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エクササイズ&プラクティス集へ
チョット中休み エッセイvol.1
肩甲骨のニュートラル・ポジション
カラダのパーツパーツって、
本来あるべき正しい場所にピタッと収まると、
ソリャァ素晴らしい動きができるようになるという…。
で、何を基準に、
ソノ正しい場所が決められているかというと
この地球で生きている限り抗えない(あらがえない)
絶対的な“アノ力”でしょ。
そう、重力
カラダのパーツが適材適所な時は、
重力に逆らう“抗重力なカラダ”ではなく
重力と順応した、
“順重力なカラダ”でいられる・・・
ってコトは?
そうか、重力を味方につけることができると
ビック・パフォーマンスが可能になるんだ!
そんじゃぁ、例えば、
肩甲骨の本来の位置ってどこ?
ってことになる。
適材適所に収まれば、
抜群にしなやかなアーム・アクションが可能だろうし、
何より
美しい姿勢のキープも、
もっと簡単になるはずなんだ。
でもね、肩甲骨は移動しやすい設計になっている。
肋骨の上をズリズリ動けるのはいいが、
正しい元の位置がわからなくなりやすいんだよね。
で、結果、猫背になったり、ソリ身になりすぎたり・・・
肩甲骨の
“ニュートラル・ポジション”
って一体どこなんだぁ!!
な、あなたに、面白いエピソードがあるんです。
それは、ある有名ブランドの“ジャケット”のお話。
イヤぁ、驚きましたよぉ。
そのジャケットに袖を通した瞬間
「エ?いったいどうなっているの?」
カラダが新鮮な刺激に大騒ぎするわけですよ。
着心地が良い・・・なんてモンやないんです。
ナーンも着てないみたいに、楽チンなんですわ。
どこって?
“肩”ですよ、肩。
ホラ、スーツの上着って、
全く違和感がナイなんて、オーダーであっても難しい。
チョット長い時間着ていると、
腕の自由がなくなったり肩コッてきたりするでしょ?
そういう感じがまったくしないんだもの。
もっと言えば、そのジャケットを羽織っていたほうが、
カラダが楽にしていられる。
“姿勢矯正保護機能付き、ジャケット”??
・・・なぁんてことないか。
おまけに、鏡に映る自分の姿を見てまたまたビックリ!
何や、別人みたいにスーッとして、
カッコようみえるわけで。
しかもエレガントでセクシーなフォルム。
す、すげえな。
こんなに変わるもんなん?
チョットショックだよナァ。
だって、着るだけで
“ダンサー体型”に変身しちゃっているんですモン!
ウーン不思議だ。
でもね、秘訣を聞いて大いに納得したんだ。
ブランド名にもなっている、A氏
“ジャケットの帝王”との異名を持ち
マエストロ・ディ・マエストロ(巨匠中の巨匠)
と呼ばれる彼、
医学を志したこともあるとかで、
人体構造について熟知しているというんだな。
ソノ知識が布のカッティング・縫製・デザインに
すべて生かされている・・・
「服はカラダにとって良いもの、
楽なものでなくてはならない」
と言い切る彼の哲学が生み出したのは
“第二の皮膚”のような服だった。
で、すごーくこだわったのが
肩 および 肩甲骨部分だというんだ。
重力方向にストンと付いている腕
が理想。
つまりは、着ただけで
肩甲骨のニュートラル・ポジョンを
教えてくれる作りだったってわけなんだ。
ソリャァ、楽なはずだわ。
そういえばショップにかかっている服の袖は、
みんな少々うねりを伴っている。
ホラ、腕の力を全く抜いて垂らしたときに、
独特の曲線を描くじゃない?(第61話)
アンナ感じにもともとから作られてあるんだ。
それにココのジャケットには、
肩パットが程よく入っているものが多いんだけど、
ソノ“中身”はというと、
馬の毛やらナンやらの混合で、なんと企業秘密らしい。
肩にかかる重力を味方につけて、
シットリ着こなせる秘密がこの中に隠されているようなんだ
・・・ハァ、ヤッパすごいわ。
おまけに
「私はニセモノが嫌いだ。
見せかけだけの真実は見たくない」
というA氏の名言に
「ンダベ」とモロ手を上げてしまった私。
人体を扱う“ダンス”を教授する私にとって、
こういうブランド哲学・美学に触れることは
まさに心の栄養だわね!
ということで、この運命の一着との出会いを機に、
御堂筋沿いの風格あるショップに
トキターマ出入りさせていただいております・・・。
ア、 なんや、某ブランドの宣伝しまくりでしたけど、
イ、 別に回しモンちゃいまっせ。
エエモンはエエ、ソウイウ感動話ですわ。
で、何が言いたかったかというと、
肩甲骨のニュートラル・ポジションは、
“重力方向にストン”なんです!
ココまでお読みくださった方への御礼として、
このジャケットを着たときのようなカラダになる
一瞬で肩甲骨が
ニュートラル・ポジションになる!!
エクササイズをご紹介いたします。
エクササイズ
肩ストン
1. 肩幅に開いて楽に立ち、胸の前でお祈りするように
(指を1本1本たがい違いに)両手を組む。
2. そのまま手に平を返し、シッカリひじを伸ばす。
3. 息を吸いながら天井にグーッと伸ばす。
両腕で耳をはさむくらいシッカリと。左右肩甲骨も寄せる。
4. 吸いきったところで、瞬間完全脱力!!ココがキモ。
ストンと手がモモに打ち付けられるくらいに一気に落としたら、
息を吐く。
“吸うから吐く”の
呼吸の入れ替えのときの瞬間タイミング
を狙って行うのがポイント。
カラダの調整には一発効果がある。
ここぞ勝負!という前に、お試しアレ。
続く 第167話へ
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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肩甲骨のニュートラル・ポジション
カラダのパーツパーツって、
本来あるべき正しい場所にピタッと収まると、
ソリャァ素晴らしい動きができるようになるという…。
で、何を基準に、
ソノ正しい場所が決められているかというと
この地球で生きている限り抗えない(あらがえない)
絶対的な“アノ力”でしょ。
そう、重力
カラダのパーツが適材適所な時は、
重力に逆らう“抗重力なカラダ”ではなく
重力と順応した、
“順重力なカラダ”でいられる・・・
ってコトは?
そうか、重力を味方につけることができると
ビック・パフォーマンスが可能になるんだ!
そんじゃぁ、例えば、
肩甲骨の本来の位置ってどこ?
ってことになる。
適材適所に収まれば、
抜群にしなやかなアーム・アクションが可能だろうし、
何より
美しい姿勢のキープも、
もっと簡単になるはずなんだ。
でもね、肩甲骨は移動しやすい設計になっている。
肋骨の上をズリズリ動けるのはいいが、
正しい元の位置がわからなくなりやすいんだよね。
で、結果、猫背になったり、ソリ身になりすぎたり・・・
肩甲骨の
“ニュートラル・ポジション”
って一体どこなんだぁ!!
な、あなたに、面白いエピソードがあるんです。
それは、ある有名ブランドの“ジャケット”のお話。
イヤぁ、驚きましたよぉ。
そのジャケットに袖を通した瞬間
「エ?いったいどうなっているの?」
カラダが新鮮な刺激に大騒ぎするわけですよ。
着心地が良い・・・なんてモンやないんです。
ナーンも着てないみたいに、楽チンなんですわ。
どこって?
“肩”ですよ、肩。
ホラ、スーツの上着って、
全く違和感がナイなんて、オーダーであっても難しい。
チョット長い時間着ていると、
腕の自由がなくなったり肩コッてきたりするでしょ?
そういう感じがまったくしないんだもの。
もっと言えば、そのジャケットを羽織っていたほうが、
カラダが楽にしていられる。
“姿勢矯正保護機能付き、ジャケット”??
・・・なぁんてことないか。
おまけに、鏡に映る自分の姿を見てまたまたビックリ!
何や、別人みたいにスーッとして、
カッコようみえるわけで。
しかもエレガントでセクシーなフォルム。
す、すげえな。
こんなに変わるもんなん?
チョットショックだよナァ。
だって、着るだけで
“ダンサー体型”に変身しちゃっているんですモン!
ウーン不思議だ。
でもね、秘訣を聞いて大いに納得したんだ。
ブランド名にもなっている、A氏
“ジャケットの帝王”との異名を持ち
マエストロ・ディ・マエストロ(巨匠中の巨匠)
と呼ばれる彼、
医学を志したこともあるとかで、
人体構造について熟知しているというんだな。
ソノ知識が布のカッティング・縫製・デザインに
すべて生かされている・・・
「服はカラダにとって良いもの、
楽なものでなくてはならない」
と言い切る彼の哲学が生み出したのは
“第二の皮膚”のような服だった。
で、すごーくこだわったのが
肩 および 肩甲骨部分だというんだ。
重力方向にストンと付いている腕
が理想。
つまりは、着ただけで
肩甲骨のニュートラル・ポジョンを
教えてくれる作りだったってわけなんだ。
ソリャァ、楽なはずだわ。
そういえばショップにかかっている服の袖は、
みんな少々うねりを伴っている。
ホラ、腕の力を全く抜いて垂らしたときに、
独特の曲線を描くじゃない?(第61話)
アンナ感じにもともとから作られてあるんだ。
それにココのジャケットには、
肩パットが程よく入っているものが多いんだけど、
ソノ“中身”はというと、
馬の毛やらナンやらの混合で、なんと企業秘密らしい。
肩にかかる重力を味方につけて、
シットリ着こなせる秘密がこの中に隠されているようなんだ
・・・ハァ、ヤッパすごいわ。
おまけに
「私はニセモノが嫌いだ。
見せかけだけの真実は見たくない」
というA氏の名言に
「ンダベ」とモロ手を上げてしまった私。
人体を扱う“ダンス”を教授する私にとって、
こういうブランド哲学・美学に触れることは
まさに心の栄養だわね!
ということで、この運命の一着との出会いを機に、
御堂筋沿いの風格あるショップに
トキターマ出入りさせていただいております・・・。
ア、 なんや、某ブランドの宣伝しまくりでしたけど、
イ、 別に回しモンちゃいまっせ。
エエモンはエエ、ソウイウ感動話ですわ。
で、何が言いたかったかというと、
肩甲骨のニュートラル・ポジションは、
“重力方向にストン”なんです!
ココまでお読みくださった方への御礼として、
このジャケットを着たときのようなカラダになる
一瞬で肩甲骨が
ニュートラル・ポジションになる!!
エクササイズをご紹介いたします。
エクササイズ
肩ストン
1. 肩幅に開いて楽に立ち、胸の前でお祈りするように
(指を1本1本たがい違いに)両手を組む。
2. そのまま手に平を返し、シッカリひじを伸ばす。
3. 息を吸いながら天井にグーッと伸ばす。
両腕で耳をはさむくらいシッカリと。左右肩甲骨も寄せる。
4. 吸いきったところで、瞬間完全脱力!!ココがキモ。
ストンと手がモモに打ち付けられるくらいに一気に落としたら、
息を吐く。
“吸うから吐く”の
呼吸の入れ替えのときの瞬間タイミング
を狙って行うのがポイント。
カラダの調整には一発効果がある。
ここぞ勝負!という前に、お試しアレ。
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