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サークルで、ホールド(スタンダード)の作り方のレッスン中、
ジュンコ先生からいきなりの質問。
「どうして女性は、
肩甲骨あたりから左へシェイプするホールドをつくる必要があるのかしら?
何の意味があるのかな?皆さん考えてみて」




美しく見せるためだと思います。

「私自身、インターナショナルのテレビ放映を見て、
男女の組んでいる姿に憧れてダンスを始めました。
すごくキレイだったからです」

カナちゃんはサークル最年少26歳。
ダンス歴も2年と最も短い。


「美しさ・・・そうね。もちろんその意味もあるわ。
左へカーブした女性らしいラインはエレガントで美しいわね。
他にはあるかしら?」



「あのう、シェイプされたホールドは、
競技用のスタイルなんですよね」

テクニシャン・紀子さんだ。


「エエそうね。
または、イングリッシュスタイルとも言われているわ(第21話)
まぁ、日本では一般的なパーティでも踊られるスタイルなので、
競技用と特別に言われないことも多いけれどね。
それが何か?」


「競技用ということは、
あのようなシェイプされたホールドを作ることによって、

より高度なテクニックが可能になる

・・・のではと思いまして」


「それも正解ね!
前進と後退が主体の簡単なステップや、
コミュニケーション主体のフランクなダンスなら、
特別なホールドは必要ないからね。
では、あのシェイプをすることで、
どんなテクニックが可能になると思う?」


「男女が入れ替わりやすくなって、
回転動作がスムーズにできそう、
あと、スピードに乗ったり、
パワフルな表現ができるように思います」


「そのとおりよ!
あの独特なシェイプを作るときすでに、
カラダの様々な筋肉を動員しているわけだから、
その分エネルギーとしても高いホールドなのね。
ってことは高レベルのダンスが可能なの。
言葉を変えれば、
あのようにシェイプされたホールドは非常に機能的でもあるってこと」

先生はそう言いながら白板にこう書いた。


美しく・機能的


「シルエットとして美しく、かつ、より機能的に踊れるから、
あのようなホールドを作る・・・
OK
もっと踏み込んでみましょう。

なぜ美しいのかしら?

何が、機能的なのかしら?

ホールドの本来の意味から考えてみましょう。
さぁ、ここで改めて、ホールドってどういう意味?」



「男女の組み方です」
ダレカレとなくソウ言った。



「そうね。ということは・・・?
一人で踊るのだったら、もともと何もホールドなんていらないのよね。
自由に手・腕も動かしていいわけよ。
ということは、あの独特のシェイプのもっとも重要な意味は・・・」


先生は、白板にこう書き添えた。


「ホールドのあの独特のシェイプは、大きく2つの意味があるの。

男性のホールドの前面を埋め、
二人で一つの“枠(わく)=懐(ふところ)”を完結させる


床からもらってきた反作用のパワーを手・腕を通し相手に与える

ソウすることで、男性と女性の一体感が増し、
美しく・機能的なホールドが生まれるのよ」



「つまり、

男性との関わりあいがあってこその美しさ、

機能性
ということなんですね。

ホールド本来の意味を考えてみればと当たり前のことかもしれませんね」
紀子さんがそう言った。


「そうなのよ。でも意外と本末転倒になっていることが多いから要注意ね。
つまり、カタチだけで意味がない・・・」



トシ子さんが苦笑しながら手を上げた。
「そういえば、私、家でホールドを作る練習をしていた時、
男性のことなんて忘れていました。
肩甲骨を動かすことに必死で・・・」



「そうなりがちね。
いい?ホールドのシェイプを作る際の一つひとつの動作に“意味”があるのよ。
目の前にいる“あなた”と組む意味が・・・
では、実際にみていきましょう。
まずはシャドウで、みんな、それぞれやってみましょうか」

「プリント (第68話)に書いてある
右肩甲骨を背骨に向かって斜め下にコンプレッションし、
左肩甲骨を左やや前方にずらす

意味からね」

「では、片足に体重を乗せ床からの反作用のパワーをもらいましょう。
次に、
自分の右前にいる男性をカラダの中で意識した結果
おなかの中がキュッとしまって、おへそ辺りがやや右を向き、
結果、インナーマッスルを伝わって
『右肩甲骨を背骨に向かって斜め下にコンプレッションし、
左肩甲骨を左やや前方にずらす』
感覚につながってきたら、大合格!!


フンフンとうなずく者、首をかしげている者さまざまだ。


「『右肩甲骨のコンプレッションと、
左肩甲骨の左やや前方へのずらし』を続けながら、
次、プリントの
左胸辺りの肋間筋の広がりを感じながら、
斜め上に左手を差し出していく感じ

の意味に移るわね」

「これは、
両肩甲骨辺りまで上がってきている床からのパワーを、
『男性の方へ送り出そう』とすると同時に、
男性のホールドと一体となって、
『“枠(わく)=懐(ふところ)”を作っていこう』

という意味なの」


「へぇ~、そうでしたの?」
トシ子さんだ。


「ソウいう気持ちでホールドを膨らましていくと、

優しい、

相手を包み込むようなホールド
になるわよ」



「女性が、男性を包むんですか?男性は・・・?」
ベテラン・リーダー平田さんがすかさず質問。


「お互いがお互いを包み込もうとするのよ。
そうすれば、相手の向こう(背中側)まで、
エネルギーで満たそうとするでしょ?」


「そのほうがよろしいですな。
男性がするばっかりだと疲れる・・・」

平田さんがおどけて言ったため、ファーと笑いが起こった。


「ここまでできたら、
ついでに、プリント⑨のワンピース感覚までやっちゃいましょうか。
そうすれば、女性のシェイプも完結にいたるわ」   



      続く 第75話へ



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