2007.11.26 (第307話)ドラマティック情熱「タンゴ」ⅩⅧ タンゴ・ポジションを作ろう
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ジュンコ先生のタンゴのレクチャー、
タンゴ・ポジションへと話が進んでいる。
「では、
タンゴ・ポジション
をみんなで作ってみましょう。
まずは、男性から・・・
ホールドはまだナシ。
スタンス(立ち方)だけね」
また
「カラダの使い方など詳しいことは先に回して、
まずは、外側のカタチの部分だけを取り上げるわね」
と、ジュンコ先生は前置きしてから、
「では、全員、
壁斜めに面して立ってみましょう」
「さぁ、ここで質問ね。
このアライメント(第232話参照)って言うのは
何の示す方向だったか覚えているかしら?
森田さん、わかるかな?」
「ハイ、足の示す方向です」
「ソウだったわね。
さて、ココでは“向けて”ではなく
“面して” と言っているんだけれど、
“向けて”と“面して”の違いは、
わかるかしら?平田さん」
「え~、アライメントは
カラダと足の向きが
常にまっすぐそろっている
想定の元に作られているんでして、
“面して”は通常通り、
足の向きとカラダの向きが一緒。
違うときが“向けて”になります」
「正解!良くできました。
ということは、いい?
今みんな、
足とカラダの向きが
まっすぐにそろっている
・・・コレをまずシッカリ確認してね」
「次に進むわよ。
“足”とカラダ・・・
ココからわかりやすいように
“おへそ”とするわよ。
そして、
“顔”
この3つの向きに注目!
“足”の向きはそのままで
“おへそ”と “顔”の向きだけ、
左に1/8 向きを変えてみて欲しいの」
「左に1/8ってことは・・・
えーと、
“おへそ”と
“顔”を
“LOD”までターンする
ってコトですか?
かなり絞るんですねェ。カラダがきつい」
と坂田さんが言うと、
「それだから、
右足を少し後ろにスリップし
左足の土踏まずの位置に
右足の爪先がくるようにするんじゃぁ、
ないですか?
そうすると、楽に絞れますから・・・」
珍しく和夫が口を開いた。
ジュンコ先生は笑いながら
「その通りよ。
いいところに気が付いたわね。
では、もっとカラダが楽に
絞れるようにしていきましょうか。
いい?
少しだけヒザをユルめる
・・・どうかな?」
「あ、楽に立てるようになりました」
と坂田さん。
「それに、顔も左をチャンと見ていますよね」
坂田さん、そう言ってから
「先生、
タンゴ・ポジションって
足の方向と、オヘソ、顔の方向が
最初からずれているんですね?」
「そうなの・・・。
まだ突貫工事的だけれど、
これが一応、男性のタンゴ・ポジションよ。
では、このポジションから、
ウォークス→
プログレッシブ・リンク→
クローズド・プロムナード
という、ポピュラーな流れの中で、
オオザッパに
このタンゴ・ポジションの推移を見ていくわよ。
付いてきてね」
「まず、左足前進・・・
さぁ、どんな感じかな?」
「右足の前にステップすることになるから
・・・あ、
CBMPですね」(第257話参照)
男性役をやってみている紀子さんが言う。
「正解!では次の右足は?」
サイドリーディングですね!
スローフォックスのときにやった」(第280話参照)
森田さんだ。
「OK!最初に作った、
タンゴ・ポジションがうまくいっていれば、
1歩目 CBMP
2歩目 サイドリーディング
に自然となるはずなのよ」
「ウォークスの間中、
おへそと顔はLODでいいんですね?」
紀子さんが聞く。
「そうよ。
では、次から、各自で
プログレッシブ・リンク→
クローズド・プロムナードをやってみて
そして、チェックして欲しいの。
① プログレッシブ・リンクが終わった時点での、
足とおへそ・顔それぞれの向き
② クローズド・プロムナードが終わった時点での、
足とおへそ・顔それぞれの向き」
ガヤガヤ・・・
みんなシャドウで試しているが
「チェックできた人はいるかな?」
和夫が手を上げた。
「プログレッシブ・リンクが終わった時点での、
足は壁斜め
おへそも壁斜め
顔はLOD
クローズド・プロムナードが終わった時点での、
足は壁斜め
おへそも壁斜め
顔も壁斜め
・・・となったのですが」
ソレを聞いたジュンコ先生、
ビックリした様子だ。
「和夫さん、大正解よ!!
良くわかったわね!
さぁ、みんなはどうかしら?」
続く 第308話へ
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タンゴ・ポジションへと話が進んでいる。
「では、
タンゴ・ポジション
をみんなで作ってみましょう。
まずは、男性から・・・
ホールドはまだナシ。
スタンス(立ち方)だけね」
また
「カラダの使い方など詳しいことは先に回して、
まずは、外側のカタチの部分だけを取り上げるわね」
と、ジュンコ先生は前置きしてから、
「では、全員、
壁斜めに面して立ってみましょう」
「さぁ、ここで質問ね。
このアライメント(第232話参照)って言うのは
何の示す方向だったか覚えているかしら?
森田さん、わかるかな?」
「ハイ、足の示す方向です」
「ソウだったわね。
さて、ココでは“向けて”ではなく
“面して” と言っているんだけれど、
“向けて”と“面して”の違いは、
わかるかしら?平田さん」
「え~、アライメントは
カラダと足の向きが
常にまっすぐそろっている
想定の元に作られているんでして、
“面して”は通常通り、
足の向きとカラダの向きが一緒。
違うときが“向けて”になります」
「正解!良くできました。
ということは、いい?
今みんな、
足とカラダの向きが
まっすぐにそろっている
・・・コレをまずシッカリ確認してね」
「次に進むわよ。
“足”とカラダ・・・
ココからわかりやすいように
“おへそ”とするわよ。
そして、
“顔”
この3つの向きに注目!
“足”の向きはそのままで
“おへそ”と “顔”の向きだけ、
左に1/8 向きを変えてみて欲しいの」
「左に1/8ってことは・・・
えーと、
“おへそ”と
“顔”を
“LOD”までターンする
ってコトですか?
かなり絞るんですねェ。カラダがきつい」
と坂田さんが言うと、
「それだから、
右足を少し後ろにスリップし
左足の土踏まずの位置に
右足の爪先がくるようにするんじゃぁ、
ないですか?
そうすると、楽に絞れますから・・・」
珍しく和夫が口を開いた。
ジュンコ先生は笑いながら
「その通りよ。
いいところに気が付いたわね。
では、もっとカラダが楽に
絞れるようにしていきましょうか。
いい?
少しだけヒザをユルめる
・・・どうかな?」
「あ、楽に立てるようになりました」
と坂田さん。
「それに、顔も左をチャンと見ていますよね」
坂田さん、そう言ってから
「先生、
タンゴ・ポジションって
足の方向と、オヘソ、顔の方向が
最初からずれているんですね?」
「そうなの・・・。
まだ突貫工事的だけれど、
これが一応、男性のタンゴ・ポジションよ。
では、このポジションから、
ウォークス→
プログレッシブ・リンク→
クローズド・プロムナード
という、ポピュラーな流れの中で、
オオザッパに
このタンゴ・ポジションの推移を見ていくわよ。
付いてきてね」
「まず、左足前進・・・
さぁ、どんな感じかな?」
「右足の前にステップすることになるから
・・・あ、
CBMPですね」(第257話参照)
男性役をやってみている紀子さんが言う。
「正解!では次の右足は?」
サイドリーディングですね!
スローフォックスのときにやった」(第280話参照)
森田さんだ。
「OK!最初に作った、
タンゴ・ポジションがうまくいっていれば、
1歩目 CBMP
2歩目 サイドリーディング
に自然となるはずなのよ」
「ウォークスの間中、
おへそと顔はLODでいいんですね?」
紀子さんが聞く。
「そうよ。
では、次から、各自で
プログレッシブ・リンク→
クローズド・プロムナードをやってみて
そして、チェックして欲しいの。
① プログレッシブ・リンクが終わった時点での、
足とおへそ・顔それぞれの向き
② クローズド・プロムナードが終わった時点での、
足とおへそ・顔それぞれの向き」
ガヤガヤ・・・
みんなシャドウで試しているが
「チェックできた人はいるかな?」
和夫が手を上げた。
「プログレッシブ・リンクが終わった時点での、
足は壁斜め
おへそも壁斜め
顔はLOD
クローズド・プロムナードが終わった時点での、
足は壁斜め
おへそも壁斜め
顔も壁斜め
・・・となったのですが」
ソレを聞いたジュンコ先生、
ビックリした様子だ。
「和夫さん、大正解よ!!
良くわかったわね!
さぁ、みんなはどうかしら?」
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