、ホンマのチャチャチャや」
感動からか、
少々うつろなイッチャッタ目をして言うわけよ。
「どういうこと?」
ってたずねると
「ムッチャ、静けさがアル」
ウーン、さすがヒデ君ね、
本質突いてくるわねってチョイ感心しましたよ。
「チャチャチャのイメージが変わったわ。
カラダ作り直してがんばる」
ホ、良かった・・・
ありがとう
“セルゲイ・サーコフ”
“マイケル・マリトースキー”
ご両人って感じよね。
「俺の今のカラダのままで、
マイケルみたいなかっこうして踊ったら
(上半身白いランニングのみ)みんな引くでェ~」
と、その姿を想像してか、
ケラケラと笑うヒデ君。
「そうと決まれば、明日からレッスンよ」
「アカン今日からしようや、
夕方から・・・」
てな感じで始まった、
ヒデ君、ボディ大改造!!
ところが早くも・・・ヨ・ワ・ネ?
続く 第326話へ
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苦手なルンバ・チャチャチャへの挑戦
~カラダが変化する喜び ①~
タンゴのシリーズの途中ではありますが
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(イヤァ実に101話ぶり!)お許しください。
実はどうしてもお伝えしたいことがありましてね。
それってナニかと言うと・・・
今年のクリパ★(クリスマス・パーティ★の略)は、
楽しみだなぁってこと。
もう想像するだけで、ドキドキするなぁってコト。
なぜって、
我がダンナ様ヒデ君がルンバとチャチャチャ、
2種目のデモに挑戦!するからですよ。
慣れデモ(デモに慣れている)
しちゃってる人にとっては、
どうってコトないことかも知んないけれど、
彼はまだ2度目、
しかも苦手意識の強いラテンを2種目・・・
そう、ヒデ君がラテンのデモを踊っちゃうなんて、
つい半年前までは到底考え及ばなかったことなんだ。
ルンバは音楽を、外す、外さないが微妙。
超ベーシック以外のアクションをしたり、
女性をリードしようとしたりするだけで
「あ、音楽、聞こえヘン」
チャチャチャもシャッセするだけでもう、
足こぎバタバタで、
「これは、アカン、
全く俺には向いてへんわ」
だったのにネェ。
イヤイヤ、
あの頃から見ればすごく成長したわよね。
今回のラテン・デモ・パフォーマンスに向けて、
がんばったヒデ君、
ホンマ変わった・・・
ってトコロを感動とともに
当日見ることが出来るかなぁって考えるだけで、
ニンマリしてしまうんだよね。
それに加え、
ヒデ君の成長促進のために
その存在があるかのような、
強力パートナー3名との
レッツ・ダンシングも楽しみなんよ。
(チャチャチャはグループレッスンでの発表で、
2名の女性と踊るんだ。
どちらの方も個性豊か。
お一人は、ヒデ君と同じ歳の息子がいるというベテラン、
映画「Shall we ダンス?」の渡辺えり子さんを彷彿させる、
メッチャパワフル・ダンサー!
関係性=おかあさん
もうお一人は同い年、今回が初デモ。
音楽をカラダで表現できるナチュラルな動きが持ち前。
“ハジケて踊る”が今回のテーマだ。
関係性=同志
ルンバのパートナーはヒデ君より7つほど下、
ダンス界にとっても貴重な20代。
まだダンス自体を始めて数ヶ月だってのに、
潜在能力を一気に開花させ、急成長
・・・の彼女のビックリ・ドキュメントは、
いずれユックリとお伝えするとしよう。
とにかく、
彼女の存在はヒデ君にとってデカかった。
「くっそぉ~、
何でみんなあいつにバッカリに注目するネン!」
という悔しさと羨望が、どれほど、
ヒデ君の負けん気とやる気と男気をくすぐり、
彼の心をダンスに駆り立てたかを考えると、
パートナーとしての貢献度大ですよ。
関係性=妹・ライバル・ヒデ君に示唆を与えるメンター)
生まれてはじめてのデモンストレーションでの
見事なまでの撃沈!(第177話)からフツフツと立ち直り、
「絶対、リベンジを果たしてやる!」
ってコブシを突き上げたヒデ君に、
ジュンコ先生からの非情な宣告。
「次のグループレッスンは
(あなたの苦手な)チャチャチャよ。
それに、ルンバのデモにも挑戦してみたら」
ヒデ君
「ううっ、スタンダードやないの・・・?」
っと、詰まりながらも
「よーし、やってヤロウやないか!
ムッチャ上手に踊って、みんなを絶句させてやる」
私は、
「何でそう過激で、漫画チックなんやろ?」
と、心の中でクスクスしながらもこう言ったんだ。
「チャチャチャやルンバをカッコよく踊るためには、
そのカラダではアカンワ」
と、早くも伸びかけた鼻をペキンとへし折られるや、
アレって感じのヒデ君
「カラダ・・・俺のカラダ、
カッコ悪いってこと?」
「自分でどう思う?」
「あまり良いとは・・・
イヤ全然良いとは思わんわ」
「どういうところが?」
私はすこぶるまじめな顔で聞く。
「まず腹がブクブク、妊娠7ヶ月。
胸が貧弱。
背中が丸い。
首や腕が細すぎる。
O脚はマシになったけど、
このケツ(オシリ)が
デカくて垂れているのもイヤ・・・
ワァ、いっぱいあるわ。
エライコッチャ。
これで絶句させることなんて無理や」
いっぺんにヘコム彼に
「これを参考にして、
イメトレ(イメージトレーニング)してね。
あなたの目指す踊りがきっとこの中にあるから・・・」
と、手渡したのが、2枚のDVD。
1枚は、師でもあった
ドニーバーンスの“ダンス道場”ってやつ。
その中で、生徒役になっているイケメン
“セルゲイ・サーコフ”の
鮮やかなツイスト・シャッセを見るや
「ど、どないなってねん?
ムッチャ、速い!カッコエエ!
こんなんなれるんやったら、俺、がんばるわ」
で、もう1枚は、
マイケル・マリトースキーの“ボディ・ベーシック”
「オレに、顔、似てるヤン、この人」
なぁんて言いながら
今度はジーッと見入ってる。
で、一言
「スゲェな」
と、もう一言
「これが、ホンマのチャチャチャや」
感動からか、
少々うつろなイッチャッタ目をして言うわけよ。
「どういうこと?」
ってたずねると
「ムッチャ、静けさがアル」
ウーン、さすがヒデ君ね、
本質突いてくるわねってチョイ感心しましたよ。
「チャチャチャのイメージが変わったわ。
カラダ作り直してがんばる」
ホ、良かった・・・
ありがとう
“セルゲイ・サーコフ”
“マイケル・マリトースキー”
ご両人って感じよね。
「俺の今のカラダのままで、
マイケルみたいなかっこうして踊ったら
(上半身白いランニングのみ)みんな引くでェ~」
と、その姿を想像してか、
ケラケラと笑うヒデ君。
「そうと決まれば、明日からレッスンよ」
「アカン今日からしようや、
夕方から・・・」
てな感じで始まった、
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