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日常生活の中でも意外と目に付くのが、
“手” そして“指”。
他人に対しての印象付けにも一役買っているというから、
ちょっとは意識的に使ったほうがいいカモね。
でも、意識的に使うたって、どうしたらいいの?
そういや、ダンスのフリーアームの際も
「指先にまで神経を行き届かせて踊れ」
って言われるけど、
感覚が難しいし、すぐ忘れちゃう・・・。


という方は、ホラ、アノ感じを想像してみて、

マニキュア

ソウ、塗りたてのマニキュア感覚よ。
日頃は何気ナーくひっそりと存在しているあなたの指先が、
ささやかな脚光を浴びるとき。
あ~キレイねって自分の指先をニッコリ眺めるでしょ?
ウーンと指先に神経、配るでしょ? 
その感覚よ。


で、踊っているときは、手のひらパワーとともに、
指先の宝石からも“光線”を放射!

ビーム!!

指先が30センチほども伸びたよう・・・
と、イメージしながら手を動かしてごらん?
ソウソウ、 いい感じ。
指先に表情を持った、アームアクション・・・で素敵。
相手に触れるときも、
繊細かつ気配りのあるコネクション
・・・おぅ、感触GOOD!


訓練を積むほどに、
手・指は主役級の名脇役として、大活躍
あなたのダンスシーンに彩を添えてくれますよ。


それにね、気分いいでしょ、
指先に神経を行き届かせるって・・・。
だって、ソコまで、

床からの反作用エネルギーが届いている

ってことだもの。


え、ナニ? 
男性はマニキュアしないから良くわからないって?
マニキュアってラテン語で
「手のお手入れ」って言う意味だそう・・・
大切な女性に触れる指先でもあるんだから、
男性だって「手のお手入れ」は大切よね。
一度試しになさってみては、ドウ?



「“指先にまで神経を”とは、
“指先にまで床からの反作用をエネルギー”ということね。


確かに指の末端までエネルギーが行き届くようになれば、
表現としてのアームアクションも、
二人のつながりとしてのコネクション
格段に良くなるわ。
そのためには、手の掌(しょう=てのひら)および、
指が柔らかいこと(第118話のエクササイズ)が、第一条件。
それプラス、少しだけ筋肉に訓練が必要ね。
ということで、コレをエクササイズに取り入れます」

ジュンコ先生はそう言って、白板にコウ書いた。

手の指のグーパー



みんなはキョトンとしているが・・・



「やり方は簡単。
手の指を閉じたり開いたりするだけよ。
でも、これは結構優れもののエクササイズなの。 
なぜか? 
手・指そのものの能力を引き出す以外に

1.上半身の伸筋を鍛えることになる
手の甲側を見ながら、手の指を閉じたり開いたりしてみると、
ホラ、腱(けん)が動いているのがわかるでしょ?
腱というのは、筋肉の中でも骨にくっついている強い
“スジ肉”のような筋肉。

これ一本いっぽんがいわゆる“伸筋”なの。

これが手首で集まって束になり、腕へと連動している。
手の甲からつながっている手首とヒジの間辺りに触れてみて。
手の指を閉じたり開いたりするたびに一緒に動いているでしょ?
そして動きは、
やがて肩、背中へとつながり連動する・・・ってことは、
手のグーパーで伸筋を鍛えることは、
腕・肩・背中の伸筋を鍛えていことにもつながるってワケ。


2.脳の活性化になる
手指一本いっぽんの神経は別々に脳につながっているから、
手指を動かすことで、脳がすごく活性化されるのよ。
脳の発達する部分は“運動野”ってトコロだけれど、
その隣には“感覚中枢”もあり、ソコも同時に刺激を受けることになる。
つまり、手のグーパーで運動神経とともに
五感(見る・聴く・嗅ぐ・味わう・触れる)も一緒に成長を期待できる!


では、やり方の説明ね。


エクササイズ

① 親指を中にして握る。
② 指と指の間をできるだけ開く。
指の腱一本一本が浮き出てくるようになればOK!
くれぐれも、手の甲の伸筋側を意識して、
握る・開くを繰り返してね。
動作はゆっくり丁寧に、力み感覚はないはずよ。
片手ずつでも両手同時にでもいいんだけれど、
時間にして約1分間、やり続ける。
お風呂に入ったときに湯船でやれば、
いい具合に抵抗がかかるから効果倍増。
その前後に“手もみ”(第118話)が加われば、もう万全ね」



      続く 第132話へ



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