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エクササイズ&プラクティス集へ




しなやかなアーム&ハンドアクション・
テクニック・シリーズの最後を飾るのは、
ジュンコ先生とQさんの対談第3弾
(第2弾は第138話~第142話)

※Qさんはジュンコ先生の指導の下、
2年前にプロ免許を取得した46歳の女性

今回のテーマは「手・腕のリキミ」



「そういえばQさん、
最近、男性のホールド、良くなったわね。
とてもソフトになったわ。
ルックスだって男性顔負け、
シッカリしてきたし(笑)」



「わかりますか?うれしい!
実はね、変えたんですよ」



「あら、やっぱり。
何をどう変えたの?」



「先生、笑わないでくださいね。
ホールドをする際、

本当に力を抜いてみたんです。

いつも先生から、
『もっと力を抜いてごらん?
ホールドのカタチは作らなくていいのよ』
って教わっていたんですけれど、(第126話)
実は、
『でもヤッパリ、男性のホールドは、
下から女性を支えなきゃダメなんだから、
最低限のカタチは必要だろう』
と思って、
ひじを落とさないように注意していたんです
・・・でもね、思い切ってソレもやめたんですよ」



「良かった!
Qさん、トンネルを抜けたわね(笑)
ひじを張るのをやめたことで、
やっとカラダからのエネルギーが
純粋に腕・手に流れるようになった
のよ。
どう?楽でしょ、そのほうが」



「エエ、もう感覚が全然違うんですよ。
こんなラクしていいのかしらって感じで・・・。
でも踊っている間、
ひじは落ちないんですね、不思議と。
鏡で見ても、
ちゃんとキレイにホールドしているなぁって・・・。
おまけにスイングがかかりやすくなったし、
女性のことも前よりわかるようになりました。
でも、ココまでホールドの力を抜くって
勇気が要りますよねぇ。
カタチを作らないって不安だし怖いですもの。
ジュンコ先生にアレだけ言われても、
ほとんど脱力に近い状態まで
力を抜いてみたのは初めてですから(笑)
自分のサークルの生徒には、
まだ、ヨウ指導しませんわ」



「ソウね、このホールド感覚を
自分以外の者に伝えていくのは難しいわね。
ダンスって

見た目と

実際やっていることの間には

大いなるズレがある


ホールドは、その典型じゃないかしら?
確かにうまい人のホールドを見ると
ピシッとカタチ作っているように見えるものね。
例えば、こういうホールドを見ると
(ジュンコ先生、女性のホールドのカタチをつくる)
『あぁ、あんなふうにもっと後ろに反るのね』
と解釈しちゃうわね。
そして自分のカラダにも同じコトを要求する。
でも、実際はどうかと言うと、
私は後ろに反ろうなんてちっとも思っていないワケ。
床からのエネルギーをカラダ中にめぐらせて、
そのエネルギーを前にいる相手に与えて・・・
というイメージでホールドをしている。
後ろに反って見えるけど、本人の意識はなんだもの
・・・まっさかさま。
こんな感じですごくズレる」



「アァ、よくありますよね」



「そうね。
でも、ダンスは人の動きを
マネるところから入るモノでしょ? 
上手な人のダンスを見て
『アァ、あんなふうに筋肉を使うんだな』というような
“目”から入る客観的な情報も絶対大切なのね。
自分の目指すものが一体どんなものであるのかという
イメージが全くないと、
スタート地点にも立てないわけじゃない?」



「そりゃぁソウですよね。
目指すモノがあるから、それに近づきたいから、
がんばれるってコト、ありますよね。
ピシッと決まったホールドってカッコイイですもの。
そういう、カタチあるものを
目標としたほうがわかりやすいし」



「ええそうね。
ソレは、だから大切なことなのよ。
それに、
見た目そのままマネをしてうまくいく場合もマレにあるわ。
でも、ほとんどの

大切な情報は、

“目”にはなかなか見えない


ものなの(第141話)

だから、もっと深く感じとっていかなきゃダメ。
それに“見た目”と
“本当にやっていること”のズレに気付き、
そのズレを深い納得とともに解消していくには、
正しい知識を知恵にしていくことが必要ね。
“コウすれば良い、アァすれば良い”を
頭でわかっていることと実践は別。

実感を伴って

初めて知識は知恵に昇華


していくわけだから、
失敗を恐れず、色んな体験をしたらいいわね。
・・・あ、そういえば、面白いエピソードがあるのよ。
私のダンナ様、ようやく本格的にダンス始動!で、
ワルツをがんばっているんだけど・・・」(第11話)



「あ、知ってます。
このサマーパーティで
いきなりのデモンストレーションなんでしょう? 
グループレッスン先の方と組んで・・・」



「そうなの。
実はずっと忙しくてレッスンができていなくて、
しばらくブリの再開だったから、
何か目標を持ったほうがいいんじゃ?と思ってね、
本人もワルツは好きだしヤル気にはなってきたんだけど
・・・まだまだ初心者で、
ナチュラルターンとリバースターンの
区別もつかないからもう大変よ(笑)」



「1曲分、良くステップ覚えられましたよねぇ」



「一生懸命シャドウ、がんばっているわ。
サークルも休まず練習に行っているし・・・。
で、時々私も組んでチェックしていたんだけど、
ごく最近『アレッ変だな』ってことがあったのよ」



「え? どんなことですか?」



「一緒に踊っていて、
すごくしんどいの、疲れるのよ。
ステップを習いたてのときのほうが踊りやすかった・・。
本人も自覚があって
『練習もしているし、ステップもちゃんと覚えたのに、
なぜか踊りにくく感じる』って首をかしげているわけよ」



「アラアラ? 
普通は練習を重ねればうまくなるものなのに・・・」



「そうね。
でも、ダンスに関してはソウとばかりは限らないからね。
逆行することも良くあるわ。
本人の思いとはサカサマに」



「ウーン、それはいえますね」



「彼の場合も、
最初は何もわからないから相手についていくだけだった。
女性主導で踊れるから女性にとって踊りやすかった、
自分なりの“我”がでてきたから踊りにくくなった
・・・とも考えられる。
または、ずっと自分でわからないなりに
シャドウしていて変なクセをつけたとも。
でも、彼の場合、原因はすぐわかったわ(笑)」



「エ? 何なんですか?」



「実はね、
私が彼の目の前で、
見本のシャドウを見せたことがあるのよ。
彼、食い入るように見て一言
『思っていたのと全然違うわ』
で、
彼はどこを変えたかというと、ホールドだった・・・。
私のシャドウを見て、
ホールドをもっとちゃんと張らなきゃいけない、
ひじも落としてはいけないと思ったわけなの。
他のことはマネできそうにないけど、
コレだけはすぐにでもできそうだって・・・」



「アァ、ソウだったんですね」



「まだカラダもできていない
足元もおぼつかない段階で、
手・腕に力を加えたから、
それで急激におかしくなってしまったのよ。
彼、背が高いから(180センチ近く)
女性の重心を浮かせてしまうし、
女性の自由を奪ってしまった結果、
相手の影響をモロに受け、
自分の動きまで不自由になって・・・。
もっと怖いことに、ホールドを固めて高く上げないと、
バランスが取れなくなってきていたの。
ソレを証拠に、注意してホールドをユルメさせたら、
いっぺんに足元がグラつきだして、
ステップは間違うし、方向はわかんなくなるし
・・・本人も驚いていたわ。
まぁ、彼の場合はまだ軽症ですんだから、
すぐに直ったけどね」



「エエッ?
そんなにホールドひとつで変わるものなんですね」



「カラダのどこかを不自然にしてしまい、
ソレが基準になっちゃうと、
色んなところを不自然にしないと
バランスが取れなくなっちゃうのよね。
で、ソレはそれで
不自然なりのバランスで調和しちゃうもんだから、
本人はなかなか気が付かないってワケ。

ダンスが伸び悩んでいる

多くの人に見られる現象
よ。

ソレの元凶が手・腕のリキミであることが多いの」



「え?そうなんですか?
もう少し詳しく聞かせていただいていいですか?」



      続く 第170話へ



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