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エクササイズ&プラクティス集へ




まず、タオルを1枚用意して
それを水で濡らします。
全体的にシットリとなるように・・・ね。
で、そのタオルをどーするのかというと、
振り回すのです・・・


ワワワ、
水が回りに飛び散るじゃないですか?


いいのよ、
そう、ココからがタンゴの

プログレッシブ・リンクのお勉強です。


え? 濡れタオルを振り回すことが、
プログレッシブ・リンクの勉強になるって!?


はい。
タオルが男性で、飛び散った水が女性です。


???


こういう観点もあります。
タオルがリンクのときの男性の1歩目左足
飛び散った水が2歩目の右足
です。


?○△★□?
言っている意味がよくわかりませんが・・・


OK。
では、説明いたしましょう。
濡れタオルの重さをとします。
それが速度で運動をしている(振り回す)
このときのエネルギー
MV(重さ×速さ)で表すとします。

そして、
振り回すと言う運動の結果、
が、分裂して、出て行ったわけよね。

で、その出て行ったの重さを
分裂するときの速度をとします。

整理すれば、
速度で運動している重さの濡れタオルが、
“分裂”して、
重さ(M-m)で速度’のタオルと、
重さで速度に分かれたと言うこと



エネルギー保存の法則

「エネルギーには、
・運動のエネルギー
・位置のエネルギー
・熱エネルギー
・電気的エネルギーなど
多くの形態があるが、
これらは相互に転換することができ、
その総和は一定である」
により

MV=(M-m)V’+mv

となります。
(チョイ難しいけど、大丈夫?)

でも、
タオルから水が飛び出すときって、
言うなれば

タオルが急停止するコトですから、

速度V’ゼロなんですね。

ということは、

MV=mv

このときの重さm(=水の重さ)は、
M(=タオルの重さ)に比べて小さいよね。
だから(水は)ものすごい速さで
飛び出していくことになる話。

まとめると、
“濡れタオルを振り回し、
が飛び散る原理”からわかること
ある物体(今の場合は“”だね)を
射出(しゃしゅつ=まっすぐに放出する)するには、
その物体を含む 

本体(今の場合はタオル)

運動を急停止させれば良い!


反対から言えば、
射出力を使うためには
急停止しなければならない・・・ってこと。
さぁ、ココまでついて来れました?


さて、話をタンゴの
プログレッシブ・リンクにつないでいこう。

本体運動・・・

男性のリンクのモーション(=動作・動き)

これが急停止することで

女性が“射出”される。

つまり
リンクのリードをしました」
ってことになるんですね。
速い、シャープなリンクをお望みならば、
射出力(本体が急停止したとき射出される物体の働く力)
を身に付けること・・・というわけなんです。

また、別の観点から言えば
本体運動・・・

リンクのときの

男性の1歩目左足上でのモーション


これが急停止することで

2歩目の右足が
“射出”されたかのごとく、床に置かれる
まぁ、これが男性のリンクのリードとも
重なりますけれどもね。

さて、イメージできるでしょうか。

ただしココで重要になってくるのは、
そう、

① 本体運動=男性のリンクのモーション 
とはどんなものであるのか

② もうひとつの本体運動、

リンクのときの

男性の1歩目左足の上での

感覚はどんなものであるのか


を知らなきゃっダメよってことなのです。
そうでないと、

“女性を射出する”

なぁんてイメージをそのまますれば、
ものすごく荒いことを
やってしまうことになりかねないからね。
決して力任せにするのではなく、
むしろその反対!?

さぁ、続きは次号に…



      続く 第302話へ



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