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さてさて、男性諸君。
右ホールドの“手”の話ですぞ。
そう、あの女性の背中に触れる“右手”。
願わくは、この手を制して欲しい!!
そして


女性の背中を優しく包む、

限りなくフィット感のある極上の右手



をワガモノにして欲しいのです。
「そりゃぁ、そんな右手になれるモンなら、なりてぇよ」
・・・ならば、
今日からのジュンコ先生のレクチャー、必読必見!

おまけに、
もし、今あなたが右ホールドに問題を抱えている
・・・例えば、
ヒジが下がる、右肩が出る、リードに使えない・・
ならば、なおさらのこと。
極上の右手になれるよう、
意識を転換し、訓練を積めば、

ホールドのほとんどの問題が
ことごとく解消されてきちゃう
んですから!!

「うへぇ?ホンマかいな?」
ハイもちろん。
それに、背中の右手のことで
女性から文句を言われなくもなるでしょう。
「キツク締めんといて」
「ズラさんといて」
「もっと柔らかくして」
「引っ張たらイヤ」・・
え? 文句なんて言われたことないって?
ソレって、怖いなぁ~
ひょっとしたら、
あなたのパートナー “ガマン”しているだけかもよ。
または、極上の“右手”とまだめぐり合っていないから、
“まぁ、こんなもんヤロ”
で済まされていることだって考えられる。
パーティ会場でも実は、
あなたは悲しき“はだかの王様”状態だったりして・・・。
「そ、そんな、脅さんといてくれよ」



「では、今回もまずは体感してみてね。
目指して欲しい男性の右手とはこんな感じの手よ」

ジュンコ先生はそう言い、
男性にも女性役になってもらい、
一人ひとりとホールド状態になり、
背中に自分の右手を触れていく。



「わぁ、心地よいです。
こんな風に触られたら、
相手の男性をスキになってしまいそう!」

カナちゃんがウットリした顔で言ったため、
みんなが笑った。



「では、次ね、こんな感じの手はどうかしら?」 
ジュンコ先生、
さっきとは違う右手で触れていくと
「硬い」
「自由がない」
「踊りにくそう」
と一気に不評になったが・・



「さっきの良いホールドと比べると、
これはダメだとわかるんですが、
こういう感じのホールドの男性はとても多いです。
ものすごく一般的なホールドなので
特にイヤだとも思っていませんでした」

紀子さんがそう言うと、
みんなもうなずいている。



「ホールド自体はさっきと変えていないのよ。
意識的に変えたのは右手だけ。
でも、右手が良くないとホールドのダメージにもつながっちゃう。
だからホールドの問題としてクローズアップされることも多いわ」
ジュンコ先生は苦笑気味だ。



「さぁ、1回目の手と2回目の手、
どこが違うかわかるかな?」



「ハイ!1回目の良い手のときには手の力を抜いていた、
2回目はその意識がなかった」
カナちゃんだ。



「OK、そのとおりよ。
もっと具体的にわかるかな?
手に関するどの部分の力を抜いたんだと思う?」



「あ、わかった!指の力を抜いたんですね」
森田さんだ。



「ピンポーン!正解よ。よくわかったわね。
それプラス“手首”の力も抜いたわ」



へぇ~ 指と手首の力を抜く!?

・・・そんな声がみんなのほうから上がった。



「ソウ、1回目の良い手の時には、手首を固定せず、
右手の指の筋肉(関節も)をみんな緩めて、
その人一人ひとりの背中にフィットするように、

手の形状を変化させていたのよ。

一瞬で、

オーダーメイド・ハンドを作っていたの」



オーダーメイド・ハンド?



「女性の背中といっても一人ひとりみんな違う。
それに、人間の背中って立体的でまぁるく、
しかも、いい?

一瞬一瞬変化するもの

・・・だと解釈して欲しいの。

特に踊っているときはものすごく変化する。
その変化は微弱で
ヨーク感じないとわからないものかもしれないけれど、
とにかく、ステップの名の下に、

“足”の変化があるときは、

必ず肩甲骨辺りの背中にも変化がある


ものなのよ」(第62話)



「その人の一瞬一瞬の変化に対応できる
優れたオーダーメイド・ハンドで在り続けるには、
活発な情報収集が必要ね。(第124話)
そのために、手に関する指・手首すべての筋肉をなるべく緩め、
手に掛かる微弱な圧力を感じ取り、状況を知ろうとする・・・
そういう高感度のセンサーモードになっていなければならないわ」


次に、先生は少し厳しい顔で話し始めた。


「今、私がやって見せた右手は、
訓練をつめば誰にでもできるようになるものではあるの。
なぜなら、手の持つ情報収集能力は、
本来人間の持っている機能だからね。
でも実際は、
2回目の“あまりいただけない右手”の男性が多いわ。
かなりのベテランの人でさえ、
この右手が成長している人はあんまりいない
なぜか? 踊りの中では絶えず
高感度のセンサーモードになりにくく、
潜在的なハンドパワーが目覚めにくい
状況を生んでいるから・・・。
ということで、
極上の右手になるにはコレが必要不可欠なのよ」
先生は白板に書き始めた。

極上の右手への扉・・・「意識転換」



      続く 第126話へ



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