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「オイオイ、そないに 
①右手、チカラ入れんでエエやろ」


「あ、そう? 
チカラ入ってる?」


「それに、自分で 
②勝手に回ったらアカンがな。
男性のリードで回らんと」


「・・・」


「ナ、なんや、言いたいことがあるんやったら言うてみ」


「リードするんやったらもっとちゃんと回してよ。
女性にも、行きたいところがあるんやから」


「行きたいところ?」


「③アレマーナの正しい方向や。
アンタ、それ、わかってリードしてるんやろな!?」


「う・・・
一応は知ってる」


「ウソ! 
私がまだアレマーナやってるとき、アンタ、
④早う終わっているやないの!?
男性なんかジッとしているだけやけど、女性は忙しいんやから」


「男性も、別にヒマやないで。
それに、勝手に回っておいて『リードしてくれ』もないやろ」


「そう言うても、私のこと 
⑤全然見てくれてへんヤン。
ファン・ポジションから戻ってくるときから。
まだ、私が 
⑥ウォークしているのに、
セカセカ左手上げて、回そうと押してくる・・・アレ、やめてほしいわ」


「見てくれへんのは、お互い様や。 
⑦ファンから戻ってくるときもまっすぐ帰ってくるんか
“フアン(不安)”になるし、
⑧回り終わったと思ったら、
ドーンとぶつかってくるし
“アレマーなんてこった!?”」 


「(吹き出しながら)
サブい、おやじギャグ言うてんと、
がんばらな・・・」



「数字で示したところは、
アレマーナでよく見受けられる問題点なんだけれども、
ざっと挙げただけでも、こんなに・・・。
アレマーナって、
最初のころに習うベーシックステップの割には、

非常に難しい
のよね。

みんなもきっといろんな経験があるでしょう?」

ジュンコ先生はそう切り出した。



「私、知らなかったわ。

アレマーナって、

正しい方向があるんですね。

男性の腕の下でクルンと回ると思っていました」

声を上げたのはカナちゃんだった。


「それに、
アレマーナって、

ファン・ポジションから始まる

ものだったんですね。
回るところだけを指していると思ってたので・・・」



「そうなのよ。
アレマーナは全部で6歩からなるフィガーなの。
女性が回転する後半の3歩に
問題が集中するようなんだけど、
実は、
前半の3歩から
いろいろなアクシデントは起こっている
はずなの」
とジュンコ先生は言ってから、みんなのほうに向きなおり


「そこを解決すると、
他のファン・ポジションから始まる、
フィガーにも応用が効くからしっかり見ておきましょうね」



先生は、男女がカップルになって
まず、ベーシック・ムーブメントからファンに開き、
そのあとアレマーナの練習をするように指示を出した。



「今日は、
いつもあまりカップルにならない人と組んでみましょうか・・・」



真理は、ちょうど右隣にいた坂田さんと組むことになった。



「わ、カズと全然違う・・・」



「特にファン・ポジションからの3歩に焦点を絞ってやってみてね。
今まで習ってきた、いろんなテクニックも思いだしながらね」
先生の声が飛んだ。



真理は、和夫と練習したように仕掛けてみた。
呼吸のテクニック(第85話)
アップ&ダウンの感覚(第102話)
そして、
気持ちのテクニック(第105話)・・・。



「真理さん、踊りやすいですね」
坂田さんはうれしそうに顔を赤らめている。



「え~そうですか?ありがとうございます!
あのぉ、どの辺が踊りやすいんですか?」



「僕のリードを待ってくれます。
ゆったり踊ってもらえるので、アセらなくて済みます」



やった!効果アリ!
真理が一番気をつけたのは、気持ちのテクニックだった。
それから呼吸を止めないこと。
すると、坂田さんが“どうしたいのか”がよーく見えてきたのだった。



「何か問題が見つかった人はいるかしら?」
先生が声をかけた。



「あの、女性が
ファン・ポジションで、足をまだ揃え終わっていないのに、
引っ張られてしまう
んですけど」

トシ子さんだ。



リーダー役は佐藤さん。
ソンナこと、言われても・・・というような困った表情だ。



「他には?」



「ハイ!この3歩ってリード&フォローってあるんですわな?
女性が勢いよく戻ってきてくれるんで、
何にもしていないんですが・・・」

ケイコさんと組んでいた平田さんだ。



ケイコさんはドギマギしながら

「あ、私、勝手に踊っていました?

しっかり、
ルンバ・ウォークしようと思っていただけなんですけれども・・・」




「リード&フォローは、もちろんあるわよ」
ジュンコ先生はそう言った。



「質問です。僕の場合は、
女性がファン・ポジションから、
思うような場所に帰ってきてくれない
のですが、
どうリードしていいのかわかりません」

森田さんだ。



「きっと私が、悪いんだと思います。
一生懸命、ウォークしているんだけどなぁ」
一緒に組んでいるカナちゃんが申し訳なさそうに言った。



「たった3歩なのにいろいろ問題が出てくるわね。
でもそれぞれの問題には実は共通点があるの。
まずそれを直していきましょう」

ジュンコ先生のレッスンは続く・・・



      続く 第108話へ



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