2007.08.13 (第202話)社交ダンスの華「ワルツ」XXⅤ 足ブラエクササイズ
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では、これから
レッグ&ヒップスイング感覚を練習します。
名づけて、足ブラエクササイズ
① 何か踏み台になるものを用意して、壁に沿って置く
(安定感のある椅子、電話帳を重ねてもいいですね)
② 自分のカラダの左側に壁が来るように位置し、
左足を台の上に乗せる。右足は下に垂らす。
③ 左手を壁につけてバランスを取りながら、
下に垂らした右足をブラブラと前後にスイングさせる。
これは、ナチュラルターンの第1歩目の
レッグ&ヒップスイング感覚です。
さぁ、右足をブラブラしながら、
自分のカラダ、観察してみましょうか。
観察その1
空いている右手でみぞおち辺りに触れてみて。
あ、動いている・・・。
つまりは、ココから足。
ソウ、「みぞおちから足」でもうおなじみの
大腰筋部分から動いている感覚なんですね。
※大腰筋に関する記事は第23・62・99・100・141話参照
で、ここからが大事な話だよ。
これは、
簡単に大腰筋を鍛える
“とっておきエクササイズ”
でもあるんだ。
ポイントは、
垂らしたほうの足をブラブラスイングさせながら、
大腰筋がグングン伸びていくゥ~
というイメージを持つこと。
面白いことに、
これだけのことで本当に“伸びる”んだから!
つまり、足が長くなっちゃうの。
試しに、約2分ほどブラブラしたら
台から降りて普通に歩いてみて。
足ブラした方だけが、
「アレ?ホント長くなっている!?
左右の脚の感覚が違うよぉ」
って大騒ぎになるかもね。
モチ、それで大丈夫。
もう一方の足もブラブラすれば、
同じように伸びるから即解決するよ!!
観察その2
空いている右手の甲で
“仙骨”を軽く押さえる。
※仙骨に関する記事は第198・199話参照
で、どれだけ右足を大きくブラブラしても、
仙骨がジッと安定していれば、
バランスが取れるし、
頭も静かでいられることを確認しよう。
仙骨と隣にある腸骨の間の
仙腸関節が
良い具合にユルンでいると、
そうできる。
※仙腸関節に関する記事は第197話参照
これが、
中心の軸をぶらすことなく
レッグ&ヒップスイングするポイントでもあるんだ。
試しに、わざと足ブラしている側の足と共に、
仙骨もぶらしてみよう。
途端にバランスが悪くなり、頭がぶれるだけではなく、
観察その1の大腰筋から
スイングする感覚の大腰筋が伸びる感覚ともに、
なくなってしまったはずだ。
ッテことは、仙骨にぶれがあると、
大腰筋の働きが活かせない!!
を覚えておかないといけないね。(第197話)
観察その3
今の場合、
台に乗っている足が
サポーティングフット(=左足)で、
台に乗らず垂れている足が
リーディングフット(=右足)となるわけだが、
「レッグ&ヒップスイング・アクションとは、
サポーティングフットの上で
上手く重心を外していく最良の手段」だったね?
(第201話参照)
ということは、
足ブラでそのスイング状態を作っている今、
サポーティングフットである左足を観察したら、
“上手く重心を外している感覚”を
知ることができるハズだよね。
ってことで、左足の骨盤辺りに注目してみるよ。
(変化が分かりやすいように、
大きい目に右足をブラブラしてみてね)
そのまま、左足のソケイ部辺りに触れてみよう。
右足がブラブラされるごとに、
一緒に動いているのが分かるだろう。
これはアノ、腸骨と大腿骨をつないでいる筋肉、
腸骨筋の動きだ。
※腸骨筋に関する記事は第150・183・184話参照
プラス、左足の骨盤の中でも、
背骨と大腿骨をつないでいる大腰筋が働いている。
それを証拠に、右足がブラブラされるごとに、
みぞおちあたりも一緒に動いているのが分かるだろう。
つまり
大腰筋によって、足を背骨に引っ張ってもらう
腸骨筋によって、足を腸骨に引っ張ってもらう
・・この二つの吊り上げがあるから、
思う存分スイングアクションをおこし、
サポーティングフットの上で
思い切って重心を外していっても大丈夫!なんだ。
以上をまとめると、この
両インナーマッスルの働きが
(=大腰筋と腸骨筋、あわせて腸腰筋)
サポーティングフット上で
上手く重心を外す大きなポイント
加えて
仙骨の安定および
仙腸関節がユルむことが、
重要な条件となってくる。
サァ、観察が終わったら、足を変えてやってみよう。
つまり、左足の足ブラだ。
なお、足ブラエクササイズは1日何回やってもOK。
家の中、会社、町を歩いていて・・段差を見つけたら、
やってみるのもいいかもね。
続く 第203話へ
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② 自分のカラダの左側に壁が来るように位置し、
左足を台の上に乗せる。右足は下に垂らす。
③ 左手を壁につけてバランスを取りながら、
下に垂らした右足をブラブラと前後にスイングさせる。
これは、ナチュラルターンの第1歩目の
レッグ&ヒップスイング感覚です。
さぁ、右足をブラブラしながら、
自分のカラダ、観察してみましょうか。
観察その1
空いている右手でみぞおち辺りに触れてみて。
あ、動いている・・・。
つまりは、ココから足。
ソウ、「みぞおちから足」でもうおなじみの
大腰筋部分から動いている感覚なんですね。
※大腰筋に関する記事は第23・62・99・100・141話参照
で、ここからが大事な話だよ。
これは、
簡単に大腰筋を鍛える
“とっておきエクササイズ”
でもあるんだ。
ポイントは、
垂らしたほうの足をブラブラスイングさせながら、
大腰筋がグングン伸びていくゥ~
というイメージを持つこと。
面白いことに、
これだけのことで本当に“伸びる”んだから!
つまり、足が長くなっちゃうの。
試しに、約2分ほどブラブラしたら
台から降りて普通に歩いてみて。
足ブラした方だけが、
「アレ?ホント長くなっている!?
左右の脚の感覚が違うよぉ」
って大騒ぎになるかもね。
モチ、それで大丈夫。
もう一方の足もブラブラすれば、
同じように伸びるから即解決するよ!!
観察その2
空いている右手の甲で
“仙骨”を軽く押さえる。
※仙骨に関する記事は第198・199話参照
で、どれだけ右足を大きくブラブラしても、
仙骨がジッと安定していれば、
バランスが取れるし、
頭も静かでいられることを確認しよう。
仙骨と隣にある腸骨の間の
仙腸関節が
良い具合にユルンでいると、
そうできる。
※仙腸関節に関する記事は第197話参照
これが、
中心の軸をぶらすことなく
レッグ&ヒップスイングするポイントでもあるんだ。
試しに、わざと足ブラしている側の足と共に、
仙骨もぶらしてみよう。
途端にバランスが悪くなり、頭がぶれるだけではなく、
観察その1の大腰筋から
スイングする感覚の大腰筋が伸びる感覚ともに、
なくなってしまったはずだ。
ッテことは、仙骨にぶれがあると、
大腰筋の働きが活かせない!!
を覚えておかないといけないね。(第197話)
観察その3
今の場合、
台に乗っている足が
サポーティングフット(=左足)で、
台に乗らず垂れている足が
リーディングフット(=右足)となるわけだが、
「レッグ&ヒップスイング・アクションとは、
サポーティングフットの上で
上手く重心を外していく最良の手段」だったね?
(第201話参照)
ということは、
足ブラでそのスイング状態を作っている今、
サポーティングフットである左足を観察したら、
“上手く重心を外している感覚”を
知ることができるハズだよね。
ってことで、左足の骨盤辺りに注目してみるよ。
(変化が分かりやすいように、
大きい目に右足をブラブラしてみてね)
そのまま、左足のソケイ部辺りに触れてみよう。
右足がブラブラされるごとに、
一緒に動いているのが分かるだろう。
これはアノ、腸骨と大腿骨をつないでいる筋肉、
腸骨筋の動きだ。
※腸骨筋に関する記事は第150・183・184話参照
プラス、左足の骨盤の中でも、
背骨と大腿骨をつないでいる大腰筋が働いている。
それを証拠に、右足がブラブラされるごとに、
みぞおちあたりも一緒に動いているのが分かるだろう。
つまり
大腰筋によって、足を背骨に引っ張ってもらう
腸骨筋によって、足を腸骨に引っ張ってもらう
・・この二つの吊り上げがあるから、
思う存分スイングアクションをおこし、
サポーティングフットの上で
思い切って重心を外していっても大丈夫!なんだ。
以上をまとめると、この
両インナーマッスルの働きが
(=大腰筋と腸骨筋、あわせて腸腰筋)
サポーティングフット上で
上手く重心を外す大きなポイント
加えて
仙骨の安定および
仙腸関節がユルむことが、
重要な条件となってくる。
サァ、観察が終わったら、足を変えてやってみよう。
つまり、左足の足ブラだ。
なお、足ブラエクササイズは1日何回やってもOK。
家の中、会社、町を歩いていて・・段差を見つけたら、
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