2007.08.06 (第195話)社交ダンスの華「ワルツ」付録 肩甲骨を支えるインナーマッスル・エクササイズ
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エクササイズ&プラクティス集へ
巻頭コラム
「ダンス姿勢」について考える
NO.4
肩甲骨を支えるインナーマッスル・エクササイズ
ハーイ、お待たせ!!
お約束どおりのエクササイズ、ご紹介ですよぉ~
エ、何でしたっけ?ですって!?
やだぁ、忘れちゃったんですか?
アレですよ、アレ
“小さな巨人的ダンサー筋肉”
=ローテーター・カフ
を、安全に鍛えるエクササイズですよ。
「ローテーター・カフ・・・
聞いたことあるナァ、なんだったけ?」
というあなたへ、詳しい説明は、
第167・168話を読んでいただくこととして、
大雑把に言えば、
肩甲骨を支える4つのインナーマッスルの総称であり、
何かと故障しやすい肩関節の安全・安定を担う、
いわば肩の“下着”。
“上着”に当たるアウターマッスルと
バランスよく引っ張り合うことで、
肩甲骨の位置が適正に保たれ、
美しいダンス姿勢がもたらされ、
素晴らしい
アーム&ショルダーパフォーマンスも期待できる・・・
それに
ただいま特集中の
ワルツのショルダー・スイングにも
重要な役割を果たしてくれている筋肉。
もちろん、
正しいホールド形成にも欠かせない。
ピシッとヒジが張れているのに
柔らかいホールド育成
のためには、
このローテーター・カフの存在はデ・カ・イんだ。
・・・と、
これほど大切な筋肉にしては、
「アラ?そんな筋肉、知らないわ」な人が多いよね。
ただでさえ自覚しにくい肩甲骨辺りの、
しかも深層部にくっついている筋肉だから
鍛え方も難しいし。
正しくダンスをする、つまり、
正しい骨格・筋肉使いで踊ることが、
そのまんま、ローテーター・カフ強化訓練
になっているとはいえ、
「ソレ(正しく踊ること)ができりゃぁ、
苦労しないわよ」
まさしくおっしゃるとおり! で、
ダンサー姿勢を手に入れるための
スペシャル・ローテーター・カフ・
エクササイズ
の伝授と言うわけです(ハァ、前置き、ナガァ~)
ダンス姿勢用 ローテーター・カフ・エクササイズ
① 足を肩幅に開いて立ち、
両手を真横に一直線に伸ばし、手首を上に曲げ、
指先を天井に向ける。
手の甲と腕の角度は、90度。
指先もヒジもピシっと伸ばして曲げないように
(結構、このカッコウ、きついかも。
90度手首が反れない人は、
壁に手のひらを当ててやってみて)
② 次にグーと手を握って、手首を下向き90度。
パーにして手首を反らして90度
を5回繰り返す
え?たったこれだけ?
スペシャル・エクササイズなぁんて言う割りには、
シケテない?
それに、ローテーター・カフって、
肩甲骨辺りのインナーマッスルだってのに、
このエクササイズ、肩甲骨に影響しているの???
と、おっしゃるあなた、
このエクササイズをやっているときの、
ご自分の“背中”の映像をモシ見ることができれば
(合わせ鏡なんかで工夫してみて)
オォッ、美しき背中!
コノ場所こそが肩甲骨の“定位置”なり
が、ご納得いただけると思います。
で、
「脊柱にグッと、下向きに引っ張られているのが、
肩甲骨本来の居場所なんだ」
と言う、感覚がつかめるはず。
なお、
肩甲骨にコノ場所を覚えさせたら
後は、固めないでユルメル
これが重要だ。
実際に踊るときも、同じだよ。
キレイなホールドを作ろうと力まなくても、
このローテーター・カフが活性化されれば、
肩甲骨の適正位置が無理なくキープでき、
ココを拠点とし、
自在に腕・肩も動くようになってくる。
反対に、ユルメてあげないと
ローテーター・カフの働きが鈍るから要注意だ。
続く 第196話へ
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ハーイ、お待たせ!!
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アレですよ、アレ
“小さな巨人的ダンサー筋肉”
=ローテーター・カフ
を、安全に鍛えるエクササイズですよ。
「ローテーター・カフ・・・
聞いたことあるナァ、なんだったけ?」
というあなたへ、詳しい説明は、
第167・168話を読んでいただくこととして、
大雑把に言えば、
肩甲骨を支える4つのインナーマッスルの総称であり、
何かと故障しやすい肩関節の安全・安定を担う、
いわば肩の“下着”。
“上着”に当たるアウターマッスルと
バランスよく引っ張り合うことで、
肩甲骨の位置が適正に保たれ、
美しいダンス姿勢がもたらされ、
素晴らしい
アーム&ショルダーパフォーマンスも期待できる・・・
それに
ただいま特集中の
ワルツのショルダー・スイングにも
重要な役割を果たしてくれている筋肉。
もちろん、
正しいホールド形成にも欠かせない。
ピシッとヒジが張れているのに
柔らかいホールド育成
のためには、
このローテーター・カフの存在はデ・カ・イんだ。
・・・と、
これほど大切な筋肉にしては、
「アラ?そんな筋肉、知らないわ」な人が多いよね。
ただでさえ自覚しにくい肩甲骨辺りの、
しかも深層部にくっついている筋肉だから
鍛え方も難しいし。
正しくダンスをする、つまり、
正しい骨格・筋肉使いで踊ることが、
そのまんま、ローテーター・カフ強化訓練
になっているとはいえ、
「ソレ(正しく踊ること)ができりゃぁ、
苦労しないわよ」
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エクササイズ
の伝授と言うわけです(ハァ、前置き、ナガァ~)
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① 足を肩幅に開いて立ち、
両手を真横に一直線に伸ばし、手首を上に曲げ、
指先を天井に向ける。
手の甲と腕の角度は、90度。
指先もヒジもピシっと伸ばして曲げないように
(結構、このカッコウ、きついかも。
90度手首が反れない人は、
壁に手のひらを当ててやってみて)
② 次にグーと手を握って、手首を下向き90度。
パーにして手首を反らして90度
を5回繰り返す
え?たったこれだけ?
スペシャル・エクササイズなぁんて言う割りには、
シケテない?
それに、ローテーター・カフって、
肩甲骨辺りのインナーマッスルだってのに、
このエクササイズ、肩甲骨に影響しているの???
と、おっしゃるあなた、
このエクササイズをやっているときの、
ご自分の“背中”の映像をモシ見ることができれば
(合わせ鏡なんかで工夫してみて)
オォッ、美しき背中!
コノ場所こそが肩甲骨の“定位置”なり
が、ご納得いただけると思います。
で、
「脊柱にグッと、下向きに引っ張られているのが、
肩甲骨本来の居場所なんだ」
と言う、感覚がつかめるはず。
なお、
肩甲骨にコノ場所を覚えさせたら
後は、固めないでユルメル
これが重要だ。
実際に踊るときも、同じだよ。
キレイなホールドを作ろうと力まなくても、
このローテーター・カフが活性化されれば、
肩甲骨の適正位置が無理なくキープでき、
ココを拠点とし、
自在に腕・肩も動くようになってくる。
反対に、ユルメてあげないと
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