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エクササイズ&プラクティス集へ
私、スローのリバース・ターンって超苦手。
ヒールターンの部分も難しくてイヤだけど、
それよりも、
後半のフェザー・フィニッシュ、
モウやりにくいったらありゃしないの。
どうやりにくいかは
・・・相手によってさまざまなんだけどね。
まず、
ヒールターンが終わって右足前進のあとの、
左足前進、
つまり、
フェザー・フィニッシュの1歩目よね。
アレから、なんだかスムーズに行かないの。
引っ張られたり、逆に相手にぶち当たったり、
ソウかといえば、
男性がはやーくに
左のボディを開いてしまうせいか、
エライ左に回されたり・・・
だから、2歩目の右足も上手く行かない。
一生懸命、
男性に食らいついていこうと頑張るんだけどね、
ソレなのに気がついたら、
横1列に並んだ、
不細工なフェザーフィニッシュに
なっちゃってることも多い。
なんだかねぇ、
女性にとってシックリくる
“居場所”がないわけよ。
ソレなのに、
「ボディコンタクトが外れてしまう。
こんなにズレたら次のスリーステップに入れない」
って文句言われたり
「もっと男性のほうに思い切って前進して、
横っ飛びくらいの気持ちで
フェザーフィニッシュして欲しい」
なんて注文出されるわけ。
ところがね。
この間、すごくお上手な人と出会ったんですよ。
マッタク苦労なく、
フェザー・フィニッシュに入れるの。
まず、1歩目の左足がスーッと躊躇なく出れて、
特に何もしないでも、きれいに
フェザーの形になっていて、
そのまんまスムーズに後退していける。
ソレまでは、
女性の前進→横→後退って
忙しい動きだナァと思っていたんだけど、
ソノ人と踊ったら、
全然ソウ(忙しく)は感じない。
そう、いつも
女性の居場所が確保されている
・・・そんな感じだったわ。
アレって、何なんだろう?
ジュンコ先生のスローの
リバース・ターン・レクチャー、
まずは男性の話から始まっている。
「男性、1歩目後退する右足はとっても重要よ。
なぜなら、この上で
リバース・ターン前半での
外回り運動から
内回り運動に変化、
そして、
後退の運動が前進に
切り替わるところだから。
これらを女性に対するアクションとしてみれば、
ヒールターンが終わった女性の
外回りのアクションを促し
前進を後退に切り替えてあげる
大切なジョイント部分にあたるのよ」
「ソノ男性の意識というか、リードが、
右足のフットワークに出ているんでしょうか?」
(第252話参照)
森田さんが聞くと
「ソウなのよ。
女性と組んで試してみましょうか」
みんなはカップルになって、
おのおのフェザー・フィニッシュをやってみている。
・・・しばらくして
「ホォ~
女性の運動を切り替えてあげようと
意識するだけでも、全然違うものですな」
平田さんが言い出した。
「しっかり女性の左足を前進させてあげて、
それから、先に後退してもらえるように
と思ってやったら非常に動きが丁寧になりますな」
「ソレはいいことだわ(笑)
他の人はどんな感じかな?
それに、フットワークはドウかしら?
右足のフットワークが
THT(トウ→ヒール→トウ)
となっているかな?」
「先生、あんまり
ヒール(H)に乗った気がしない
のですが、それでいいんでしょうか?」
坂田さんだ。
「ウーン、
いいとも悪いとも両方言えるのよ、
その辺は・・・。
一緒に踊っている女性に
聞いてみるのが一番いいわね。
え~カナちゃん、
ドウかな?やりやすい?」
カナちゃんは困惑気味の顔で
「なんか、良く分からないナァ。
ただ、なんていったらいいんだろう?
はじかれるような感じがして、
左足前進した上で
ゆっくりしていられない感じがするんです。
早く次の右足を出さないと
男性においていかれそうな気がするし、
あ、ソウ!
全体的に、どこに立っていたらいいか
分からなくなるんです」
「OK。
どうも女性はやりやすくはないみたいね・・・」
「じゃぁ、これではドウかな?」
坂田さんはカナちゃんと組んで
もう一回フェザーフィニッシュを試みる。
「右足のヒールに
しっかり乗ってみたんだけど・・・」
「ウーン、今度は
左足の上でせかされることはなくなったけど、
次の右足の動きをとめられたような気がするわ」
「難しいナァ~」
ジュンコ先生は
二人のやり取りを微笑みながら聞いていたが
「OK。
では男性の右足での動きを
ジックリ見てみましょうか・・・」
次号へ
続く 第254話へ
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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それよりも、
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・・・相手によってさまざまなんだけどね。
まず、
ヒールターンが終わって右足前進のあとの、
左足前進、
つまり、
フェザー・フィニッシュの1歩目よね。
アレから、なんだかスムーズに行かないの。
引っ張られたり、逆に相手にぶち当たったり、
ソウかといえば、
男性がはやーくに
左のボディを開いてしまうせいか、
エライ左に回されたり・・・
だから、2歩目の右足も上手く行かない。
一生懸命、
男性に食らいついていこうと頑張るんだけどね、
ソレなのに気がついたら、
横1列に並んだ、
不細工なフェザーフィニッシュに
なっちゃってることも多い。
なんだかねぇ、
女性にとってシックリくる
“居場所”がないわけよ。
ソレなのに、
「ボディコンタクトが外れてしまう。
こんなにズレたら次のスリーステップに入れない」
って文句言われたり
「もっと男性のほうに思い切って前進して、
横っ飛びくらいの気持ちで
フェザーフィニッシュして欲しい」
なんて注文出されるわけ。
ところがね。
この間、すごくお上手な人と出会ったんですよ。
マッタク苦労なく、
フェザー・フィニッシュに入れるの。
まず、1歩目の左足がスーッと躊躇なく出れて、
特に何もしないでも、きれいに
フェザーの形になっていて、
そのまんまスムーズに後退していける。
ソレまでは、
女性の前進→横→後退って
忙しい動きだナァと思っていたんだけど、
ソノ人と踊ったら、
全然ソウ(忙しく)は感じない。
そう、いつも
女性の居場所が確保されている
・・・そんな感じだったわ。
アレって、何なんだろう?
ジュンコ先生のスローの
リバース・ターン・レクチャー、
まずは男性の話から始まっている。
「男性、1歩目後退する右足はとっても重要よ。
なぜなら、この上で
リバース・ターン前半での
外回り運動から
内回り運動に変化、
そして、
後退の運動が前進に
切り替わるところだから。
これらを女性に対するアクションとしてみれば、
ヒールターンが終わった女性の
外回りのアクションを促し
前進を後退に切り替えてあげる
大切なジョイント部分にあたるのよ」
「ソノ男性の意識というか、リードが、
右足のフットワークに出ているんでしょうか?」
(第252話参照)
森田さんが聞くと
「ソウなのよ。
女性と組んで試してみましょうか」
みんなはカップルになって、
おのおのフェザー・フィニッシュをやってみている。
・・・しばらくして
「ホォ~
女性の運動を切り替えてあげようと
意識するだけでも、全然違うものですな」
平田さんが言い出した。
「しっかり女性の左足を前進させてあげて、
それから、先に後退してもらえるように
と思ってやったら非常に動きが丁寧になりますな」
「ソレはいいことだわ(笑)
他の人はどんな感じかな?
それに、フットワークはドウかしら?
右足のフットワークが
THT(トウ→ヒール→トウ)
となっているかな?」
「先生、あんまり
ヒール(H)に乗った気がしない
のですが、それでいいんでしょうか?」
坂田さんだ。
「ウーン、
いいとも悪いとも両方言えるのよ、
その辺は・・・。
一緒に踊っている女性に
聞いてみるのが一番いいわね。
え~カナちゃん、
ドウかな?やりやすい?」
カナちゃんは困惑気味の顔で
「なんか、良く分からないナァ。
ただ、なんていったらいいんだろう?
はじかれるような感じがして、
左足前進した上で
ゆっくりしていられない感じがするんです。
早く次の右足を出さないと
男性においていかれそうな気がするし、
あ、ソウ!
全体的に、どこに立っていたらいいか
分からなくなるんです」
「OK。
どうも女性はやりやすくはないみたいね・・・」
「じゃぁ、これではドウかな?」
坂田さんはカナちゃんと組んで
もう一回フェザーフィニッシュを試みる。
「右足のヒールに
しっかり乗ってみたんだけど・・・」
「ウーン、今度は
左足の上でせかされることはなくなったけど、
次の右足の動きをとめられたような気がするわ」
「難しいナァ~」
ジュンコ先生は
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「OK。
では男性の右足での動きを
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