2007.10.14 (第264話)成熟のダンス「スロー・フォックストロット」XXⅦ スローの音楽を外す人々
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自慢じゃないが
(といって少々自慢なんだが)
この僕、今までどの種目に関しても
「音楽のタイミングが取れない!」
って、苦しんだことは一度もなかったんだ。
なぜってね、
若かりし頃、バンドを組んでいた時期がありまして、
そこでドラムを叩いていたんですよ
(え?そんな風に全然見えないって?クーっ)
ソノおかげもあって、
みんなが「難しい!」っていう
ルンバやチャチャチャだって、
たぶん一度も外したことはない。
少しくらい難解な音楽がかかっても、
「1・2・3・4」が分かれば、
問題なくスーッと音楽に乗って行け、
踊って楽しめることはできていたんだ、
僕なりに。
それガですよ・・・。
今回初めて、
あれぇ?踊れない!!
音楽のタイミングが取れない!!
を、味わってしまい、
もうビックリしたんだよ。
ソノ種目こそ、ソウ
スロー・フォックストロットなんだ。
僕が、習ったばかりの
フェザーステップ~
リバースターン~
スリーステップ・・と
一生懸命音楽に合わせて踊っていると、
先生が
「音楽、外れているよ」
エ~っ、マジですか?
で、言われたとおり
1・2・3・4の4を探して
左足予備足(捨て足)から万全を期してスタート。
スロー・クィック・クィック・・・
よーく聴きながら、踊っていたはずなのに、
また、
「音楽、はじめは合っていたけど、
途中から外れ出したよ」
コレにはもうガッカリ・・・っていうより、
これってひょっとしてエライコトじゃないの!?
って思ったわけ。
で、周りのみんなに聞いてみると、案の定
「イヤァ、スローはタイミング、難しいよ」
ときたもんだ。
先生談
「ええ、スローは音楽にピッタリ合って
踊っている人を見つけるほうが難しいわね(笑)
“ダンスは音楽の表現”という観点から
シビアに見るならば
大変多くの人が外れてしまっている・・・」
で、僕は聞いてみた。
「ルンバを外す人って多いですよね?
それより(外す人は)多いんですか?」
「ウーン、そうね。
それはなんともいえないけど、
ただ、ちょっと比べにくいのね。
なぜって
スローの場合とルンバの場合、
両者、
“音楽を外す・音楽が取れない原因”
がちょっと違うから」
ん?どういうこと?
ルンバは音楽そのもので外し
スローはやるべきテクニックが難しくて
音楽表現になっていない・・で外す
へ?じゃぁ、僕も早い話、
音楽の数字的には外れていないけど
スローのテクニック不足で
音楽に乗っていけなくなって
どうしても外れてくるってこと!?
「ええ、ソウ。
スロー自体のテクニック不足が原因で
外している人が圧倒的ね。
コレは言い換えれば、
スローのテクニックがついてくると、
もっと音楽が聴こえてきてくる
→音楽にのって踊れる
→音楽を外さなくなる
ってことでもあるわけよ(第15話参照)
そういえば、
ある有名なコーチャーが嘆いていたわ。
『スローの中で最も多い欠点は、
音(リズム)を正確に取れないことだね。
かなり経験を積んだ人でも、
S.Q.Qのリズムが甘い人が多くってね。
その原因は、
スローの踊り方の基本を知らないこと
・・・なんだよね』
へ?
音楽を外さなくなるための
スローの踊り方の基本?
イヤァ、知りたいですね。
ってことで、レクチャーにどうぞ!
続く 第265話へ
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この僕、今までどの種目に関しても
「音楽のタイミングが取れない!」
って、苦しんだことは一度もなかったんだ。
なぜってね、
若かりし頃、バンドを組んでいた時期がありまして、
そこでドラムを叩いていたんですよ
(え?そんな風に全然見えないって?クーっ)
ソノおかげもあって、
みんなが「難しい!」っていう
ルンバやチャチャチャだって、
たぶん一度も外したことはない。
少しくらい難解な音楽がかかっても、
「1・2・3・4」が分かれば、
問題なくスーッと音楽に乗って行け、
踊って楽しめることはできていたんだ、
僕なりに。
それガですよ・・・。
今回初めて、
あれぇ?踊れない!!
音楽のタイミングが取れない!!
を、味わってしまい、
もうビックリしたんだよ。
ソノ種目こそ、ソウ
スロー・フォックストロットなんだ。
僕が、習ったばかりの
フェザーステップ~
リバースターン~
スリーステップ・・と
一生懸命音楽に合わせて踊っていると、
先生が
「音楽、外れているよ」
エ~っ、マジですか?
で、言われたとおり
1・2・3・4の4を探して
左足予備足(捨て足)から万全を期してスタート。
スロー・クィック・クィック・・・
よーく聴きながら、踊っていたはずなのに、
また、
「音楽、はじめは合っていたけど、
途中から外れ出したよ」
コレにはもうガッカリ・・・っていうより、
これってひょっとしてエライコトじゃないの!?
って思ったわけ。
で、周りのみんなに聞いてみると、案の定
「イヤァ、スローはタイミング、難しいよ」
ときたもんだ。
先生談
「ええ、スローは音楽にピッタリ合って
踊っている人を見つけるほうが難しいわね(笑)
“ダンスは音楽の表現”という観点から
シビアに見るならば
大変多くの人が外れてしまっている・・・」
で、僕は聞いてみた。
「ルンバを外す人って多いですよね?
それより(外す人は)多いんですか?」
「ウーン、そうね。
それはなんともいえないけど、
ただ、ちょっと比べにくいのね。
なぜって
スローの場合とルンバの場合、
両者、
“音楽を外す・音楽が取れない原因”
がちょっと違うから」
ん?どういうこと?
ルンバは音楽そのもので外し
スローはやるべきテクニックが難しくて
音楽表現になっていない・・で外す
へ?じゃぁ、僕も早い話、
音楽の数字的には外れていないけど
スローのテクニック不足で
音楽に乗っていけなくなって
どうしても外れてくるってこと!?
「ええ、ソウ。
スロー自体のテクニック不足が原因で
外している人が圧倒的ね。
コレは言い換えれば、
スローのテクニックがついてくると、
もっと音楽が聴こえてきてくる
→音楽にのって踊れる
→音楽を外さなくなる
ってことでもあるわけよ(第15話参照)
そういえば、
ある有名なコーチャーが嘆いていたわ。
『スローの中で最も多い欠点は、
音(リズム)を正確に取れないことだね。
かなり経験を積んだ人でも、
S.Q.Qのリズムが甘い人が多くってね。
その原因は、
スローの踊り方の基本を知らないこと
・・・なんだよね』
へ?
音楽を外さなくなるための
スローの踊り方の基本?
イヤァ、知りたいですね。
ってことで、レクチャーにどうぞ!
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