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そう言えば、
私にとってタンゴは、
ムッチャてこずった種目だったんだ。

どこにそんなにてこずったかって?

答えは、

ホールドシェイプ
 
タンゴ・ビギナーだった、
学連1回生の頃に味わった
“違和感” (第19話参照)
かなり長い間引きずっていたように思うんだな。

問題解決のために色々レッスンも受けたし、
ずいぶん練習もしたわよね。
「女性のタンゴ・ホールドはこうするべき」
ってな知識もいっぱい持っている。
特に難しい

左ホールドに関しては

そりゃあたくさんの方々からさまざまな
アドバイスをいただきましたモンね。
例えば、

「左手は親指で男性を下から押し上げ、
左肘(ひじ)を下に下げて、
男性の右肘(ひじ)を少し挟むイメージでね」


「スウィングダンスのときよりも
前に置いておきましょう」


「女性の左ホールドは、PPになったり(開いたり)
クローズになったり(閉じたり)する際の、
蝶番(ちょうつがい)のような役割をするから、
そのつもりで男性の右腕にカチッとはまるように」


「男性の右ホールドを作るような意識で」

ウーン、
どれも正解で、習ったときには
“なるほど納得!”ってなモノばかりなんだけど、
いざ、実践となれば、ナカナカ・・・
一回はマグレでできても、
次からはできなかったり、
カタチはできているようでも、
踊っている間にオカシーな感じに変わってしまったり。
きっと、時のリーダーさんにも
「ゴメンなさい」や「失礼しました」を
いっぱいしちゃってたんだろうなぁ。
必要以上に
男性のホールドを押し上げたり、
挟んだり、抱えこんだり、
反対にチカラが弱すぎたりして・・ね。

今から思えば、
そういう問題ってみんな
“腕だけでやっていたから”なんだな。
つまり、

ホールドを作る際

腕しか使っていなかった
ってこと。 

このブログをズーッとお読みくださっている方は、

ホールドは腕だけで作るものにあらず
床へのプレスや
カラダの中の筋肉や
骨や
呼吸や
相手への気持ちや
あれやこれやの

ダンス総合力で作るもの!!

という認識はすでにお持ちのハズよね。

そしてソレに加え
特に
男女が比較的コンパクトに組み、
より密接にかかわる&ソコから生まれる
シャープなアクションが要求される

タンゴの女性の左ホールドは

ダンス総合力が

かなりのレベルに達していないと

成り立ちにくい


・・・ってことを心得るべきなのでありまする!!
言い換えれば、

タンゴの左ホールドが

男性とシックリきて

美しいタンゴ・シェイプが作れる女性は

かなりの実力者


ゆえに、初心者の方はあせらず、
それ以外の方もジックリと見直していきましょうよ。



ジュンコ先生のタンゴレクチャー

「この間渡した
タンゴの組み方のプリント(309話参照)、どう?
やってみたかしら?
(プリントの)内容で質問のある人は・・・」
と、先生が言いかけるや、



元気良く手を上げる真理。



「真理ちゃん、どうぞ」



「ハイ!女性のシェイプが分かりません。
左ホールドが男性の右ホールドとしっくり来ないし、
上手くスタートも切れないんです」




問題点を整理してきた割には、
聞きたい気持ちが先立ってしまい、
フライングしそうな勢いで言い放った真理に、
ジュンコ先生は静かに聞いた。



「その問題は、プリントの中で、
具体的にどの部分をやってみて
出てきたものか言えるかしら?」



「あ、ハイ。
プリントで言えば、
⑥ “スイング・ダンスのときよりもシェイプはきつく” と
⑧ 女性、左へのシェイプを続けながら。
左アームを男性の右アームの後ろへと伸ばし始める 
ってところでまず、ひっかかりました」




ジュンコ先生は、しばらく考えていたが
「OK、では、
女性のタンゴ・シェイプのお話からしましょう。
ソレが理解できると、
女性の左ホールドと
男性の右ホールドの絡み方も見えてきて、

シックリ組めるイメージが付いてくる

そうなれば、

スムーズにスタートも切れる

・・・という風につながっていくでしょうから」



      続く 第312話へ



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