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これが狭義のコアだ!

“脊柱を守る天然コルセット”


さぁさぁ、ナリモノ入りのご紹介!
・・・の前に、
このコルセットが確立するにつれて
カラダにどんなことが起こるのか?
という“結論”部分から見てみよう。
簡単に言えば、

腹圧がシッカリとかかる

カラダになる


そうなる(シッカリと腹圧がかかる)ことによって、
脊柱(せきちゅう)の
生理的S字湾曲が維持されている
って言うんだから、
カラダにとってすごく大切なことなんだね。

じゃ、腹圧ってナンだろう?
腹圧とは腹腔(ふっこう)内のちから
腹腔とは、“ハラという器の中”のこと。
その器の中には、腹膜(ふくまく)という袋があって、
その中に内臓や血管や神経が入っているんだ。
腹圧が高くなると、袋(腹膜)が膨らむ
そうなることで、
袋の中は整理整頓、活性化されるという。
つまり、腹圧が高くなると、
腹膜の中にある内臓・血管・神経が
きちんとした位置に保たれ、
正常な働きを維持できると言うワケだ。

ならば、
ダンスうんぬんの前に、健康のためにも、
シッカリと腹圧のかかるカラダにならなきゃ
ダメだよってことなんだよな・・・
と、押さえておいて、
天然コルセットに話を戻そう。

さて、
その天然コルセットを形成する筋肉の中で
ダンスにとって重要なものは4つ。
名前をザッと上げると、
腹横筋(ふくおうきん)
横隔膜(おうかくまく・・・詳しくは第56話参照)
骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)
多裂筋(たれつきん)

この中で、今回はこの2つを紹介するね。
それは、

腹横筋(ふくおうきん)と

多裂筋(たれつきん)

ではまずは、

腹横筋から。

「腹横筋」聞きなれない名前・・・かな?
でもこの筋肉の紹介、実は以前、
学連物語の中でチョコッとやってるんだよね。
(第298話参照)
腹筋といえばお腹の縦方向にあり、
“割れる筋肉”として有名な
「腹直筋(ふくちょっきん)」を思い出す人が
多いだろうけど、
ダンスにより関係のある腹筋といえば
この「腹横筋」のほう。
腹横筋はその名の通り筋繊維が横向きになった
“腹巻状”の筋肉で、
内臓をグルリ巻くように囲んでいるいわゆる
“腹筋”といわれるものの中で
最も深層部にあるインナーマッスル
なんだ。
また、
脊椎の最もそばにある筋肉で、
椎骨と椎間板のつながりだけの不安定な
脊椎(せきつい)を直接支えてくれているよ。

この腹横筋、たぶん、知れば知るほどに

ダンス用インナーマッスルとして

かなり重要だぜ!!


ということがわかるはず。
じゃぁ、働きをより具体的に見ていこう。

腹横筋がユルめばお腹が広がり

シマればグッと絞ることができる


・・・ってことは

① 美しいシェイプ

が求められるダンスにおいては必須!
「おなかを引いて!!」の言葉に
真に応えて行くにはこの筋肉を使えるようになることだ。
ちなみに
「お腹を引っ込めて踊っていたら、
腰が痛くなっちゃった」
って人は、
インナーマッスルであるこの腹横筋より先に、
アウター・マッスルである
腹直筋などを使いすぎているのかも。
(つまり腹部を固めてしまっている)要注意!!

またこの腹横筋、
実は内臓を動かすメインの筋肉、

② 内臓コントロール

の筋肉でもあるんだ。

シメたりユルめたりしながら、
内臓を上下、左右に移動・・・すなわち

「身体の中で踊る」ための立役者 

音楽を聴かせながら動かしつつジックリ育てれば、
背骨と連動しながらさまざまな方向に
アクションを起こすことが可能になるだろう。

さらにさらに、もう一点、
メッチャ重要な働きがあるんだ
・・・ソレは

③ カラダを動かそうとしたときに

最も早く収縮
する筋肉ってこと。

チョイ詳しく言えば、
私たちが「さぁ、踊ろう!」とした途端、
腹横筋が反応し腹圧を高め、
脊柱を支えて、
カラダを安定して動かせるよう、
準備をしてくれるってワケ。
ただし、気をつけないと、
腹横筋が反応しているのに知らん顔して、
無理やり、アウター・マッスルを使って
末端の手・足から動こうとすれば、
脊柱の安定がないままにカラダを動かすことになり、
カラダは誤作動を起こしやすいんだ。
だから、踊る際には

「カラダの内側から動く」

コレ、解剖学的に見ても正解なんだね。

じゃぁ、
最後に腹横筋を活性化させるエクササイズを・・・。
腹横筋は呼吸筋である
横隔膜ともつながっているから、

いわゆる“腹式呼吸”のときの

ハラ=腹に当たるモノでもあるんだな。
ということで、コレ!


エクササイズ

腹式呼吸

腹式呼吸のスペシャル版。
いつ、お腹をへこませるかに注意してよう。

長く吐いてすばやく吸う呼吸 
・・・吐くときお腹をへこませる


1.肩幅に足を広げてリラックスして立つ。

2.息を“フーッ”と吐きながら、お腹をへこませ、
同時にお尻の穴をキュッーと締める。
とにかく苦しくても、吐ききる、
そして穴は締め続けること!

3.息を吐ききったところで、
締めていたところを一気にゆるめる。
力を緩めた途端に大量の息が入ってくると、OK。 
3回をめどに。         

お腹がしっかりと張る呼吸 
・・・吸うときお腹をへこませる


1.下腹に手を置いて、リラックスして立つ。

2.その状態でゆっくり呼吸をしてみる。
息を鼻から吸い、そのとき、お腹をへこませる。
下腹がペッタンコになるまで。

3.“ハァー”と、
息を口から強く吐きながらお腹を張るようにする。
お腹の前後左右が“バン”としっかり張るように。

4.呼吸の間隔を短くしてゆく。
力強く「ハァーッ」と声が出るほどに強く吐くこと。
3~5回くらいをめどに。


あと、ユックリ呼吸をしながらの腹筋運動も有効。
(第298話)の学連物語中の
エクササイズもあわせてお試しアレ。

次号は多裂筋について・・・



      続く 第305話へ



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