2007.11.20 (第301話)ドラマティック情熱「タンゴ」ⅩⅡ エネルギー保存の法則!?
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まず、タオルを1枚用意して
それを水で濡らします。
全体的にシットリとなるように・・・ね。
で、そのタオルをどーするのかというと、
振り回すのです・・・
ワワワ、
水が回りに飛び散るじゃないですか?
いいのよ、
そう、ココからがタンゴの
プログレッシブ・リンクのお勉強です。
え? 濡れタオルを振り回すことが、
プログレッシブ・リンクの勉強になるって!?
はい。
タオルが男性で、飛び散った水が女性です。
???
こういう観点もあります。
タオルがリンクのときの男性の1歩目左足
飛び散った水が2歩目の右足です。
?○△★□?
言っている意味がよくわかりませんが・・・
OK。
では、説明いたしましょう。
濡れタオルの重さをMとします。
それが速度Vで運動をしている(振り回す)
このときのエネルギーを
MV(重さ×速さ)で表すとします。
そして、
振り回すと言う運動の結果、
水が、分裂して、出て行ったわけよね。
で、その出て行った水の重さをm
分裂するときの速度をvとします。
整理すれば、
速度Vで運動している重さMの濡れタオルが、
“分裂”して、
重さ(M-m)で速度V’のタオルと、
重さmで速度vの水に分かれたと言うこと
エネルギー保存の法則
「エネルギーには、
・運動のエネルギー
・位置のエネルギー
・熱エネルギー
・電気的エネルギーなど
多くの形態があるが、
これらは相互に転換することができ、
その総和は一定である」
により
MV=(M-m)V’+mv
となります。
(チョイ難しいけど、大丈夫?)
でも、
タオルから水が飛び出すときって、
言うなれば
タオルが急停止するコトですから、
速度V’=ゼロなんですね。
ということは、
MV=mv
このときの重さm(=水の重さ)は、
M(=タオルの重さ)に比べて小さいよね。
だから(水は)ものすごい速さで
飛び出していくことになる話。
まとめると、
“濡れタオルを振り回し、
水が飛び散る原理”からわかること
ある物体(今の場合は“水”だね)を
射出(しゃしゅつ=まっすぐに放出する)するには、
その物体を含む
本体(今の場合はタオル)の
運動を急停止させれば良い!
反対から言えば、
射出力を使うためには
急停止しなければならない・・・ってこと。
さぁ、ココまでついて来れました?
さて、話をタンゴの
プログレッシブ・リンクにつないでいこう。
本体運動・・・
男性のリンクのモーション(=動作・動き)
これが急停止することで
女性が“射出”される。
つまり
「リンクのリードをしました」
ってことになるんですね。
速い、シャープなリンクをお望みならば、
射出力(本体が急停止したとき射出される物体の働く力)
を身に付けること・・・というわけなんです。
また、別の観点から言えば
本体運動・・・
リンクのときの
男性の1歩目左足上でのモーション
これが急停止することで
2歩目の右足が
“射出”されたかのごとく、床に置かれる。
まぁ、これが男性のリンクのリードとも
重なりますけれどもね。
さて、イメージできるでしょうか。
ただしココで重要になってくるのは、
そう、
① 本体運動=男性のリンクのモーション
とはどんなものであるのか
② もうひとつの本体運動、
リンクのときの
男性の1歩目左足の上での
感覚はどんなものであるのか
を知らなきゃっダメよってことなのです。
そうでないと、
“女性を射出する”
なぁんてイメージをそのまますれば、
ものすごく荒いことを
やってしまうことになりかねないからね。
決して力任せにするのではなく、
むしろその反対!?
さぁ、続きは次号に…
続く 第302話へ
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まず、タオルを1枚用意して
それを水で濡らします。
全体的にシットリとなるように・・・ね。
で、そのタオルをどーするのかというと、
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ワワワ、
水が回りに飛び散るじゃないですか?
いいのよ、
そう、ココからがタンゴの
プログレッシブ・リンクのお勉強です。
え? 濡れタオルを振り回すことが、
プログレッシブ・リンクの勉強になるって!?
はい。
タオルが男性で、飛び散った水が女性です。
???
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タオルがリンクのときの男性の1歩目左足
飛び散った水が2歩目の右足です。
?○△★□?
言っている意味がよくわかりませんが・・・
OK。
では、説明いたしましょう。
濡れタオルの重さをMとします。
それが速度Vで運動をしている(振り回す)
このときのエネルギーを
MV(重さ×速さ)で表すとします。
そして、
振り回すと言う運動の結果、
水が、分裂して、出て行ったわけよね。
で、その出て行った水の重さをm
分裂するときの速度をvとします。
整理すれば、
速度Vで運動している重さMの濡れタオルが、
“分裂”して、
重さ(M-m)で速度V’のタオルと、
重さmで速度vの水に分かれたと言うこと
エネルギー保存の法則
「エネルギーには、
・運動のエネルギー
・位置のエネルギー
・熱エネルギー
・電気的エネルギーなど
多くの形態があるが、
これらは相互に転換することができ、
その総和は一定である」
により
MV=(M-m)V’+mv
となります。
(チョイ難しいけど、大丈夫?)
でも、
タオルから水が飛び出すときって、
言うなれば
タオルが急停止するコトですから、
速度V’=ゼロなんですね。
ということは、
MV=mv
このときの重さm(=水の重さ)は、
M(=タオルの重さ)に比べて小さいよね。
だから(水は)ものすごい速さで
飛び出していくことになる話。
まとめると、
“濡れタオルを振り回し、
水が飛び散る原理”からわかること
ある物体(今の場合は“水”だね)を
射出(しゃしゅつ=まっすぐに放出する)するには、
その物体を含む
本体(今の場合はタオル)の
運動を急停止させれば良い!
反対から言えば、
射出力を使うためには
急停止しなければならない・・・ってこと。
さぁ、ココまでついて来れました?
さて、話をタンゴの
プログレッシブ・リンクにつないでいこう。
本体運動・・・
男性のリンクのモーション(=動作・動き)
これが急停止することで
女性が“射出”される。
つまり
「リンクのリードをしました」
ってことになるんですね。
速い、シャープなリンクをお望みならば、
射出力(本体が急停止したとき射出される物体の働く力)
を身に付けること・・・というわけなんです。
また、別の観点から言えば
本体運動・・・
リンクのときの
男性の1歩目左足上でのモーション
これが急停止することで
2歩目の右足が
“射出”されたかのごとく、床に置かれる。
まぁ、これが男性のリンクのリードとも
重なりますけれどもね。
さて、イメージできるでしょうか。
ただしココで重要になってくるのは、
そう、
① 本体運動=男性のリンクのモーション
とはどんなものであるのか
② もうひとつの本体運動、
リンクのときの
男性の1歩目左足の上での
感覚はどんなものであるのか
を知らなきゃっダメよってことなのです。
そうでないと、
“女性を射出する”
なぁんてイメージをそのまますれば、
ものすごく荒いことを
やってしまうことになりかねないからね。
決して力任せにするのではなく、
むしろその反対!?
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