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では、
ゴッド・ハンド(神の手)ならぬ
ティーチャーズ・ハンド(先生の手)
になるための、エクササイズを行いまーす。
目指すは
“手のひらが開かれた状態”の、
感受力の高い、細分化された高度な手!
ソウ!進化した手なのです!
進化した手の特徴は大きく2つ
① 相手の手と絡みやすい
② エネルギーが出やすい
エクササイズ
まずは、
指モミです。
指を1本いっぽん、
親指と人差し指でつまむようにしながら、モミます。
爪に近いところから、関節部分も丁寧にね。
第3関節、次に第2関節、指の付け根の第1関節
・・・なんて感じながらモム。
結構、強めにやっても気持ち良いものでしょ?
指先1本いっぽんから、
エネルギーがスーッと出るようになれば、
とても繊細なハンドアクションが可能になり、
指先まで神経が通ることで感度が高まって、
相手とのコミュニケーションも
密にとれるようになってきますよ。
次に、
4本の指の
第1関節辺りをいっぺんに持って、
握りつぶすようにモンでみましょう。
ソウ、横から、グチャットなるようにね。
すると、
手の掌(しょう=てのひら)の中にある
骨の周りが柔らかくなるのね。
手の掌が柔らかくなれば、
相手との握り具合にあわせて、
カタチが自在に変化できる手になり、
どんな手にも絡みやすくなり、シックリ。
そして、5本の指のように分かれている、
手の掌の中にある骨、1本いっぽんを
指の第1関節から先のように
独立して使えるようになれば、すごいこと!
1本が指先から手首あたりまでの、長―い指になるわけ。
そうなれば
むちのようにしなやかで、
魅力的なハンドアクションも可能です!
最後に、
親指と人差し指の間のつけ根と、
手のひらの中央をモミほぐしましょう。
ともに、手の疲れを取り、
カラダ自体も活性化させる、いわゆるツボなんです。
特に
手のひらの中央は、床から上がってきた
エネルギーの放出口として重要。
あなたのハンド・パワーはここから生まれるのです。
さぁ、出来上がったティーチャーズ・ハンドで、
頭のてっぺんや、
顔など自分のカラダにそっと触れてみましょう・・・
触れた部分がとっても気持ちいい!なら合格です。
「手でお互いに触れ合うことで、
そこから相手のカラダとの“対話”が始まる・・・
それがダンスの原点かも知れないわね」
ジュンコ先生はそう言いながら、
みんなを見回している。
「手を柔らかくし、感受能力を上げておくことは、
触れ合って踊るダンスには欠かせない重要なことだと思うわ。
実際その手を通し、
相手からの情報がたくさん入って来ているはずなのよ、
意識するしないにかかわらずね。
訓練をつめば、
手という末端からでも
カラダ全体の情報が入ってくるようになる
それにね、手を触れ合うことで、
自分のカラダの中の状況を伝え合わなきゃいけないのよ、
お互い意識的に・・・」
「自分の手をもっとケアしてやらなきゃいけませんなぁ。
手がカラダの中で一番使えている場所かと思っていたんですが、
ソウでもないようです。
ダンスのことを考えたら、
もっと動けるようにならないといけないということがわかりました。
それに、日頃からいろんなものに触れている割には、
感じていなかったんだなぁって思いましたよ。
エクササイズやってみて、
手にこんなたくさんの感覚があったのか
って驚きました」
そう言いながら平田さん、まだ自分の手をもみ続けている。
「ソウね。でも、私たちには目という強力な情報手段があるから、
日頃は触覚よりもそれに頼ってしまうことが多い。
だからなかなか手の感受能力は開かれてこないし、
思った以上に手を使いこなしてもいないわね」
ジュンコ先生は、
ここから大切な話なんだけれどと言いおいてから、
「床からの上昇エネルギーを、
手という末端からうまく放出できるようになると、
相手の手とシックリくる。
でも、おもしろいことに、
相手とシックリ来ることを求めて
“進化した手”になるように訓練をつめば、
床からの上昇エネルギーが上がりやすくもなってくるの。
で、そうなれば運動は活性化し、ダンスは上達する。
つまり、
エネルギー放出口からエネルギーが
スムーズに出れば出るほど、
新鮮なエネルギーが入ろうとするのね。
言い換えれば、
相手に良いエネルギーを
分け与えようとすればするほど、
自らのダンスは上達する・・・
すごいことでしょ!?」
続く 第120話へ
いつも 応援クリック ありがとうございます。
↓ ↓ ↓

とても励みになっています。(ジュンコ)
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になるための、エクササイズを行いまーす。
目指すは
“手のひらが開かれた状態”の、
感受力の高い、細分化された高度な手!
ソウ!進化した手なのです!
進化した手の特徴は大きく2つ
① 相手の手と絡みやすい
② エネルギーが出やすい
エクササイズ
まずは、
指モミです。
指を1本いっぽん、
親指と人差し指でつまむようにしながら、モミます。
爪に近いところから、関節部分も丁寧にね。
第3関節、次に第2関節、指の付け根の第1関節
・・・なんて感じながらモム。
結構、強めにやっても気持ち良いものでしょ?
指先1本いっぽんから、
エネルギーがスーッと出るようになれば、
とても繊細なハンドアクションが可能になり、
指先まで神経が通ることで感度が高まって、
相手とのコミュニケーションも
密にとれるようになってきますよ。
次に、
4本の指の
第1関節辺りをいっぺんに持って、
握りつぶすようにモンでみましょう。
ソウ、横から、グチャットなるようにね。
すると、
手の掌(しょう=てのひら)の中にある
骨の周りが柔らかくなるのね。
手の掌が柔らかくなれば、
相手との握り具合にあわせて、
カタチが自在に変化できる手になり、
どんな手にも絡みやすくなり、シックリ。
そして、5本の指のように分かれている、
手の掌の中にある骨、1本いっぽんを
指の第1関節から先のように
独立して使えるようになれば、すごいこと!
1本が指先から手首あたりまでの、長―い指になるわけ。
そうなれば
むちのようにしなやかで、
魅力的なハンドアクションも可能です!
最後に、
親指と人差し指の間のつけ根と、
手のひらの中央をモミほぐしましょう。
ともに、手の疲れを取り、
カラダ自体も活性化させる、いわゆるツボなんです。
特に
手のひらの中央は、床から上がってきた
エネルギーの放出口として重要。
あなたのハンド・パワーはここから生まれるのです。
さぁ、出来上がったティーチャーズ・ハンドで、
頭のてっぺんや、
顔など自分のカラダにそっと触れてみましょう・・・
触れた部分がとっても気持ちいい!なら合格です。
「手でお互いに触れ合うことで、
そこから相手のカラダとの“対話”が始まる・・・
それがダンスの原点かも知れないわね」
ジュンコ先生はそう言いながら、
みんなを見回している。
「手を柔らかくし、感受能力を上げておくことは、
触れ合って踊るダンスには欠かせない重要なことだと思うわ。
実際その手を通し、
相手からの情報がたくさん入って来ているはずなのよ、
意識するしないにかかわらずね。
訓練をつめば、
手という末端からでも
カラダ全体の情報が入ってくるようになる
それにね、手を触れ合うことで、
自分のカラダの中の状況を伝え合わなきゃいけないのよ、
お互い意識的に・・・」
「自分の手をもっとケアしてやらなきゃいけませんなぁ。
手がカラダの中で一番使えている場所かと思っていたんですが、
ソウでもないようです。
ダンスのことを考えたら、
もっと動けるようにならないといけないということがわかりました。
それに、日頃からいろんなものに触れている割には、
感じていなかったんだなぁって思いましたよ。
エクササイズやってみて、
手にこんなたくさんの感覚があったのか
って驚きました」
そう言いながら平田さん、まだ自分の手をもみ続けている。
「ソウね。でも、私たちには目という強力な情報手段があるから、
日頃は触覚よりもそれに頼ってしまうことが多い。
だからなかなか手の感受能力は開かれてこないし、
思った以上に手を使いこなしてもいないわね」
ジュンコ先生は、
ここから大切な話なんだけれどと言いおいてから、
「床からの上昇エネルギーを、
手という末端からうまく放出できるようになると、
相手の手とシックリくる。
でも、おもしろいことに、
相手とシックリ来ることを求めて
“進化した手”になるように訓練をつめば、
床からの上昇エネルギーが上がりやすくもなってくるの。
で、そうなれば運動は活性化し、ダンスは上達する。
つまり、
エネルギー放出口からエネルギーが
スムーズに出れば出るほど、
新鮮なエネルギーが入ろうとするのね。
言い換えれば、
相手に良いエネルギーを
分け与えようとすればするほど、
自らのダンスは上達する・・・
すごいことでしょ!?」
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