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エクササイズ&プラクティス集へ
※過去の分をまとめました。
ハーイ、お待たせ!!
バレリーナのような優雅で美しい
アームズ(腕)シェイプをお勉強しますよ。
コレができるようになれば
“子供のお遊戯みたい”とは、絶対に言わさなーい!!
まずは、肩の高さくらいで、
右腕を横に伸ばしてみましょう。
ソウソウ、何にもしないで、ただ、まっすぐね。
さて、ここで、肘(ひじ)に注目!!
伸びていますよね。
で、床に向いていますよね。
もしこのままで
「もっと手を伸ばして!ラインして!」
とアクションを大きくすれば、するほどに、
肘(ひじ)は伸びきることに
・・・そうなれば
腕がカラダの中心から外へ逃げてしまい
頑張るほどに身体は広がりきって、
なんだか、オカシーな格好になってくるんですよ。
例えば、
ニュー・ヨークのフリーアームや、
ファン・ポジションのときの男性がラインする右手・・
なんだか“棒”みたいで、全く色香もありゃしない、
子供のようなアーム・・・トホホ。
どうしたらエレガント=優雅で、
ノーブル=気品があって、
それでいて、しなやかな大胆さもある、
大人のアーム・シェイプになれるのかしら?
・・・のヒントがなんと
バレリーナ・アームにあったのです!
でもねぇ、そりゃぁ、
一流バレリーナのアーム・シェイプは
とんでもなく素晴らしいけど、
ちょっと常人離れしてるじゃない!?
それに、アレはバレエでダンスとはヤッパ違うだろうし、
まぁ、私らには無理でしょ!?
なんぁんて、何をおっしゃる!?
コレは競技・社交ダンスでも同じことなのだが、
実は
名人級バレリーナほど
実は自然の理にかなった
運動をしているのですよ。
バレエとは歴史のある“人体芸術”であるとともに、
人間のカラダの構造美を追求した
ある意味“哲学”とご理解いただきながら、
バレエの本質を感じ取り、
競技・社交ダンスとジョイントできる部分のみを
ゆっくり学んでいただければ、
「あら?カラダにもいいし、ダンスのためにもなるのね」
ってこと、きっと、おわかりいただけるはず・・・。
と、納得を得たところで、
さぁ、レクチャーのはじまりぃ~!
「なぜ、棒のような腕、
子供のお遊戯みたいな腕になっちゃうかは、
“ただ、何もしないで伸ばしているだけ”だからなの。
腕は、カラダの中からやってきたエネルギーを
手・指先にまで運ぶ、ソレが一番の役割なんだけれど、
ダンスはその運搬作業自体を
表現、芸術にまで
“昇華”させていくことに
大きな意味があるわけね。
ではこれから、何もしていないで伸ばしているだけの腕に、
次の動きを加えてみるわよ」
ジュンコ先生、今日は、
上半身の筋肉の動きが見えやすいようにと、
ノースリーブ・レオタードでのレッスンだ。
そして、自分の腕を伸ばし、
ポイントを指しながら説明を始めた。
「まず、この2箇所を内側にねじるのよ。
1箇所目は、上腕、肩から肘(ひじ)までの部分
2箇所目は 前腕、肘(ひじ)から手首の部分
さぁ、どうなるかしら?」
「一緒に、手首と、肩も内側に回ってきますけど」
「ねじりきったら、手のひらが返って、
リレー・バトンをもらうようなカタチになります」
みんな、口々に言い、
ジュンコ先生はソレを受けて、次なる指示を与えた。
「そうね。何もしないと普通はそうなるわね。
でも、いい?
手首と肩口の2箇所は、反対に、外側にねじる
・・・ちょうどゾウキンをねじるような感じね。
さぁ、やってみて」
エ~!?という雰囲気が流れ、
みんな取り組み始めたが、
「難しい!
コレが外側でコッチは内側・・・?
ワァ、腕がおかしくなりそうです」
「すごく、キツイ格好だナァ」
みんな、悪戦苦闘・・・
すると、ジュンコ先生
「出来上がりはこんな感じよ」
と、“ゾウキンしぼり”をした結果の腕をみんなに見せた。
「さっきのピーンと伸ばしただけの腕とは、
どこが違って見えるかしら?」
肩が下りていて、
クビがスッキリ長く見える
腕がゆるやかなカーブを描いている
手首のシェイプが美しく
手・指先まで生き生きして見える
「やってもらってから言うのもナンだけど、
ただただ、腕をガムシャラにねじっちゃ痛いし、
肩がやられてしまいかねないからNGなのよ!
それに運動が自然なものとして感じられるようにならないと、
踊りの中で活かすこともできないわ。
秘訣は、
腕だけでやっているのではナイ!
実は背中、脇、肋骨、肩甲骨辺りの筋肉の連動なの。
では、詳しく説明をしていくわね・・・」
続く 第156話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
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とても励みになっています。(ジュンコ)
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バレリーナのような優雅で美しい
アームズ(腕)シェイプをお勉強しますよ。
コレができるようになれば
“子供のお遊戯みたい”とは、絶対に言わさなーい!!
まずは、肩の高さくらいで、
右腕を横に伸ばしてみましょう。
ソウソウ、何にもしないで、ただ、まっすぐね。
さて、ここで、肘(ひじ)に注目!!
伸びていますよね。
で、床に向いていますよね。
もしこのままで
「もっと手を伸ばして!ラインして!」
とアクションを大きくすれば、するほどに、
肘(ひじ)は伸びきることに
・・・そうなれば
腕がカラダの中心から外へ逃げてしまい
頑張るほどに身体は広がりきって、
なんだか、オカシーな格好になってくるんですよ。
例えば、
ニュー・ヨークのフリーアームや、
ファン・ポジションのときの男性がラインする右手・・
なんだか“棒”みたいで、全く色香もありゃしない、
子供のようなアーム・・・トホホ。
どうしたらエレガント=優雅で、
ノーブル=気品があって、
それでいて、しなやかな大胆さもある、
大人のアーム・シェイプになれるのかしら?
・・・のヒントがなんと
バレリーナ・アームにあったのです!
でもねぇ、そりゃぁ、
一流バレリーナのアーム・シェイプは
とんでもなく素晴らしいけど、
ちょっと常人離れしてるじゃない!?
それに、アレはバレエでダンスとはヤッパ違うだろうし、
まぁ、私らには無理でしょ!?
なんぁんて、何をおっしゃる!?
コレは競技・社交ダンスでも同じことなのだが、
実は
名人級バレリーナほど
実は自然の理にかなった
運動をしているのですよ。
バレエとは歴史のある“人体芸術”であるとともに、
人間のカラダの構造美を追求した
ある意味“哲学”とご理解いただきながら、
バレエの本質を感じ取り、
競技・社交ダンスとジョイントできる部分のみを
ゆっくり学んでいただければ、
「あら?カラダにもいいし、ダンスのためにもなるのね」
ってこと、きっと、おわかりいただけるはず・・・。
と、納得を得たところで、
さぁ、レクチャーのはじまりぃ~!
「なぜ、棒のような腕、
子供のお遊戯みたいな腕になっちゃうかは、
“ただ、何もしないで伸ばしているだけ”だからなの。
腕は、カラダの中からやってきたエネルギーを
手・指先にまで運ぶ、ソレが一番の役割なんだけれど、
ダンスはその運搬作業自体を
表現、芸術にまで
“昇華”させていくことに
大きな意味があるわけね。
ではこれから、何もしていないで伸ばしているだけの腕に、
次の動きを加えてみるわよ」
ジュンコ先生、今日は、
上半身の筋肉の動きが見えやすいようにと、
ノースリーブ・レオタードでのレッスンだ。
そして、自分の腕を伸ばし、
ポイントを指しながら説明を始めた。
「まず、この2箇所を内側にねじるのよ。
1箇所目は、上腕、肩から肘(ひじ)までの部分
2箇所目は 前腕、肘(ひじ)から手首の部分
さぁ、どうなるかしら?」
「一緒に、手首と、肩も内側に回ってきますけど」
「ねじりきったら、手のひらが返って、
リレー・バトンをもらうようなカタチになります」
みんな、口々に言い、
ジュンコ先生はソレを受けて、次なる指示を与えた。
「そうね。何もしないと普通はそうなるわね。
でも、いい?
手首と肩口の2箇所は、反対に、外側にねじる
・・・ちょうどゾウキンをねじるような感じね。
さぁ、やってみて」
エ~!?という雰囲気が流れ、
みんな取り組み始めたが、
「難しい!
コレが外側でコッチは内側・・・?
ワァ、腕がおかしくなりそうです」
「すごく、キツイ格好だナァ」
みんな、悪戦苦闘・・・
すると、ジュンコ先生
「出来上がりはこんな感じよ」
と、“ゾウキンしぼり”をした結果の腕をみんなに見せた。
「さっきのピーンと伸ばしただけの腕とは、
どこが違って見えるかしら?」
肩が下りていて、
クビがスッキリ長く見える
腕がゆるやかなカーブを描いている
手首のシェイプが美しく
手・指先まで生き生きして見える
「やってもらってから言うのもナンだけど、
ただただ、腕をガムシャラにねじっちゃ痛いし、
肩がやられてしまいかねないからNGなのよ!
それに運動が自然なものとして感じられるようにならないと、
踊りの中で活かすこともできないわ。
秘訣は、
腕だけでやっているのではナイ!
実は背中、脇、肋骨、肩甲骨辺りの筋肉の連動なの。
では、詳しく説明をしていくわね・・・」
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