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あるパーティ会場でのふれあいタイム
順番に並んで出会った人とワルツを一周踊るんだ。


ワワワ、エライ女性とあたっちまったぜ。
すごく硬い背中
まるで鉄板に触っているようだ。
そのくせホールドは、やたら重い
オイオイ、左手で俺の腕をつかむなって。
痛いなぁ・・・。
右手もつっぱってくるし、ハァ~。


そういえば、初心者の頃、思ったモンナ。
こういう女性と出会ったとき
「俺、ひょっとして嫌われているんカナ?」って
でも、今じゃヨークわかっている。
この人は誰に対してでもコウなんだ、
この人自身のホールドなんだから仕方がないんだってこと。


でもさぁ、
やっとキレイに張れるようになってきたホールドなのに、

一緒に踊る女性によって、壊される

なんてやりきれないよなぁ。
周りで見ている人に、
「なにアノ人のホールド、見ていられないわねぇ。
あれって俗に“手羽先ホールド”っていうのよ」
なぁんてヒソヒソされていても
「違います、この女性が重いからこうなっちゃうんです」
とは言えないしなぁ。


うまい人ってどうしているんだろう?
このくらいのホールドなんて、
もうなんとも思わないんだろうか?
よっぽど“忍耐”があるのか?
何かすごい“テクニック”を使っているのか?
きっと、その辺がうまさなんだろうけどなぁ。



「ステップは、
“リード&フォローがあって二人で作るもんだ”
という認識の人は多いけれど、

ホールドに関しては、

“二人で作っている”

という自覚があんまりない
のね。

これだと、せっかく女性に触れている男性の右手も
センサーモードになりにくく、
潜在的なハンドパワーも目覚めにくい
わ」



ジュンコ先生はソウ切り出した。


「ホールドなんてものは、

すべてオーダーメイドで、
ものすごく自由性のあるものでないと本来、無理


ナゼって、ヨーク考えてみてよ、
ホールドの作り方、
出来上がったカタチも一人ひとりみんな違うし、
しかも、そのカタチのままじっとしているのではなく、
動き続けるわけでしょ。
大きなポジション変換(PPとか、セイムフット・・)だけではなく、
一瞬一瞬変化するものなのに。(第125話)
自分のホールドのカタチを押し付けることは、
できないはずなのよ。
それなのに、
肩の位置、ヒジの角度、手首の高さ・角度・・・
もう7割くらい出来上がった
自分の“カタチ”を互いに主張しあって、
押し合いへし合い、引っ張り合い、
オレに合わせろ、わたしに合わせろ
で、硬いとか、痛いとか、狭いとか・・ 
もう問題はいっぱいね。

いくら男性が
カタチのきれいなホールドにしようと努力をしても、
そのカタチにぴったり合わせてくれる女性はめったにいないし、
いろんな事情ですぐに崩される恐れがあるわ。
だから・・・


意識転換その2 は、 

男性右ホールドのカタチは男性だけで作らない!!

・・・女性の背中の動きと一緒に作る


という意識に徹底しちゃうのよ。


これは、ずっと同じパートナーと組む、競技選手でも同じよ。

ホールドはナマモノ

同じ人であっても、同じ動きは2度としてくれない。
同じ動きがないってことは、ホールドも一瞬一瞬違って当然・・・。
そういう意識に変えるの」


「・・・ということは、
男性の右ホールド完成のためには、女性の協力は不可欠ってこと。
女性の背中の正しい運動によって、
男性の右ホールドは美しいカタチを作ることができる
 
ぐらいの自覚を持って、女性もダンスに励んでもらいたいと思うわ。
右手を突っ張ったり、
左手で男性の腕をつかんだり
・・・なんて、ご法度よ。
これは無意識でやってしまっていることだろうけれど、
無意識でやっている以上は、
意識的に直さないと、勝手には直らないわ。
自分は大丈夫なんてタカをくくらず、
一度全員が見直して欲しいの。
もし思い当たる感じがあったなら、
常に自分を見張りながら、徹底的に直すこと!」



ジュンコ先生の話に
みんな少し圧倒された感じだが、真剣に聞いている。



「男性は男性で、
右ホールド・手を固めることによって、
女性の背中の動きを止めてはダメよ。
自分のホールドを崩す元になるからね」
そう言ってから、
ジュンコ先生は明るい声でみんなに、


「男性に望むべくは、
自らの床からのエネルギーを
右手から女性の背中に放出することによって、
美しい女性のシルエットを作ってあげる

そして、
女性の正しい動きをも
自らクリエイトできるところまでになれたら最高ね。
もちろんこういう操作は、
女性側からでもできるものであって・・・。
床から汲み上げたエネルギーを使って、
男性の右アームのシルエットを作ってあげる。
男性の右手は
女性の背中の動きを感じながら触っているだけでOK!

ナンテすごいでしょ?

でも、実際本当に上手な男性・女性はそうやっているのよ。
で、組心地がどうのこうのあんまり相手に文句は言わない(笑)
では、実践、練習してみましょうか」



      続く 第128話へ



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