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エクササイズ&プラクティス集へ



チョット中休み エッセイvol.5 

使える足首にする・エクササイズ

~“足を使って踊る”ために“使える足を創る” ④~


「チョット中休み エッセイ」のはずが、
“休み”どころか、
エライ“本気”になってきちゃいましたが、
初心者ヒデ君が、
ダンスで“足を使う”ことに目覚め、
同時に“使える足”へと進化していく過程を
(まだ、今回はその取っ掛かりですけどね)
一緒に体験していただければということで、
モウしばらくお付き合いのほどを・・・。



「このエクササイズはね、
子供さんたちの
バレエ・レッスンをアレンジしたモノなのよ」



「子供って何才くらい?」



「8才くらい・・・」



「わぁ、それなら、オレなんか楽勝ヤロ。
コレでも運動神経はあったほうやねんから」




なぜか、過去形なのが気になるけれどね。



さっそくやってみましょうってコトで
両脚をまっすぐ前に伸ばして床に座ってね。
両足の親指をきちんとそろえて、
ヒザも合わせて、両手をひざの上において・・・。
では、姿勢を作るわよ。
おへそを、背骨のほうにグッと引っ込めて、
で、背中のほうは、尾てい骨を床にしっかりと下ろし、
ソコから背骨を上に伸ばす
頭もまっすぐ上に引っ張って・・・」




と、説明しているうちに、
もうヒデ君に異変が・・・



「あれ?まっすぐ座られヘン。
背中も伸びヘンわ」




さっきの強気はどこへやら、
早くも悲鳴を上げているよ。



「痛ぁ~、きついなぁ。」



「何言ってんの、まだ座っただけじゃない。
ココからエクササイズ、スタートよ。
では、ハイ、
足首を直角に曲げる
かかとをカラダから遠ざけるように伸ばして、
ヒザの裏を床に押し付けて

しっかりストレッチさせてね」




「そ、ソンなん無理や」



ヒデ君、どうしても背中がまん丸になってしまうし、
アララ、太ももがプルプル震えている。 



「この足の状態をバレエでは
“フレックス”って言うのよ」
なんて説明、耳に入らないみたい。
もう、彼、必死。

「次は、指はそのまま伸ばさないで、
甲の部分だけを遠くに伸ばすの。
“ドゥミ・ポアント” っていう足の状態よ」



「え?指は反って立てておくの?」



「そうよ」



「ナンカ、すごい力入るけど、エエノン?」



「もちろん」



「ジュンコ先生、
いっつも『力を抜いてね』って言ってるのに?」




「これは、
足首を強くしなやかにする
エクササイズ
だから良いの。
それに足首のレール(第212話)
安定させるためには、
グラグラ・ぐにゃぐにゃだとダメなのよ。
足首はただ柔らかいだけではアカンの。
強くないと・・・」

「じゃ、最後の足の状態を作るわよ。
指も伸ばすの。
甲からつま先を遠くに伸ばすってこと。
ね、バレエらしい足でしょ?
この状態を“ポアント” っていうのよ」



「うぅ・・足の甲、ツリそうや」



「足の甲も指も
内側に曲げようとはせずに、
遠くに伸ばそうとして
ね。
あ、ヒザが床から浮いたらアカンよ。
姿勢も気をつけて・・・」
で、丸まった背中を直そうとすると



「アカン!アカン!無理!無理!
これ以上伸びヘン!」


ヒデ君、叫んでいる。



「では、足首を直角に曲げる“フレックス”
甲だけ伸ばす “ドゥミ・ポアント”
指と甲を伸ばす“ポアント”
以上を順番どおり4回繰り返しましょう!



「ええーーーっ」



何とかやり終えたヒデ君
「こういうジーっとして、
痛みに耐えるようなん、一番苦手や。
走ったり、飛んだり、
動き回る運動は得意やけど」




「じゃぁ、カラダのクセを取る、
矯正するエクササイズは、あなた、苦手やろね。

自分のカラダの変化を

ズーっと感じながら

ゆっくりやるもの
だから。

痛みもカラダの変化なんだから、
ジックリと味わってあげないとダメよ。
痛みという感覚に乗せて
カラダはいろんな情報をくれるんだから。
ちょうどいい加減ってモンが分かってくるし」
って注意すると



「そんなん言うても、我慢でけへんわ。
こんなんよう(よく)、お子様、やってるなぁ」




「こういうエクササイズは、
地道に続けてこそ効果があるのよ。
きちっとした姿勢で、
両脚を合わせてシャンと伸ばして座っているだけでも、
足や足首が強くなる。
背中をまっすぐにして座れないときは、
背中を壁に付けて補助したり、
タオルをカカトのところにひっかけて
手で引っ張りながらやってもいい
のよ」
といい、タオルを手渡すと、



「アァ、コレやりやすいわ。
苦しくなったら、
タオル引っ張っておいたらエエし(笑)」




「足首を強くしなやかにするためには、実は

足底筋(そくていきん)

を鍛えることも必要なのよ」



「ソクテイキン? 
それ、どこにあるの?」




土踏まずを形成する筋肉よ」



「あぁ、そうなんや」



「バレエの世界でもね
“つま先が伸びない、
トウシューズで立てない”は、
足首だけではなく
足底筋が弱いからと言われているのよ。



「ヘェ、色々アルんやな。
で、鍛えるためにはどうしたらエエの?」




「その前にまずは、
足底を柔らかくすることね。
それから、
足の指も1本1本独立して動くようにさせないとね、
ひとかたまりでドンはダメよ。
目指すは、
足の指で“グー・パー”ができるくらい



「そんな器用な・・・」
と、ブツブツ言いながらも、
指示通りに自分の足底、
指を丹念にモミ始めたヒデ君。



で、指示の内容は
足裏を縦2つに折りたたむようにする。
センター辺りに縦の線が入るくらい。
線に沿ってしっかりもんだ後、
その線の内側(親指より)外側(小指より)も
縦にしっかりとモム。
次に、
足首のレールからつながる、
“ダンスウォーク・ライン”を足底につけるようにモム

どうするかというと、
内側のくるぶし直下の足底に
(かかとのちょっと前の土踏まず辺り)から
親指の付け根と
そのお隣の人差し指の付け根辺りにまっすぐ引いた線

コレがダンスウォーク・ライン。
それに沿ってもんだり、ゲンコツでグリグリしたり・・・
それから、足指1本1本をモミほぐす。
伸ばしたり曲げたり・・・
で、最後に、
足の指の間に手の指をグーッと突っ込んで、
ニギニギして、足首をグルグル
回す。



「痛い!

・・・でもこうやっていると
キモチ良くなってくるなぁ」




ヒデ君、まるで粘土細工でもやっているかのように
無心になって自分の足裏と向き合って・・・
コレって、なかなか面白い光景なんだよな。



セルフ・足底ケアは、

気が向いたときにでもしょっちゅうやっていると、
足底バランスが良くなってくるわよ。
踊る前にもやったほうが絶対いいわね。
靴を履いたときの感覚が違うもの。
足がつったりやナンカのケガ防止になるし」



「さてと、ストレッチが終わったところで、
次に“タオル引っ張りっこ”で勝負しよう!」



「エ、何?」



「タオルをつかんで引っ張り合うのよ」



「ソンなん、俺が勝つに決まってるヤン・・・
一体何のためにするの?」




「手じゃなくて、足でするのよ」



「へ・・?」



「しっかり、タオルを足でつかんで・・・」



「エッエッ、ちょっと待って、つかまれへん!」



タオルギャザーっていう、
タオルを足でつかんでたぐり寄せるって言う
エクササイズがあるのよ、足底筋を鍛える。
タオルでなくても、
スーパーボールやゴルフボールつかみでもいいわ」



「お、そのほうが面白そうやな。
スーパーボール、買いに行こ!」

と、ちょっと元気を取り戻した様子。



なぁんて感じで始まった、ヒデ君の

ダンスで使える足になる大改造計画

後、コレだけはやっておいてと指示を出した、
ルンバの踏み変えエクササイズ(第142話)と共に頑張って、
そうね、2週間くらい過ぎた辺りかしら

ヒデ君に変化が・・・。



      続く 第214話へ


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