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「ダンスが見違えるほどに上達する 究極のダンステクニック」
(第45話)に匹敵するほどにスゴイ、


使った瞬間からあなたは変わる 

マル秘ダンステクニック



がついに明かされる!!

ナァンテ誇大広告は、眉唾モノが多いわけで、
ふたを開けてみれば、アーラなんだとガッカリ・・・
そんな失意・失望・落胆にも慣れっこになっちゃってる皆様!
ご安心ください。
これだけは、ほ・ん・と・うですから・・・。

ナンテいったら、ますますヤバくなりそうだが、 
あえて伝えたい、非常に大切なテクニックがあるんだな。
ソレを習得したあかつき、いえいえまだ修業の身の段階から、
さまざまな特典が自動的についてくる!
というのも超おススメの理由。


えっ? どんな特典?


簡単に言っちゃえば、健康かな?

それも、心身共の。

だって、
「心身共の健康」って、ダンスの「大前提」であって、
同時に目指す「目的」でもあり、
さらに、その人の中で、
ダンスが上手に利用されているかどうかの「目安」にもなるわけで。

ダンスは、すごくうまくなったかのようでも、
「なぁんか不健康・・・」ってのも、
どこか、変!じゃあ、アーリませんか?

「カラダを少々無理させてでも、うまくなりゃそれでいい」
ってダンスはそろそろ卒業し、
「カラダの調子も、ダンスの調子もエエぞ!」
にシフトすることを狙っている、あ・な・た、
実はこのテクニックが、
そのきっかけにもなるかもしれませんぞ!

それに、このテクニックは、アル意味むっちゃ簡単!!
生まれたての赤子だってできちゃって、
しかも、私たちより上手ときている。
で、今すぐ即効、試すこともOK!
ただし、「生きている人間」なら・・・。

エラク、もったいつけているな。
一体どんなテクニック・・・?
って、もうおわかりですよね。


ジャジャーン! それは呼吸だぁ。


で、ソノ時に使っている呼吸筋
コレがものすごく大切!なんだな。


生きている限り、呼吸はしている。
これほど当たり前のアクションが、
ダンスの偉大なるテクニックに早がわりぃーとは、
なんて魅力的な話だろう!
呼吸するときにもさまざまな筋肉が動いている・・・
まずはその事実を知り、
その中でダンスに活かせるものにフォーカスし、
どんな風に動くのかを感じることから始めてみよう。
実際に呼吸をして確かめ、意識し、その感覚から鍛え直す。
その後は、実際の呼吸をするしないに関係なく、
その呼吸筋を自在に扱えるようになるまで訓練する、というプロセスだ。

そもそも「呼吸」とは酸素を肺に取り込み、二酸化炭素を排出すること。
しかし実際は、肺自体が膨らんだり縮んだりしているわけではなく、
肺を囲む筋肉の働きによって空気が肺に入ったり出たりしているんだな。

呼吸は胸とお腹で行われている。
(腹式呼吸と胸式呼吸と呼ばれている)
そのうち60%はお腹での呼吸。
この「腹式呼吸」は、
「横隔膜(おうかくまく)呼吸」とも呼ばれている。

で、フォーカスすべき1つ目の筋肉はその横隔膜
膜といっても胃の上辺りにあり、
体幹を上下二つに分けている(胸腔と腹腔とを分かつ)
ドーム状に張り巡らされた膜状の筋肉なんだ。
息を吸うとドームの屋根が下がり、
息を吐くとドームの屋根が元に戻るという動きを繰り返している。 
横隔膜の下にはたくさんの内臓があり、


その内臓は呼吸をするたびに、

横隔膜と一緒に動いている!!



これをダンスに活用するというわけ。


さらにさらに、ここからが重要!
横隔膜はもう一つある!!
コレが2つ目の重要筋肉。

その名も骨盤横隔膜
ってことは、ソウ、骨盤の中にも横隔膜があるんだな。

さて、それはどこにあるのか?
では位置を確認するために、
お腹の中から「ハァーッ」とできるだけ強く息を吐いてみて。
どう?
キューっとお腹が絞られると同時に、

お尻の穴もキュッっと締まったでしょ!?
ソノあたりにあるのが「骨盤横隔膜」。

お腹がキューは、呼吸の横隔膜の働きで、
お尻の穴がキュッは骨盤の横隔膜の働き

ってことは? 

ソウ! 呼吸の横隔膜と骨盤の横隔膜は連動しているんだ!
で、この連動こそが、
ダンスにとって超大切な「姿勢」「軸」「センター」第28話第29話) 
にも大いに関わってくる、大切な身体反応。
ソレをダンス用に意識的操作しようってわけだ。

さらにさらに、すごい話をしよう。
ダンス用インナーマッスルとして超重要、

またまた登場の大腰筋(第23話)
とも、おおいに関わりあいがある。
いや、あるどころか、

「大腰筋」の上部は、「呼吸の横隔膜辺り」から始まり、
その下部がなんと「骨盤の横隔膜辺り」にあるんだもの!


すなわち、
大腰筋は、2つの横隔膜を縦断するインナーマッスルってわけ。
ということは、
上下横隔膜呼吸の連動は、
そのまま大腰筋の活性化につながっているというんだ。
ね、いいこと知ったでしょ?

さて最後、
3つ目の着目筋肉は、胸式呼吸のときに使う肋間筋(ろっかんきん)
つまり肋骨の間にある筋肉だ。
左右それぞれ12本、
その1本いっぽんの間にある筋肉を呼吸のアクションにより、
広げたり、縮ませたり、ねじったり・・。
ダンスの時はその呼吸感と共に、
肋骨自体の形状も変えながらフォルムを変化させることで、
さまざまなテクニックを生み出してゆくのだ。
なお、
肋骨はカラダの全面だけではなく、脇・背中もあるからご注意。
つまり、
背骨から張り出してついている“鳥かご”すべてを使う呼吸を指している。


「私自身、この呼吸のテクニックによって、もちろんダンスは激変りしたけど、
実際健康にもなったから、そういう意味でもおススメね」
と、ジュンコ先生。


「え? どう健康になったんですか?」


「深い呼吸ができるようになったから、もう様々に影響が出たわね。
その中でも特にうれしかったのは、胃下垂が治ったこと。
骨盤にまでオッこってたやつが正常位置に戻った(笑)。
それから車酔いしなくなった、後、グッスリ寝れるようにもなったわ」


「そうなんですか!?もっと知りたくなってきました、呼吸のこと・・・」


「では次回、
この3つの筋肉(上下横隔膜・肋間筋)が活性化されることによって,
ダンスにどのような影響を与えていくか、
あと、簡単な呼吸法も紹介していくわね」
        
                

      続く 第57話へ



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