2007.12.13 (第324話)ドラマティック情熱「タンゴ」ⅩⅩⅩⅤ グラウンディングによるエネルギー調達
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グラウンディングって聞いたことあります?
グラウンディングとは、
大地(=グラウンド)に足をつける
という意味。
でも、ただ単に立つだけではなくて
“自然にしかもシッカリと立つ”
というフィーリングが含まれている。
で、これこそが床からの
反作用エネルギーをもらっている状態の立ち方なんだ。
ちゃんとグラウンディングされるかどうかは、
筋肉が強いか弱いか、
とか
ドンだけ体力があるか、
とかには左右されない。
もちろん、年齢・性差も関係ナシ。
じゃ、シッカリとした
グラウンディングのためには一体ナニが重要か?
いつもレクチャーで取り上げている、
カラダから無駄な力みを取るとか、
癖のないカラダでいること・・
の外に、特筆するべきことをあげておこう。
① “今”の自分の身体=
外側・内側ともをよーく感じること
(カラダに対する感受力と
グラウンディング力は見事に比例するんだよ)
② 常に自分は重力の方向に引っぱられ、
その身体は常に大地に支えられているのだという
イメージを持つこと
③ 「なにかをしよう」という「努力」を手放して
自分の身体の中心にやすらぐ感覚を持つこと
①②③ともに、むずかしそ~だって?
特に③は、ダンスをするときに、
「そんな悠長なこと言ってられないよ!」
ってな話になっちゃうかも知んないね。
ナゼならダンスって、
テクニックを知れば知るほどに、
身体を感じるのではなく
身体について考え
操作しようとしがち
なんだなもの。
オマケに、自分のことはほっといてでも
相手のカラダへの操作も必要でしょ?
と思っちゃう。
まぁ、これをリード&フォローって
誤解しがちなんだけど。
ちなみに
ベストなリード&フォローのためには
まず、
それぞれがシッカリと
グラウンディングできていること!
コレ、必須なんだけど
男女いづれか一方の人だけでも
シッカリグラウンディングできていれば、
もう一方の人をグラウンディング状態に
導くことも可能なんだ。
ただし、気をつけないと、
リード&フォローの名の下に、理にかなわない、
カタチだけの相手への干渉をやっちゃった日には、
スグさま、自分自身のグランディングは
できなくなっちゃうものだってことも、
よーく覚えておこう。
そうなってしまったら
(自分が大地にシッカリ立てなくなっちゃったら)
リード&フォローは悲しいかな、
“やったつもり”の空しいものと化してしまうよ。
「もう、イランことせんといて、
私に構わんといて」
「一人で踊っていたほうが楽しいわ」
なぁんて言われたら悲しいでしょ?
ではでは昨日の続き、
反作用パワー・エネルギーの実感
に移るわけだけど
結局はソレって、
=グラウンディング状態の実感ってことなんだよね。
足の裏を大地(床)にシッカリと付け、
ソコからパワー&エネルギーをもらったとき
カラダは具体的にどのような変化を起こし、
どんな実感を味わうことができるのだろう?
で、以前紹介したアレを思い出して欲しいのですよ。
インナーマッスル活性化プロセス
(第305話参照)
→腹圧がシッカリし
カラダの奥が締まる(腹横筋の働き)
→垂直方向にググッと
背筋が伸び安定する(多裂筋の働き)
ソウ、まさしくこれが、
反作用パワー・エネルギーの実感=
グラウンディング状態の実感なのであります。
言い換えれば、
反作用パワー・エネルギーは、
いの一番にカラダのコアの部分に汲み上げられ、
ソコがいわばポンプ代わりになって、
全身にパワー・エネルギーは送り届けられる
ってことなんだ。
送り届け先経路を簡単に整理しておくと
背筋を通って上昇し、肩甲骨辺りで
右腕へのコース
左腕へのコース
頭へのコース
の3方向に分かれるんだ。
もちろん、骨盤のほうにも送られていくよ。
で、
右足へのコース
左足へのコース
結局、カラダの中心あたりからから少なくとも
5方向に、放射状に放たれていくんだ。
今一度、第303~305話を熟読の上、
参考にしてみてくだされ。
続く 第325話へ
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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グラウンディングって聞いたことあります?
グラウンディングとは、
大地(=グラウンド)に足をつける
という意味。
でも、ただ単に立つだけではなくて
“自然にしかもシッカリと立つ”
というフィーリングが含まれている。
で、これこそが床からの
反作用エネルギーをもらっている状態の立ち方なんだ。
ちゃんとグラウンディングされるかどうかは、
筋肉が強いか弱いか、
とか
ドンだけ体力があるか、
とかには左右されない。
もちろん、年齢・性差も関係ナシ。
じゃ、シッカリとした
グラウンディングのためには一体ナニが重要か?
いつもレクチャーで取り上げている、
カラダから無駄な力みを取るとか、
癖のないカラダでいること・・
の外に、特筆するべきことをあげておこう。
① “今”の自分の身体=
外側・内側ともをよーく感じること
(カラダに対する感受力と
グラウンディング力は見事に比例するんだよ)
② 常に自分は重力の方向に引っぱられ、
その身体は常に大地に支えられているのだという
イメージを持つこと
③ 「なにかをしよう」という「努力」を手放して
自分の身体の中心にやすらぐ感覚を持つこと
①②③ともに、むずかしそ~だって?
特に③は、ダンスをするときに、
「そんな悠長なこと言ってられないよ!」
ってな話になっちゃうかも知んないね。
ナゼならダンスって、
テクニックを知れば知るほどに、
身体を感じるのではなく
身体について考え
操作しようとしがち
なんだなもの。
オマケに、自分のことはほっといてでも
相手のカラダへの操作も必要でしょ?
と思っちゃう。
まぁ、これをリード&フォローって
誤解しがちなんだけど。
ちなみに
ベストなリード&フォローのためには
まず、
それぞれがシッカリと
グラウンディングできていること!
コレ、必須なんだけど
男女いづれか一方の人だけでも
シッカリグラウンディングできていれば、
もう一方の人をグラウンディング状態に
導くことも可能なんだ。
ただし、気をつけないと、
リード&フォローの名の下に、理にかなわない、
カタチだけの相手への干渉をやっちゃった日には、
スグさま、自分自身のグランディングは
できなくなっちゃうものだってことも、
よーく覚えておこう。
そうなってしまったら
(自分が大地にシッカリ立てなくなっちゃったら)
リード&フォローは悲しいかな、
“やったつもり”の空しいものと化してしまうよ。
「もう、イランことせんといて、
私に構わんといて」
「一人で踊っていたほうが楽しいわ」
なぁんて言われたら悲しいでしょ?
ではでは昨日の続き、
反作用パワー・エネルギーの実感
に移るわけだけど
結局はソレって、
=グラウンディング状態の実感ってことなんだよね。
足の裏を大地(床)にシッカリと付け、
ソコからパワー&エネルギーをもらったとき
カラダは具体的にどのような変化を起こし、
どんな実感を味わうことができるのだろう?
で、以前紹介したアレを思い出して欲しいのですよ。
インナーマッスル活性化プロセス
(第305話参照)
→腹圧がシッカリし
カラダの奥が締まる(腹横筋の働き)
→垂直方向にググッと
背筋が伸び安定する(多裂筋の働き)
ソウ、まさしくこれが、
反作用パワー・エネルギーの実感=
グラウンディング状態の実感なのであります。
言い換えれば、
反作用パワー・エネルギーは、
いの一番にカラダのコアの部分に汲み上げられ、
ソコがいわばポンプ代わりになって、
全身にパワー・エネルギーは送り届けられる
ってことなんだ。
送り届け先経路を簡単に整理しておくと
背筋を通って上昇し、肩甲骨辺りで
右腕へのコース
左腕へのコース
頭へのコース
の3方向に分かれるんだ。
もちろん、骨盤のほうにも送られていくよ。
で、
右足へのコース
左足へのコース
結局、カラダの中心あたりからから少なくとも
5方向に、放射状に放たれていくんだ。
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