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エクササイズ&プラクティス集へ
ワルツのナチュラル・ターンの1歩目で、
できるだけ大きくカラダを運びたい・・・とする。
そのとき、
サポーティングフット(左足)を意識的に、
シッカリ使おうとしたり、
リーディングフット(右足)を意識して、
大きく踏み出そうとしたり、
するよりも
サポーティングフットの上で、
リーディングフットを前後に振って、
その振りを利用して、
“右足”の上にカラダをできるだけ大きく運ぼう!が、
どうもベストなようで。
(第200話参照)
それでもって、そのアクションの正体が、
レッグスイングとヒップスイング!?
このとき
サポーティングフットは、何をしているんだろう?
リーディングフットとの関係は?
そして、
レッグスイングとヒップスイングとの関係も・・・
というモロモロの話を、ジュンコ先生にお願いしまーす。
「まず、確認しておきたいんだけれど・・・
サポーティングフットは、
その名の通り、
何かをサポートする(=支持・応援する)
側の足という意味なんだけれども、
では一体何をサポートするものなのかしら?」
ジュンコ先生がソウ質問すると、
久々に佐藤さんが口を開いた。
「体重が乗っている足のことを言うんだから、
“しっかり体重が乗る”ためとか
“立つため”のサポートではないんですか?」
すると、
「え?ソレは違うんじゃないの?
サポーティングフットを使って、
シッカリ体重を乗せたり、立ったりしたら、
かえって上手く
カラダが送れなかったじゃないですか?」
(第200話参照)
カナちゃんがちょっと反論気味にそう言った。
それに対し
「でも、
サポーティングフットの上に体重をのせたまま、
リーディングフットを
前後に振ってカラダを送り出したときも、
結局は、
サポーティングフットは、
その場でシッカリ立っていられるように、
サポートをしていた、
だから右足を振ることができたんでしょ?」
佐藤さんも負けてはいない。
カナちゃんは
「なーんか、違うんだけどなぁ」
しか言い返せない。
「あの、
サポーティングフットの上に体重をのせたまま、
リーディングフットを前後に振ったのは、
リーディングフットを振るのが目的ではなくて、
カラダを運ぶのが目的だったように思うんですけど…」
そう言い出したのは、和夫だった。
佐藤さんは、
「ソレがどうしたんだ?」
という怪訝な顔をしているが、
和夫はそのほうを見ずに、ハッキリこう言った。
「右足をちゃんとバランス良く振ったり、
振り出した右足の上でシッカリ立てるようにすることが
サポーティングフットの役割ではなく、
あくまでもカラダを途切れずスムーズに運び続けることが
サポーティングフット・リーディングフット
両方に共通の
“足の役割”だと思うんです」
「ホウ、良い意見ね。
じゃ和夫さんは、
左足の上に体重をのせたまま、
右足前後に振っているとき、
左足はサポーティングフットとして
何をしていたと考えるのかしら?
最初の質問に戻ることになるんだけれど、
つまり、何をサポートしていたと思うのかな?」
ジュンコ先生がそういうと
「はい、
シッカリその場に立つためのサポートではない!
ということは確かだと思います。
なぜなら、シッカリその場に立ってしまっては、
カラダの動きが止まってしまうからです。
だから、
シッカリ立つのと全く反対の役割が
あるじゃないかと考えました」
「ソレは何?」
ジュンコ先生の声には
“期待感”のようなものが感じられるが・・・
「重心を前に運ぶことかな、言い換えたら、
リーディングフットである
右足を上手く
通過させるためのサポート
をしているように思います」
「実はその通りなの!和夫さん、正解よ」
ジュンコ先生はニッコリ微笑んだ。
「そしてサポーティングフット自体は、
床に対して“ただ置いていく”と言う感じでOKなのよ。
別にシッカリ使って言う意識はナシってこと。
それに、リーディングフットが上手く通過できた時点で、
お役目は終わりなの」
佐藤さんは、
意味が良く分からない感じだ。
そんな様子も見つめながら、
ジュンコ先生は言葉を続けている。
「サポーティングフットの上でやっている最も重要なことは、
シッカリ立つこととは正反対で
進行方向に向かって
いかに重心を上手く外していくか!?
ってことなのよ。
サポーティングフットの上に体重をのせたまま、
リーディングフットを前後に振ると、
その最も良い状況に近くなるから、
カラダを運びやすかったのね。
つまり、
(レッグ&ヒップ)スイング・アクションとは
サポーティングフットの上で
上手く重心を外していく最良の手段なのよ。
それには、足の動きの元である
骨盤の動きがものすごくかかわってくるわ」
さぁ、ココから骨盤・仙骨・・の話しとリンクしていくよ。
続く 第202話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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できるだけ大きくカラダを運びたい・・・とする。
そのとき、
サポーティングフット(左足)を意識的に、
シッカリ使おうとしたり、
リーディングフット(右足)を意識して、
大きく踏み出そうとしたり、
するよりも
サポーティングフットの上で、
リーディングフットを前後に振って、
その振りを利用して、
“右足”の上にカラダをできるだけ大きく運ぼう!が、
どうもベストなようで。
(第200話参照)
それでもって、そのアクションの正体が、
レッグスイングとヒップスイング!?
このとき
サポーティングフットは、何をしているんだろう?
リーディングフットとの関係は?
そして、
レッグスイングとヒップスイングとの関係も・・・
というモロモロの話を、ジュンコ先生にお願いしまーす。
「まず、確認しておきたいんだけれど・・・
サポーティングフットは、
その名の通り、
何かをサポートする(=支持・応援する)
側の足という意味なんだけれども、
では一体何をサポートするものなのかしら?」
ジュンコ先生がソウ質問すると、
久々に佐藤さんが口を開いた。
「体重が乗っている足のことを言うんだから、
“しっかり体重が乗る”ためとか
“立つため”のサポートではないんですか?」
すると、
「え?ソレは違うんじゃないの?
サポーティングフットを使って、
シッカリ体重を乗せたり、立ったりしたら、
かえって上手く
カラダが送れなかったじゃないですか?」
(第200話参照)
カナちゃんがちょっと反論気味にそう言った。
それに対し
「でも、
サポーティングフットの上に体重をのせたまま、
リーディングフットを
前後に振ってカラダを送り出したときも、
結局は、
サポーティングフットは、
その場でシッカリ立っていられるように、
サポートをしていた、
だから右足を振ることができたんでしょ?」
佐藤さんも負けてはいない。
カナちゃんは
「なーんか、違うんだけどなぁ」
しか言い返せない。
「あの、
サポーティングフットの上に体重をのせたまま、
リーディングフットを前後に振ったのは、
リーディングフットを振るのが目的ではなくて、
カラダを運ぶのが目的だったように思うんですけど…」
そう言い出したのは、和夫だった。
佐藤さんは、
「ソレがどうしたんだ?」
という怪訝な顔をしているが、
和夫はそのほうを見ずに、ハッキリこう言った。
「右足をちゃんとバランス良く振ったり、
振り出した右足の上でシッカリ立てるようにすることが
サポーティングフットの役割ではなく、
あくまでもカラダを途切れずスムーズに運び続けることが
サポーティングフット・リーディングフット
両方に共通の
“足の役割”だと思うんです」
「ホウ、良い意見ね。
じゃ和夫さんは、
左足の上に体重をのせたまま、
右足前後に振っているとき、
左足はサポーティングフットとして
何をしていたと考えるのかしら?
最初の質問に戻ることになるんだけれど、
つまり、何をサポートしていたと思うのかな?」
ジュンコ先生がそういうと
「はい、
シッカリその場に立つためのサポートではない!
ということは確かだと思います。
なぜなら、シッカリその場に立ってしまっては、
カラダの動きが止まってしまうからです。
だから、
シッカリ立つのと全く反対の役割が
あるじゃないかと考えました」
「ソレは何?」
ジュンコ先生の声には
“期待感”のようなものが感じられるが・・・
「重心を前に運ぶことかな、言い換えたら、
リーディングフットである
右足を上手く
通過させるためのサポート
をしているように思います」
「実はその通りなの!和夫さん、正解よ」
ジュンコ先生はニッコリ微笑んだ。
「そしてサポーティングフット自体は、
床に対して“ただ置いていく”と言う感じでOKなのよ。
別にシッカリ使って言う意識はナシってこと。
それに、リーディングフットが上手く通過できた時点で、
お役目は終わりなの」
佐藤さんは、
意味が良く分からない感じだ。
そんな様子も見つめながら、
ジュンコ先生は言葉を続けている。
「サポーティングフットの上でやっている最も重要なことは、
シッカリ立つこととは正反対で
進行方向に向かって
いかに重心を上手く外していくか!?
ってことなのよ。
サポーティングフットの上に体重をのせたまま、
リーディングフットを前後に振ると、
その最も良い状況に近くなるから、
カラダを運びやすかったのね。
つまり、
(レッグ&ヒップ)スイング・アクションとは
サポーティングフットの上で
上手く重心を外していく最良の手段なのよ。
それには、足の動きの元である
骨盤の動きがものすごくかかわってくるわ」
さぁ、ココから骨盤・仙骨・・の話しとリンクしていくよ。
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