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ダンスは、男性にも女性にも合わせて踊るのではない、
原理・原則に合わせて踊る


この場合の原理原則とは、音楽と床と重力軸であり、
各自が、
音楽をしっかり聴いて、
床の上で自分の重みを利用し、
まっすぐを感じて踊る

ということ。

に照らし合わせて、ケース1・2・3(第46話)の解説を、
ジュンコせんせぇ~お願いしまーす。


「それぞれにとっても大切な内容が含まれているので、
一つずつ丁寧に見ていきましょうね」


まずは、 
ケース1 女性はフォローが仕事なのか?
「男性が音楽を外していて、女性はそれに気付いている。
女性のほうが正確だ。
それでも男性に合わせたほうがいいだろうか?」


「男性に合わせる必要はないわ。
女性は正しく自分で音楽をとり続けたら良いのよ」


「そんなことしたら、相手とバラバラになるのではないですか?」


「バラバラにならないように、そこはテクニックを使うの」


「え? テクニック?」


「まず大切なのは、相手に、
正しい音楽の取り方を強制しないこと
相手を変えようとしないで、自分が、


原理・原則に忠実に踊ることで、影響を及ぼす


これがミソよ。

手など(カラダの外側の筋肉)、
相手と直接関わっているところは力を抜いて、
相手に合わせてそのまま
にしておきながら、
カラダの内側インナーマッスルの操作をするの。
カラダの中でボディリズムを刻み続けるのね。
それとともに床の上で、
正しく自分の体重を音楽に乗せて運びながら相手と関わっていく・・・。
うまくいけば、相手を“正しい軌道”に連れ戻してあげられるわ」


「へぇ~、そんなことできるんですか?」


「やってみる価値は大いにあるわね。
“同じ音楽・同じ床”と、条件は一緒なんだから、
原理・原則に則った、
絶対的に正しいダンスを踊っている側が、ある意味優位

いうなればそちらの人のほうが影のリーダーね」


「ということは、女性が影のリーダーになることも?」


「もちろん!
真のフォロー上手は影のリーダーになれる人とも言えるわね。
そして、男性であれ女性であれ、
より細やかな音楽表現ができるほうが相手を巻きこんジャウ、
つまりはリーダー的存在になるわけ」


「先生と生徒が踊る時って、ソウなっているんでしょうね」


「そうね。ただ、先生と生徒みたいな、
はっきりとした力関係でないときは勇気がいるわね。
相手がどうであっても、
自分が正しいって思うダンスを踊り通すってこと自体、大変なモンだから。
まぁこれは、日頃からの訓練がとっても大切。
そうでないと、『言うは易し、行うは難し』
もう、めんどくさいから相手に合わせちゃおうってなるのよね」


「確かに。この1曲ぐらい我慢するか・・・って。
でも、日頃からどういう訓練をすればそんな芸当ができるんでしょうか?」


「さっきも言ったように、手やカラダの外の力は抜いて、相手に預けちゃう、
その分、自分はカラダの内側を踊らせる訓練ね。
ソレの具体的な内容については、いずれ紹介するわね。
でも、
自分がちゃんと踊ることで、
相手に良い影響を与えることができたら上達している証拠

だから意識だけはしっかり持って、ゼヒ試してみて欲しいの。
そして、このことは、何も音楽に限った話ではないしね」


「他のテクニックでも同じなのですか? 影のリーダーって存在」


「エエ、もちろん。男女問わず、ダンス歴問わず、


よりナチュラルな正しいダンスを踊る側が、

真のドンであるべき



エネルギーは高い所から低いところへ流れる…それは自然の摂理だから。
一度には難しい問題だから、またオイオイとりあげてゆくわね」


「一つ気になることですが、
ヘタしたら相手に嫌がられる可能性もありますよね。
さっきの音楽のことでも、『勝手に踊るなっ!』っていわれそうで…」


「だからといって、音楽が外れて気持ちが悪いまま、
ガマンして踊り通すことなんて楽しくないんじゃない!? 
まぁ、二人で音楽を外すのもいいわ~ってホントに思えるのなら話は別だけどね。
音楽だけではなく、踊っている時ってアクシデントはつきもの。
そんなときも自分を見失わずしっかり踊れるように、
日頃練習を積んでるワケなんだから、
実践で試さなきゃいつ試すの!?って感じよ。
自分が正しいと思っているダンスを、
まずはやり通してみないとね、
『相手についていくだけでいい、それがフォローよ』
なんて言うなら、ダンスのテクニックを習う必要なんてないんだからね。」


「それはそうですね。
それに相手から振り回されて、
『オー、あなた踊りやすかったです!!』
って言われてもねぇ。
自分の意思で踊る楽しさとは、また違いますもん」


「そうでしょ?男性だって同じよ。
うまい女性に踊らされて、
自分はついて行ってるだけ…なんて本当は嬉しくないはず。
本当はもっと踊れるのに、相手のせいで踊れないなんて悲しいじゃない? 
実はずっと不満だった・・・なんてあり得るかもよ」


「『自分勝手に踊るなっ!』って言われるのを怖がっていたらダメなんでしょうね」


「そう! 
『好きなように自由に踊ってくれ。
ただし、それぞれが自分のダンスに責任を持って、
正しい道を歩いていこうぜ!!』

っていうのがベストな関係でしょうね」


「自分のダンスに責任を持つか、えらい話になってきましたね。
でも、そのほうが上達しがいがありますよね・・・。
では明日、引き続きケース2をお願いします」
             


      続く 第49話へ



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