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ねぇねぇ、
社交&競技ダンスのテクニックの中で、
習ったその日からすぐさま必要で、
その後もズーッと、 
ダンスのレベルアップとともに、
“進化・成長”し続けて行くモノなぁーんだ?

ジャァーン

答えは、ホールドの組み方


「ホールドの進化・成長が正しくなされていない人が、とっても多いのよね」
とジュンコ先生。
で、
「ホールドは、手・腕をどれだけ上げないで作れるか
・・・それがキーなの」

ナンテ、爆弾発言!!


え?手・腕を上げないで、どうやってホールドが作れるの?


「普通はそう思うでしょうね。
でも、リラックスしてまっすぐ立ってみて」


「こうですか?」


「その時、手・腕はどうしてる?どこにあるかしら?」


「カラダの側面にありますけど・・・?」


「上に上げたい?」


「ハ?いえ、別に上げたくはないです・・・」


「そうよね。まず両肩がストーンと降りて、
その下に両腕がブラーんとぶら下がっている、
それがカラダにとってナチュラルってものなの。
それが一番リラックスできるのは重力に逆らっていないから。
手を上げるって、重力方向に逆らう運動でしょ?
だから力みを生むの



「昨日までのお話で、カラダがリラックスしないと、
伸筋ではなく、屈筋優位のホールドになるって言われてましたが、
でもいくらリラックスが必要だからって、
手・腕を上げないとホールドは始まらないんじゃ・・・」


「エエそうね、でも、

かろうじて上がっていれば、それで良い

それでも、結構筋力使って大変なんだから。
最初の頃、そうじゃなかった?」


「ハぁ、男性なんて、ひじが垂れ下がったホールドなのに、
『肩が痛い』って言いますもんね」


「アぁ、それはもうひょっとしたら上げすぎ、
または他の部分の運動不足・・・」


「運動不足?」


「エエ。ホールドっていうか、腕・手はね、
体幹(胴体)の運動と一緒に動いている時は疲れが少ないの。
体幹の下には足があって地面があるでしょ?
そこで重力に反発して支えてくれるから。
腕・手が体幹から離れるほどしんどくなるわ。
それ自体に重力がかかってくるからね。
それを証拠に、カラダの横へ腕を伸ばしてジッとしてみて。
疲れてくるでしょ?」


「そりゃぁそうですけど」


「じゃぁ次に、立ったままカラダを揺すってみて、
手は何もしないそのままでね」


「こうですか?」


「腕・手はどうなった?」


「揺れましたけど・・・」


「そうね。次にイイ?想像してね。
高い所に置いてあるものを取りたいとするの。
しかも手を伸ばさないで。
カカトをつけたままで。
さぁどうする?」


「こうやって・・・カラダを伸ばすしかないですよね」


「ソウ。例えば脇腹とか肋骨辺りの筋肉を使ったりしたでしょ?」


「はぁ、たぶん・・・」


「そんな風に、体幹の運動によって手・腕は上へとあげ、
同じように体幹の運動によって、
ホールドとしてカタチ作られていくものなのよ。
要するにその、

体幹の運動を練習することが、ホールドの練習であって、

ホールドっていうカタチを作ることが、ホールドの練習ではない


重要だけど、わかるかしら?」


「その体幹の運動の一つに、
伸筋呼吸筋の運動があるってこと。
だからそれを習得する必要があるって…
そういう話なんですよね、きっと」


「良かったわ!理解してもらえたようね」


「あのぉ、
でも、混んだパーティ会場で踊るときみたいな、
ユルマったホールドではなく、あのピシッってきれいで、
トップラインがフヮァーって開いたワイドなホールドが、
できるようになるんでしょうか?
アレに憧れているんですけど」


「もちろん、それを目指すならなおさらね。
大切なのは、
ホールドは他のテクニックとともに進化・成長をしていくものってこと。
また、進化・成長するというからには、
そのレベル、レベルに応じた「ホールド」ってものがあるわけで、
赤ん坊のときは赤ん坊の、
幼稚園児には幼稚園児の「ホールド」体験が必要なのであって、
ソレをすっ飛ばして“おとなブル”のは、どうしても無理があるわ。
カラダの内側の進化・成長とバランスの取れていない
ビジュアル最優先・外側だけのホールドは、
『このカタチ、壊してなるものか・・・!』
の防衛ネガティブシンキングを生み続けて、
それがリキミの温床となって、体幹部の運動の幅を狭くする・・・。
最も、避けなければならないことよ」


実はわかったふりしただけで、
本当のところ、あんまり理解できていないんだな・・・。

ジュンコ先生は、
ホールドに関してどんな進化・成長を促すレッスンをしているのかなぁ?

「では明日から実践ね。まずは超初級コースのホールドから。
それがやがて必要な筋肉の動きを習得し、
最上級のホールドへとつながっていく過程を追っていくわ」

                        

      続く 第61話へ



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