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さて、CBMって覚えているかな?

コントラリー・ボディ・ムーブメント
CONTRARY BODY MOVEMENT
で、その意味は
「前進や後退をするときに
ステップする足の反対側のカラダを動かすこと。
回転を始めるためにする、カラダの動作」
(第224話参照)

簡単に言えば、
右足が出るときは左手が出て、
左足が出るときは右手が出る・・
手と足が逆に振られる動き
上半身と下半身を逆に回転する動作
まぁ、日頃の歩くという行為の中でもやってる
ごく自然な動作がCBMの原点ということだったね。

じゃぁ、CBMPは?

CBMに“P”がくっついてるよね。
で、“P”って何だ?
Pはポジジョン=位置ってことで
コントラリー・ボディ・ムーブメント・ポジション
CONTRARY BODY MOVEMENT POSITION
ということは、
CBMのポジション・・・
???何や、それ?
たいていこの辺で
「ヨウ、分からんけど、
まぁ、CBMに似たモン・・・でええわ」
ってサジ投げちゃうんだよな。

でもね、このCBMPって、
結構重要なワードなんだよ。
例えば、
アウトサイド・パートナー時は必須だし、
(パートナーの右横に前進すること)
タンゴでも当たり前のように出てくる。
シリーズ中のスロー・フォックストロットの
絶対外せないフィガーフェザー・ステップ
その中からもう顔を出しているんだもん。
この際、お勉強しておくと後々役立つってわけ。


では、改めまして

CBMPの定義から。

「片方の足が他方の足の延長線上に、
またはカラダを横切って
前進または後退するときの足の位置」

ん?足の位置?
ソウなんだ。
つまり

CBMは ボディの動きのことで、

CBMPは 足の位置のこと。

じゃぁ、何をやったときの
足の位置かをもう一度、ザッと解説すれば

両脚を揃えてまっすぐ立つ
片方の足、例えば“左足”に体重を乗せるとしよう。
その左足のまん前
または真後ろを横切ったところに
もう一方の足“右足”を
カラダの回転を伴わないで、
そのまんまステップする。
その時の右足の位置を
前にステップしたら
“CBMPに前進”
後ろにステップしたら
“CBMPに後退”というわけ。

もっと言えば
CBMが強くかかって、
一直線上に足を置いて歩く
アクションになったとしよう。
その時の足の位置をCBMPって言う
んだ。
(CBMについては第224話参照)

ん?

「じゃぁ、CBMの強くかかった
モデルウォークはCBMPジャン!」
だって?
アァ、一直線上に
足をクロスするように出しているモンね。
こうやると、
細ーいスキマでも、歩けるでしょ?
だから、
アウトサイド・パートナーの時にはいいわけよ。

気をつけなきゃなんないのは、

CBMPは足の“位置”であるが

その位置は“動いた”結果

できあがるモノであって

“カタチ”ではない
ってこと。

どういうことかというと
例えば、
“右足OP(アウトサイド・パートナー)で
CPMPに前進”
ってテキストに書いてあるからって、
そのまんまカタチだけをマネしようと思って
“左足に体重を乗せ、そのまん前、
一直線上に、カラダを回転させないように
注意しながら右足を置いた”
って、実は、
足がヨレてるだけになっちゃってるかもよ。
つまり、カタチだけ足の位置を決めたって、
実践ではあんまり役に立たないってことなんだ。

「キミ、CBMPができていないよ」
という注意を受けたなら、
足の位置を見直すよりも、
カラダの動き、もっと言えば、
カラダの中の使い方を見直すべきだね。
・・・ってことで、
フェザー・フィニッシュの
3歩目のCBMPに話を戻そう。


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      続く 第258話へ



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