2007.12.08 (第319話)ドラマティック情熱「タンゴ」ⅩⅩⅩ 男性のポイズの作り方
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さて、お待たせ、
男性のタンゴ・ポイズの作り方だ。
その前に、ポイズとはナンだったのか
もう一度押さえておこう。(第313話参照)
ポイズとは・・・
① 両足に対する上体の位置
② 床に対しての背骨(=脊柱)の角度
③ 男女がホールドした時の基本姿勢
では次に、
第314話のプラクティスをジックリと参照しながら、
タンゴシェイプのお勉強を・・・
って、314話に書いてあるのは
女性のタンゴ・シェイプ
の作り方じゃないの?
そうなんです。
それでいいんです。
ただし、腕・手の形は男性ホールドのまま、
そして、最後の⑧頭の置き場は、
ソコまで左後ろにしなくてOK
で、後の体幹の作り方はほぼ一緒なんだ。
プラクティスの、以下のところは特に大切だ。
④ 肩甲骨、左肩甲骨共に、
背骨に向かって斜め下にコンプレッションする
⑤ 鎖骨が前から見て横1直線
⑥ 左鎖骨を意識し、
胸鎖関節の部分からググッーと横への広がりを感じる
⑦ 左胸辺りの肋間筋=アバラの間の筋肉の広がりを感じる
「男性もこんなにキツク左にシェイプするの?」
と、驚く方もいるかもしれないが、
イングリッシュスタイル=競技スタイルにおいて、
ある程度のパフォーマンスを期待されるのであれば、
このくらいは挑戦してみて欲しいんだな。
もし、あなたにパートナーがいたり、
女性のダンス仲間がいれば、
この際だから、女性のポイズについて
「なぁ、どうやって作ってるんだい?」
って教えてもらえば良いかもね。
で、彼女たちのマネをして見る。
そう、上記予備知識(=プラクティス)を併せ持ちつつ、
ホールドのカタチ、頭の置き場まで
“女性体験”してみちゃってくださいよ。
そうすれば
「へぇ~、こんな大変な格好しているの!?」
ってことが理解できるだけではなく、
男性ポイズを作る際のお勉強にもなるからね。
ナゼって、
先ほど言ったように、
つまるところポイズって(特にタンゴの場合は)
体幹の作り方は男女ほぼ一緒だし
さらに
このような
女性のポイズを創っているのは
男性=リーダーの
“あ・な・た”でもあるってことの自覚
を持って男性のポイズを作れるようになると、
さらにGOODだからなんだ。
男性の床に対する背骨の角度が
女性のソレ(背骨の角度)に影響を与え、
あの花が開いたような
美しく独特の女性のポイズを生み出す・・・
という観点に立てば
男性が床にただただ垂直に立っているだけでは、
女性もまっすぐか、または、
全く一人で
ポイズを創らなければいけないことになる・・・
まぁ、それはある意味、大切なことで
つまり、女性は男性の力がなくてもちゃんと
自立&自律(自分をコントロールすること)して
自分の力量だけで、
“今にふさわしい正しいポイズ”を
創れなきゃダメなんだけれど、
二人で踊るダンスの醍醐味は、
個々バラバラにがんばるものではなく、
自立&自律を果たした男女が
お互いに良い干渉をし合って、
ひとつのバランスを生み出すってモンだからね。
お互いのポイズに責任を持つ
・・・ってとこまでになれば
最高のパートナーシップなんだけれどね。
ただし、女性が、固定のパートナーや
しょっちゅう一緒に踊るダンス仲間・・ではなく
パーティなどで初めて出会った方など
あまり日頃踊らない方がお相手だった場合
「あなたのポイズを僕が創って差し上げましょう」
とか、
「ボクと一緒になって、究極のバランスを今、
ココで生み出そうではありませんか!」
とかは、非常に難しいコトだって
理解しておかなきゃダメよね。
もちろん
「リーダーであるボクのポイズに合わせてくれれば、
良いじゃない・・・
ソレがパートナーというものでしょ?」
なんて、お仕着せは絶対NGだからね。
でも、ココでチョイ工夫がないと、
お互いのポイズに責任を持つどころか、
せっかく床に対して
いいアンバイの背骨の角度でもって踊ろうとしても、
お相手さんから崩される
・・・って羽目になっちゃうよ。
ということで、
男性のポイズが女性に崩されないための工夫
・・・は次回!
(あ、これにはもちろん
反対の場合もありますので、誤解のないように。
女性のポイズが男性に崩されないための工夫
・・・も合わせましてご紹介)
続く 第320話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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男性のタンゴ・ポイズの作り方だ。
その前に、ポイズとはナンだったのか
もう一度押さえておこう。(第313話参照)
ポイズとは・・・
① 両足に対する上体の位置
② 床に対しての背骨(=脊柱)の角度
③ 男女がホールドした時の基本姿勢
では次に、
第314話のプラクティスをジックリと参照しながら、
タンゴシェイプのお勉強を・・・
って、314話に書いてあるのは
女性のタンゴ・シェイプ
の作り方じゃないの?
そうなんです。
それでいいんです。
ただし、腕・手の形は男性ホールドのまま、
そして、最後の⑧頭の置き場は、
ソコまで左後ろにしなくてOK
で、後の体幹の作り方はほぼ一緒なんだ。
プラクティスの、以下のところは特に大切だ。
④ 肩甲骨、左肩甲骨共に、
背骨に向かって斜め下にコンプレッションする
⑤ 鎖骨が前から見て横1直線
⑥ 左鎖骨を意識し、
胸鎖関節の部分からググッーと横への広がりを感じる
⑦ 左胸辺りの肋間筋=アバラの間の筋肉の広がりを感じる
「男性もこんなにキツク左にシェイプするの?」
と、驚く方もいるかもしれないが、
イングリッシュスタイル=競技スタイルにおいて、
ある程度のパフォーマンスを期待されるのであれば、
このくらいは挑戦してみて欲しいんだな。
もし、あなたにパートナーがいたり、
女性のダンス仲間がいれば、
この際だから、女性のポイズについて
「なぁ、どうやって作ってるんだい?」
って教えてもらえば良いかもね。
で、彼女たちのマネをして見る。
そう、上記予備知識(=プラクティス)を併せ持ちつつ、
ホールドのカタチ、頭の置き場まで
“女性体験”してみちゃってくださいよ。
そうすれば
「へぇ~、こんな大変な格好しているの!?」
ってことが理解できるだけではなく、
男性ポイズを作る際のお勉強にもなるからね。
ナゼって、
先ほど言ったように、
つまるところポイズって(特にタンゴの場合は)
体幹の作り方は男女ほぼ一緒だし
さらに
このような
女性のポイズを創っているのは
男性=リーダーの
“あ・な・た”でもあるってことの自覚
を持って男性のポイズを作れるようになると、
さらにGOODだからなんだ。
男性の床に対する背骨の角度が
女性のソレ(背骨の角度)に影響を与え、
あの花が開いたような
美しく独特の女性のポイズを生み出す・・・
という観点に立てば
男性が床にただただ垂直に立っているだけでは、
女性もまっすぐか、または、
全く一人で
ポイズを創らなければいけないことになる・・・
まぁ、それはある意味、大切なことで
つまり、女性は男性の力がなくてもちゃんと
自立&自律(自分をコントロールすること)して
自分の力量だけで、
“今にふさわしい正しいポイズ”を
創れなきゃダメなんだけれど、
二人で踊るダンスの醍醐味は、
個々バラバラにがんばるものではなく、
自立&自律を果たした男女が
お互いに良い干渉をし合って、
ひとつのバランスを生み出すってモンだからね。
お互いのポイズに責任を持つ
・・・ってとこまでになれば
最高のパートナーシップなんだけれどね。
ただし、女性が、固定のパートナーや
しょっちゅう一緒に踊るダンス仲間・・ではなく
パーティなどで初めて出会った方など
あまり日頃踊らない方がお相手だった場合
「あなたのポイズを僕が創って差し上げましょう」
とか、
「ボクと一緒になって、究極のバランスを今、
ココで生み出そうではありませんか!」
とかは、非常に難しいコトだって
理解しておかなきゃダメよね。
もちろん
「リーダーであるボクのポイズに合わせてくれれば、
良いじゃない・・・
ソレがパートナーというものでしょ?」
なんて、お仕着せは絶対NGだからね。
でも、ココでチョイ工夫がないと、
お互いのポイズに責任を持つどころか、
せっかく床に対して
いいアンバイの背骨の角度でもって踊ろうとしても、
お相手さんから崩される
・・・って羽目になっちゃうよ。
ということで、
男性のポイズが女性に崩されないための工夫
・・・は次回!
(あ、これにはもちろん
反対の場合もありますので、誤解のないように。
女性のポイズが男性に崩されないための工夫
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