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「手合わせ遊び」しましょ!

エ、知らない?
やってみたら、わかりますよ。
では、「八十八夜」いきます!


セッセッセェ~のヨイヨイヨイ
♪~♪~♪~♪~
なつもちーかづく はーちじゅうはちや トントン
のにもやーまにも わーかばがしげる トントン
あれにみーえるは ちゃーつみじゃないか トントン
あかねだーすきに すげのーかさ トントン


(解説)
相手と向かい合い、歌にあわせ、まず、拍手1回、相手と右手の平を合わせ、
拍手、左手のひら合わせ拍手をくりかえす。歌の区切りで相手と両手の平を
合わす(トントンの部分)。おしまいは、すげのかさ~とうたいおわると同時に
「ちょんちょん」と言いながら、二度続けて両手の平を合わす。



あら、うまく合ったわね!
それじゃ、ちょっとゆっくり目でやってみない?

♪~~~♪~~~♪~~~♪~~~

わー成功!ちゃんと合ったわ。
楽しいわねぇ。



ねぇ、でもコレ

どっちがリードしたのかしら?




ルンバのレッスン中、
急に「手合わせ遊び」をさせ始めたジュンコ先生。



キャッキャッと笑い声。
みんな、童心にかえって結構楽しんでいる。


「先生、きっと何かねらいがあるはずなんだ・・・
こういうことさせるときって・・」
和夫は真理とセッセッセ~とやりながらも、
そう思いを巡らしていた。

・・で、「あ、そうか!」



「さぁ、充分楽しめたかしら?
どう、何が言いたかったかわかるかな?」




そら、来た!とばかり、和夫が手を上げる。

「少しですが、

リード&フォローの極意がわかりました!」




少しおどけて、和夫が言ったためみんなも笑いだした。



「あら、それはすごいわ。どんなことかしら?」
とジュンコ先生。



「ハイ、この手合わせ遊びって
お互いがリーダー役でもありパートナー役でもあるような・・・
つまり、

リード&フォローって

無理やりするのではなく、

お互いに合わせたいから合わせるもの


って思ったんです。
手が合ったら楽しい、トントンってするだけで面白い。
だから一緒に合わせたくなる、
で、合わせようとするから、合いやすい・・・」



「そうね。いいお話だわ。
それはベストのリード&フォローの関係でしょうね」
と、ジュンコ先生が言うと、



「あ、それだけではないんです。
手が合うと楽しいからって、
うまく合わせたい気持ちが
直接、相手の“手”に向かうと、かえって合いにくい
ってことを発見したんです。
“手”をねらうと、外れたり、強すぎたり・・・。
それに、拍手を打つ時だって、
合わせようと力むと相手のタイミングと合わない・・・」 



ジュンコ先生は
(いいところに気が付いてくれたわね)
そう心の中で思っていた。



「上手く手が合うときって、
自然と二人の呼吸を合わそうとしているし、力んでいないし、

それになんといっても、間合いがいい。
ウマーく間合いを取ったら、
自然に相手のタイミングを感じることができて、
いつ“トン”ってくるか、相手の動きが読めてくる・・・。
これってダンスのリード&フォローに応用できる
大切なことなんじゃないかなって思ったんです」



みんな興味深そうに聞いている。



「和夫さん、ありがとう。
みんな、どうかしら?今の話を聞いて」



「参考になりました。
僕は、今まで女性をリードしているつもりで、
実はおかしなことをしていたのかもしれない、そう思いました」


佐藤さんが神妙な顔をして言いだした。

「自分のどこが悪いのかは、
まだハッキリ見えてこないのですが・・・。
セッセッセをしなさいって言われたとき、
初めは一体何させるんだ?と警戒しました(笑)
でも、実際にやってみると楽しかったんです。
そういや、こんなに相手と合わせたいと思ったことも、
相手が僕を見てくれたことも、
今までダンスの中ではなかったような・・・。
女性と呼吸が合うって、
こんな感じなんだなぁって少しわかりました」



「佐藤さん、すごくお上手でしたよ、セッセッセ」

ケイコさんがそう言い、佐藤さん、ちょっと照れ笑い。
今までこの教室で見せたことのない暖かな笑顔だった。



「それは、良かった!」
ジュンコ先生はそう言い、

「では、手合わせ遊びで学んだことを、もう少し膨らませていくわね。

ここから学べる、リード&フォローの極意…実はまだあるのよ。」



      続く 第98話へ



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