2007.08.31 (第220話)社交ダンスの華「ワルツ」XXXⅣ 足首回転の実践
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ジュンコ先生の
回転についてのレクチャーが続いている。
ポイントを整理しよう。
① カラダの中の深層筋の小さな筋肉、
それから足首という連動で動かす
② しかもソレに時間差があること
③ 足首の回転は
ほんの少しの回転であること
「③について、詳しく説明するわね」
ジュンコ先生はソウ切り出した。
「まず、回転をかけない、
前進・後退だけのときは
爪先とかかとを結んだ線が、
進行方向に向く(第217話)
ということは、足首のレールはまっすぐに、
正しい固定をするってことだったわね(第218話)
でも、回転を起こすときの足首の動作は、
その
固定を解除し
ほんの少し向きを変える
ことから始まるの。
例えば、
右に回転したいときは、ほんの少し右に
左に回転したいときは、ほんの少し左に」
「その時の注意点
回転は、車のハンドルを切るように
足裏やヒザや股関節を動かさず
固定しておいて
足首の向きを変えること
つまりここでも、
足首の動き・ヒザ・股関節の動きと
時間差をつけることが大切なの。
一発ドンで回るのではないわ。
他の部分を一緒に回転させないように、
足首の回転は、ほんのちょっぴりを心がけるのよ。
じゃぁ、自分のカラダの様子をよく観察しながら、
ナチュラルスピンターンの第3~4歩目の間、
回転に入る前の部分でやってみましょう」
「まず男性の足型ね。
体重の乗った右足の上で、これから
左足を後退するための右回転をする練習よ。
次のとおりの順番で行なってね。
① 床からの反作用をもらうように
床をしっかりと感じること
② カラダの奥の小さな筋肉が
キュッと右に引き込みながら
回転するのを感じる
③ 足首に焦点を移して、
ほんの少し右に回転する
上記①②③のプロセスを経ずに、
上体や、肩、腕で回してはダメよ。
カラダが妙にねじれてしまうからね。
また、反対に足首を固定したまま
ヒザや股関節をねじっても、ロスが多い割には、
スムーズな回転にならないわ。
サァ、各自試してみましょうか?」
男性、シャドウを始めている。
「先生、質問です。
右足の裏の感覚が変わるんですけれど、
良いのでしょうか?」
坂田さんだ。
「どんな風に変わるのかしら?」
「足首を右回転したときに、
足の裏の重心が内側よりではなく、
ちょっと外側に向かうんですけれど」
「ちょっとと言うのは、
何センチくらいかしら?」
坂田さんはちょっと戸惑いながらも
「え~、ほんの少しですから
5ミリくらいでしょうか」
ソレを聞いてジュンコ先生
「そのくらいならOKよ(笑)
というより、そうなって正解なの。
よく感じられたわね。
足首の回転するときは
必ず足の裏との連動があるのよ。
つまり足首の回転分だけ、足裏の感覚は変わるもの。
ただし、
その足裏の変化もすごく小さな範囲のズレだから、
親指が床から浮くほどに小指側に乗ったり、
小指が床から浮くほど
親指側だけで立ったりというのはナシね」
「次、女性側の足型ね。
体重を左足に乗って、これから
右足を前進するための右回転をする練習よ。
要領は男性のときと一緒。
さぁ、できるかしら?
そして足裏感覚はどう変化があるかな?」
「先生、左足の足首を右回転すると、
足裏の内側に移動する感覚があります」
紀子さんが言うと
「正解ね。
さぁ、みんなもそうなったかしら?」
続く 第221話へ
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「まず、回転をかけない、
前進・後退だけのときは
爪先とかかとを結んだ線が、
進行方向に向く(第217話)
ということは、足首のレールはまっすぐに、
正しい固定をするってことだったわね(第218話)
でも、回転を起こすときの足首の動作は、
その
固定を解除し
ほんの少し向きを変える
ことから始まるの。
例えば、
右に回転したいときは、ほんの少し右に
左に回転したいときは、ほんの少し左に」
「その時の注意点
回転は、車のハンドルを切るように
足裏やヒザや股関節を動かさず
固定しておいて
足首の向きを変えること
つまりここでも、
足首の動き・ヒザ・股関節の動きと
時間差をつけることが大切なの。
一発ドンで回るのではないわ。
他の部分を一緒に回転させないように、
足首の回転は、ほんのちょっぴりを心がけるのよ。
じゃぁ、自分のカラダの様子をよく観察しながら、
ナチュラルスピンターンの第3~4歩目の間、
回転に入る前の部分でやってみましょう」
「まず男性の足型ね。
体重の乗った右足の上で、これから
左足を後退するための右回転をする練習よ。
次のとおりの順番で行なってね。
① 床からの反作用をもらうように
床をしっかりと感じること
② カラダの奥の小さな筋肉が
キュッと右に引き込みながら
回転するのを感じる
③ 足首に焦点を移して、
ほんの少し右に回転する
上記①②③のプロセスを経ずに、
上体や、肩、腕で回してはダメよ。
カラダが妙にねじれてしまうからね。
また、反対に足首を固定したまま
ヒザや股関節をねじっても、ロスが多い割には、
スムーズな回転にならないわ。
サァ、各自試してみましょうか?」
男性、シャドウを始めている。
「先生、質問です。
右足の裏の感覚が変わるんですけれど、
良いのでしょうか?」
坂田さんだ。
「どんな風に変わるのかしら?」
「足首を右回転したときに、
足の裏の重心が内側よりではなく、
ちょっと外側に向かうんですけれど」
「ちょっとと言うのは、
何センチくらいかしら?」
坂田さんはちょっと戸惑いながらも
「え~、ほんの少しですから
5ミリくらいでしょうか」
ソレを聞いてジュンコ先生
「そのくらいならOKよ(笑)
というより、そうなって正解なの。
よく感じられたわね。
足首の回転するときは
必ず足の裏との連動があるのよ。
つまり足首の回転分だけ、足裏の感覚は変わるもの。
ただし、
その足裏の変化もすごく小さな範囲のズレだから、
親指が床から浮くほどに小指側に乗ったり、
小指が床から浮くほど
親指側だけで立ったりというのはナシね」
「次、女性側の足型ね。
体重を左足に乗って、これから
右足を前進するための右回転をする練習よ。
要領は男性のときと一緒。
さぁ、できるかしら?
そして足裏感覚はどう変化があるかな?」
「先生、左足の足首を右回転すると、
足裏の内側に移動する感覚があります」
紀子さんが言うと
「正解ね。
さぁ、みんなもそうなったかしら?」
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