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ラテンのハンド・ホールド=コネクション(つながり)
に求められるのは、
男女お互いの“ダンス”を融合することによって生まれる

相乗効果ナルモノ。

そこでは、一人ダンスだと絶対に体験することができない、
スペシャルな時間と空間が表現されるんだ。


手だけで押したり引いたりの“もどき”ではなく

“ホンモノ”を知りたい、

すぐにはできなくても、練習すればきっと・・・
みんなはそんな期待感とともに、
先生の次の言葉を待っていた。



「まず必要になってくるのは、
お互いが常に

ハーイ、私、ココにいるよ~

と伝え合うこと。
そうして発信された信号を察知し、
それをモトに次なるアクションを起こす
・・・といったプロセスが大切ね。
どちらも迷子になってはダメよ」

ジュンコ先生は、にこやかな顔でそういった。


「今現在、相手は、自分から
近くにいるのか? 
遠くにいるのか?

さらに、
どれくらい近くなのか? 
どれくらい遠くなのか?

これからするアクションにおいて、
近づくべきなのか? 
遠ざかるべきなのか?

・・・といったように、常に
お互いの位置を把握しつつ、
今に最適な
“ちょうどいい距離間”で踊れるよう協力しあう

・・・ナンテことができるようになればベストね」
そして、先生はこう白板に書いた。



コネクションの原理

遠くに離れているもの同士が

近くになるときは、引き合う

近くにいるもの同士が

遠くに離れるときは、押し合う



「ただしこれは、
ワザと押し合ったり引き合ったりすることではなく

二人の距離間の変化に伴い

自動的に起こるもの
よ」



ジュンコ先生はここで、
二人組みになるように指示をした。



「では、ルンバの
オープン・ヒップ・トゥイストの最初の3歩を題材に、
距離間の変化から生まれるコネクションを見ていくわよ」



・・・みんなが取り掛かろうとしていると
ジュンコ先生の声がした。



「ただし男性は、
肩幅に足を広げて、
ジッと立っているだけでステップはナシ

それで、女性とかかわってみましょう。
リードした結果、自由に体重を踏み変えたり、
ひざを使ったりといったカタチの変化はOK。
ハイ、では練習、はじめ」



オープン・ヒップ・トゥイストの3歩(女性)

1.右足後退      タイミング2&
2.左足その場に         3&       
3.右足前進            4&1&  
最後の&で右に1/4(90度)回転



ザワザワ・・・



ジュンコ先生、
何も言わずに様子を見守っている。



「あらあら、
みんなあまり要領がわからないみたいね。
最初の立ち位置(スタンディング・ポジション)
からNGじゃない!?
“近くにいるもの同士が
遠くに離れるときは、押し合う”の原理が、
お互いあんなところにいては成り立たないわ」



案の定しばらくすると、坂田さんから質問が出た。
「先生、よくわかりません。
最初って、押し合うんですか?」


パートナー役のカナちゃんも、
どうしたら良いかわからない様子。



「そうよ。
ハーイ、みんな聞いてね。
これはいったいナニの練習なのかわかるかしら?
大雑把に言えば、

押し合って離れ

引き合って近寄り

押し合って女性が向きを変える


プロセスを二人で作り出す練習なのよ。
でも、押し合える場所にいないと押せないし、
引き合える場所にいないと引けないわ。
今、みんなの様子を見ていたら、
最初の“押し合い”から手間取っているみたいね。

二人の距離が詰まらないと押せないのよ」



「ということは、

押し合う前に引き合うがある

ってことですか?」
と坂田さん。



「そのとおり。
だから、引き合える場所に
スタンディング・バランスをおかないとダメなのよ」
ジュンコ先生がそう言うと



「それなら、
女性が近寄ってきてくれたらいいんですよね、
男性は、立っているだけで何もできないんだから」

と佐藤さんが言い出した。



「何もできないことは、ないわよ。
ソコが男性の腕の見せ所じゃない!?」
ジュンコ先生はそう言って、
カナちゃんにパートナー役になってもらい、
男性役をやって見せた。


「女性がベストな位置にいなくても、
男性が変化すればいいのよ。
男性が、女性と押し合える位置にまで、
自らを移動させればいい
の。
足は固定されていても、

カラダの中を変化させることは可能よ

・・・・ホラこうやって」


見ると、女性とつないでいる左手のヒジをまげて、
女性を引っ張り込んでいる・・・?
二人ともかなり前にバランスを移動している。
もたれあうほどだ。
距離は確かに詰まったが、先生もカナちゃんも、
一歩も足を動かしてはいない。
おまけにカナちゃん、
気持ち良さそうにウットリした表情!?



「気持ち良いわ! 
コッチへおいでって誘われたみたい」




先生はいったいナニを仕掛けたのか?



「ナニをしたかは、もうわかるわね。
和夫さん、答えてみて」



「ハイ、呼吸です。

呼吸を吸うことによって相手を引き寄せたんです」

(第120話)



「ピンポーン!
今私は、カナちゃんとの距離を詰めるために

“吸った”のよ。

まぁ、実際は

“呼吸筋”を使った(第56話)

というほうが正解だけれどもね。
その結果、ヒジが曲がって、
お互いが寄り添うような感じになって、

軽くもたれあうぐらいの距離間

にまで詰めることができたの。
このくらいの距離間を持たないと、
オープン・ヒップ・トゥイストの1歩目の
“押し合って離れる”を効果的にはできないのよ」


ジュンコ先生はさらに、
「でもね、
呼吸は、コネクションの原理に基づく
身体操作の一部分
に過ぎないの。

もう少し詳しく勉強してみましょうか・・・」





・・・さて、ここからは学連物語  

歩く姿がおかしいと指摘され、私は相当へこんでいた。
そんな気持ちには全くお構いなしのローズ先輩、
しばらく、私のカラダをシゲシゲ見回した後、


「ジュンコちゃんのはココがないネン」
って言いながら、私のカラダに触ってきたんだ。


先輩が触ってきたのは、
太ももからズーッと上がったところの前面、
骨盤の骨の出っ張りのあるところだ。



「ココのスジ肉が弱いんや」



スジ肉?



「そう、ココのスジ肉シッカリさせて、
もっと、コウ、ドーンと腰から歩かなあかんネン」




ローズ先輩は、
自分の骨盤あたりに手を置いて、歩いてみせる。



う~ん・・



モデルさんのようにカッコイイ歩き方だけれど…



スジ肉ってなに?



今から思えば、たぶんソレは、
インナーマッスルである

“腸骨筋”(ちょうこつきん)のことであったと思うんだ。

腸骨筋ってのは、何かっていうと、
腸骨筋は骨盤の中にある筋肉。
今をときめく“大腰筋”の仲間だ。
大腰筋は、背骨と大腿骨とをつないでいる長い筋肉だけど、
腸骨筋は骨盤の像の耳みたいに広がった部分=腸骨と、
大腿骨を結んでいる短い筋肉。
この二つあわせて“腸腰筋”っていう・・・
なぁんて知ったのはズーッとズット後の話。


ただ、言われてみれば、
そのスジ肉とやらが私にとって鍛えるべきポイントで、
へしゃげカエル・ウォークや、
アヒル型ルンバ・ウォークから、
脱出できるかもしれないとは直感的に感じたんだ。


「バレエやっているとき、習ったエクササイズ、
アレがエエノン違うかな?
ジュンコちゃん、教えてあげるわ」

と、目の前でローズ先輩やってみせてくれたんだ。



「まずな、両足のかかとを付けて、
つま先をほぼ直角に開いてまっすぐ立つねん」


「中腰になって左右の膝をくっつけて、
ヒザの上に両手をのせて・・・」


「グッと大きく両膝を外に
“開きまわす、閉じる”を3回繰りして。
一回いっかい腰を下ろすような感じで」


「ココからが大切や。
尾てい骨をグッと前に押し込んで、
骨盤を締めながら上半身をゆっくり起こす。
オシリで左右から尾てい骨をサンドイッチする感じやで」




やってみると、かなりキツイ格好になって、
こんなところに腰をはめるの?って感じ・・・



「ソウソウ、ソコに腰がないとあかんのよ。
オシリの穴がグーッとしまって、腰の前が伸びてるヤロ」




た、確かに。


すごいコルセット状態。


でも少し動けばくずれてしまいそうだ。



それなのに、ローズ先輩、満足そうな顔をして
「それで、歩いてみ・・・」



えっ?



そんな、無茶な・・・。



      続く 第151話へ



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