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チョット中休み エッセイvol.6 

ワルツ・カルチャーショック

~競技用ワルツ? 社交用ワルツ? ①~


オイオイ、ワルツだけで何話書く気やネン?

へ?お望みならばナンボでも。
やっと佳境に入ったばっかしやモン。

あのなぁ、他にも種目いっぱいあるんやし、
いったんワルツは“お開き”にして、
まずはザット基礎テクだけの紹介で終えて、
ドンドン先に行きましょうや。
ホンで、上級テクやらバリエーションについては、
また今度ということでドナイや?

そやな。
よっしゃ、ホナ次、行こか。
次はなぁ~アレにしよ。 
私の大好きなアノ種目! 
楽しみやナァ。
・・・の前に、

ジャジャン!!

私、けじめを付けさせていただきます。
って、突然なんよ?
実は、私、
ワルツには特別な思い入れがありまして・・・
シリーズの最後にそのワルツへの熱き思い、
語らせていただきましょう。

と言いますのも、
私がこの魅惑の世界に足を踏み入れたのは、
初めて大学のボックス(部室)で触れた
ワルツ(第1話参照)での
カルチャーショックがきっかけなもんで。
それから学連4年、
プロになって6年の計10年
競技の世界での悪戦苦闘の間、
ズーっとワルツと一緒に過ごした・・・。
ソウ、私にとって

ワルツとは

競技ダンスの象徴
だったんだ。

学連当時、
優雅な3拍子の音楽が、
勇壮な軍艦マーチに聞こえていたかのようなアノ頃、
目いっぱいカラダをストレッチさせ、
ホールドを高らかに張り、
思いっきりライズ&ロウァーして、
できる限り大きく動く。
ボックスで鍛えた忍耐力、
苦しくても笑顔を作る演技力
そして、その先に待っているのは“勝利”だ。
汗と涙と努力の分だけ、
絶対に上手になれると信じていたし、
実際にある程度の成績も取ったし、
それなりの充実感はあったけれど
今のジュンコ先生が、
その頃の“ジュンコのワルツ”を見たら、
ドウだろう?
「ワルツを踊る本当の楽しみってモノを
まだ知らないわね」

誤解のないように言っておくが、
これって別にイヤミではない。
言葉を変えれば、
「これからが楽しみね!

ワルツを踊る喜びを知っていく

プロセスってそれこそ魅惑的
よ」

ってことだもの。

プロになってすぐ、
私は、今まで認識していたワルツなるものが、

“Waltz”という

とてつもない大海の中のゴクゴク一部の
“よどみ”“たまり”でしかなかったことを
知っちゃったんだ。

それは、スタジオ勤務を始めてまもなく
師匠に連れて行かれた今は亡きダンスホール
“宗右衛門町のメトロ”でのこと。
私はここで、
大学のボックスで初めてダンスに出合った以来の
カルチャーショックを受けることとなったのだ。

円形で天井高く
おとぎの国の宮殿みたいなホールの
2階のボックス席から下を見ると、
わぁ!たくさんの人が、うごめいているよ。

ズン・チャッ・チャッ  

ズン・チャッ・チャッ

生バンド演奏の音響効果も素晴らしく、
ノスタルジックに聞こえくるミュージックは

わ・る・つ!?

す、すごいナァ。
戯れ(たわむれ)・男と女・タバコ・煙・恋愛・・
さまざまな、ワードが
頭の中に浮かんでは消えてゆく。
これって、ひょっとしてヤバイんでない? 
なんか、エライ世界に
足を突っ込んじゃったんじゃぁないの?
言い知れぬ不安感・緊張感。

学連の競技会で、
「エイ・エイ・オー」
とやっていたモロ体育会系出身の私にとっては、
この“ワルツ”ならぬ、
“わるつ”の洗礼は、
チト刺激がきつすぎたようで・・・
ホンマ“ダンスホール”って言う響きからして
キョーレツだわね。
今、思い出すと、
「あぁ、おぼこ(世慣れしていないこと)
過ぎたんよ、あんたが」
って感もあるんだが、
初めてみる光景に、私、
マジびっくりしちゃいましたモンね。
それにコウも思ったよ。

へぇ~ 競技以外に

ダンスを趣味で楽しむ人たち

・・・ってこんなにもいるのねぇ~


ソウなのだ。
私は、ダンスの世界について
あまりに知らなさ過ぎたのだ。
ぶっちゃけて言えば、プロの世界が、
生徒さんなり、お客さんナリを
教えることで成り立っているとも知らず、
賞金でやっていく世界なんかナ?
ってくらいに思っていたし・・。

そういえば大学の頃、
プロのレッスンを受けに
教習所(今でいうスタジオ)に行ったとき、 
師匠と知らないオバ様(つまりは生徒さん)が
踊っているのを見るにつけ、
「あれ?何してハルんやろ?
何で自分のパートナー以外の人と
踊ってハルンヤロ?」
ってホンキで思っていたくらいなんだから、
モウ、今から考えれば、笑っちゃうよね。
それくらい、
自分が上手くなることしか
興味がなかった
ってわけなんだけれどもね。

で、もっと恐ろしいことに、
そのオバ様とワルツを踊る師匠の姿を見て、
私、???状態に陥ってしまったんですねぇ。
「アレ?ワルツってこんなんなの?」
エ~、これは大きい声で言えないんだけれど、
実はね、
“あんまり上手に見えなかった”ってワケ。
なぜって、
当時の私がイメージしていた“上手い人”に比べ
ホールドも割とフネってしていて、
ガンガン張っていない。
歩幅だって小さいんだ。
それに、全然ビューンって飛ばして踊らないんだもの。 
こんな歩くようなんで、エエの?って感じよね。
でも、ただ一点、

音楽はすごく良く聞こえた

しかもいい音楽だナァって感じた・・


どういうことかというと、
音楽だけを聞いているよりも
踊っている人たちを見ながら音楽を聞いたほうが、
なんだか立体的に聴こえてくるというか。
それに、師匠とオバ様が
音楽にすっぽり包まれ、はみ出していない
なんか、ソコには

安らぎがあって、

今まで大学のボックスや競技会場では見たことのない
不思議な穏やかさみたいなものを感じたんだ。

ボックスやダンスホール・メトロで
受けたものほどではないけれど、
今から思えば、
ワルツ・カルチャーショック第3弾
といったところだったんだと思う。

さてさて
ナァーんにも知らないのに
“もっと上手くなりたい!”の一心で、
プロの世界に飛び込んじゃったジュンコは、
数々の経験を通し
競技の象徴としてのワルツだけではない世界、

社交としてのワルツ 

そして、

セルフ・アート(自己芸術)

としてのワルツ


に目覚めてゆくことになるのだが・・・。
                            


      続く 第236話へ


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