2007.03.12 (第48話) 女性はフォローが仕事じゃない!? 真のリーダーはどっち?
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ダンスは、男性にも女性にも合わせて踊るのではない、
原理・原則に合わせて踊る
この場合の原理原則とは、音楽と床と重力軸であり、
各自が、
音楽をしっかり聴いて、
床の上で自分の重みを利用し、
まっすぐを感じて踊る
ということ。
に照らし合わせて、ケース1・2・3(第46話)の解説を、
ジュンコせんせぇ~お願いしまーす。
「それぞれにとっても大切な内容が含まれているので、
一つずつ丁寧に見ていきましょうね」
まずは、
ケース1 女性はフォローが仕事なのか?
「男性が音楽を外していて、女性はそれに気付いている。
女性のほうが正確だ。
それでも男性に合わせたほうがいいだろうか?」
先「男性に合わせる必要はないわ。
女性は正しく自分で音楽をとり続けたら良いのよ」
Q「そんなことしたら、相手とバラバラになるのではないですか?」
先「バラバラにならないように、そこはテクニックを使うの」
Q「え? テクニック?」
先「まず大切なのは、相手に、
正しい音楽の取り方を強制しないこと。
相手を変えようとしないで、自分が、
原理・原則に忠実に踊ることで、影響を及ぼす
これがミソよ。
手など(カラダの外側の筋肉)、
相手と直接関わっているところは力を抜いて、
相手に合わせてそのままにしておきながら、
カラダの内側インナーマッスルの操作をするの。
カラダの中でボディリズムを刻み続けるのね。
それとともに床の上で、
正しく自分の体重を音楽に乗せて運びながら相手と関わっていく・・・。
うまくいけば、相手を“正しい軌道”に連れ戻してあげられるわ」
Q「へぇ~、そんなことできるんですか?」
先「やってみる価値は大いにあるわね。
“同じ音楽・同じ床”と、条件は一緒なんだから、
原理・原則に則った、
絶対的に正しいダンスを踊っている側が、ある意味優位。
いうなればそちらの人のほうが影のリーダーね」
Q「ということは、女性が影のリーダーになることも?」
先「もちろん!
真のフォロー上手は影のリーダーになれる人とも言えるわね。
そして、男性であれ女性であれ、
より細やかな音楽表現ができるほうが相手を巻きこんジャウ、
つまりはリーダー的存在になるわけ」
Q「先生と生徒が踊る時って、ソウなっているんでしょうね」
先「そうね。ただ、先生と生徒みたいな、
はっきりとした力関係でないときは勇気がいるわね。
相手がどうであっても、
自分が正しいって思うダンスを踊り通すってこと自体、大変なモンだから。
まぁこれは、日頃からの訓練がとっても大切。
そうでないと、『言うは易し、行うは難し』
もう、めんどくさいから相手に合わせちゃおうってなるのよね」
Q「確かに。この1曲ぐらい我慢するか・・・って。
でも、日頃からどういう訓練をすればそんな芸当ができるんでしょうか?」
先「さっきも言ったように、手やカラダの外の力は抜いて、相手に預けちゃう、
その分、自分はカラダの内側を踊らせる訓練ね。
ソレの具体的な内容については、いずれ紹介するわね。
でも、
自分がちゃんと踊ることで、
相手に良い影響を与えることができたら上達している証拠。
だから意識だけはしっかり持って、ゼヒ試してみて欲しいの。
そして、このことは、何も音楽に限った話ではないしね」
Q「他のテクニックでも同じなのですか? 影のリーダーって存在」
先「エエ、もちろん。男女問わず、ダンス歴問わず、
よりナチュラルな正しいダンスを踊る側が、
真のドンであるべき
エネルギーは高い所から低いところへ流れる…それは自然の摂理だから。
一度には難しい問題だから、またオイオイとりあげてゆくわね」
Q「一つ気になることですが、
ヘタしたら相手に嫌がられる可能性もありますよね。
さっきの音楽のことでも、『勝手に踊るなっ!』っていわれそうで…」
先「だからといって、音楽が外れて気持ちが悪いまま、
ガマンして踊り通すことなんて楽しくないんじゃない!?
まぁ、二人で音楽を外すのもいいわ~ってホントに思えるのなら話は別だけどね。
音楽だけではなく、踊っている時ってアクシデントはつきもの。
そんなときも自分を見失わずしっかり踊れるように、
日頃練習を積んでるワケなんだから、
実践で試さなきゃいつ試すの!?って感じよ。
自分が正しいと思っているダンスを、
まずはやり通してみないとね、
『相手についていくだけでいい、それがフォローよ』
なんて言うなら、ダンスのテクニックを習う必要なんてないんだからね。」
Q「それはそうですね。
それに相手から振り回されて、
『オー、あなた踊りやすかったです!!』
って言われてもねぇ。
自分の意思で踊る楽しさとは、また違いますもん」
先「そうでしょ?男性だって同じよ。
うまい女性に踊らされて、
自分はついて行ってるだけ…なんて本当は嬉しくないはず。
本当はもっと踊れるのに、相手のせいで踊れないなんて悲しいじゃない?
実はずっと不満だった・・・なんてあり得るかもよ」
Q「『自分勝手に踊るなっ!』って言われるのを怖がっていたらダメなんでしょうね」
先「そう!
『好きなように自由に踊ってくれ。
ただし、それぞれが自分のダンスに責任を持って、
正しい道を歩いていこうぜ!!』
っていうのがベストな関係でしょうね」
Q「自分のダンスに責任を持つか、えらい話になってきましたね。
でも、そのほうが上達しがいがありますよね・・・。
では明日、引き続きケース2をお願いします」
続く 第49話へ
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原理・原則に合わせて踊る
この場合の原理原則とは、音楽と床と重力軸であり、
各自が、
音楽をしっかり聴いて、
床の上で自分の重みを利用し、
まっすぐを感じて踊る
ということ。
に照らし合わせて、ケース1・2・3(第46話)の解説を、
ジュンコせんせぇ~お願いしまーす。
「それぞれにとっても大切な内容が含まれているので、
一つずつ丁寧に見ていきましょうね」
まずは、
ケース1 女性はフォローが仕事なのか?
「男性が音楽を外していて、女性はそれに気付いている。
女性のほうが正確だ。
それでも男性に合わせたほうがいいだろうか?」
先「男性に合わせる必要はないわ。
女性は正しく自分で音楽をとり続けたら良いのよ」
Q「そんなことしたら、相手とバラバラになるのではないですか?」
先「バラバラにならないように、そこはテクニックを使うの」
Q「え? テクニック?」
先「まず大切なのは、相手に、
正しい音楽の取り方を強制しないこと。
相手を変えようとしないで、自分が、
原理・原則に忠実に踊ることで、影響を及ぼす
これがミソよ。
手など(カラダの外側の筋肉)、
相手と直接関わっているところは力を抜いて、
相手に合わせてそのままにしておきながら、
カラダの内側インナーマッスルの操作をするの。
カラダの中でボディリズムを刻み続けるのね。
それとともに床の上で、
正しく自分の体重を音楽に乗せて運びながら相手と関わっていく・・・。
うまくいけば、相手を“正しい軌道”に連れ戻してあげられるわ」
Q「へぇ~、そんなことできるんですか?」
先「やってみる価値は大いにあるわね。
“同じ音楽・同じ床”と、条件は一緒なんだから、
原理・原則に則った、
絶対的に正しいダンスを踊っている側が、ある意味優位。
いうなればそちらの人のほうが影のリーダーね」
Q「ということは、女性が影のリーダーになることも?」
先「もちろん!
真のフォロー上手は影のリーダーになれる人とも言えるわね。
そして、男性であれ女性であれ、
より細やかな音楽表現ができるほうが相手を巻きこんジャウ、
つまりはリーダー的存在になるわけ」
Q「先生と生徒が踊る時って、ソウなっているんでしょうね」
先「そうね。ただ、先生と生徒みたいな、
はっきりとした力関係でないときは勇気がいるわね。
相手がどうであっても、
自分が正しいって思うダンスを踊り通すってこと自体、大変なモンだから。
まぁこれは、日頃からの訓練がとっても大切。
そうでないと、『言うは易し、行うは難し』
もう、めんどくさいから相手に合わせちゃおうってなるのよね」
Q「確かに。この1曲ぐらい我慢するか・・・って。
でも、日頃からどういう訓練をすればそんな芸当ができるんでしょうか?」
先「さっきも言ったように、手やカラダの外の力は抜いて、相手に預けちゃう、
その分、自分はカラダの内側を踊らせる訓練ね。
ソレの具体的な内容については、いずれ紹介するわね。
でも、
自分がちゃんと踊ることで、
相手に良い影響を与えることができたら上達している証拠。
だから意識だけはしっかり持って、ゼヒ試してみて欲しいの。
そして、このことは、何も音楽に限った話ではないしね」
Q「他のテクニックでも同じなのですか? 影のリーダーって存在」
先「エエ、もちろん。男女問わず、ダンス歴問わず、
よりナチュラルな正しいダンスを踊る側が、
真のドンであるべき
エネルギーは高い所から低いところへ流れる…それは自然の摂理だから。
一度には難しい問題だから、またオイオイとりあげてゆくわね」
Q「一つ気になることですが、
ヘタしたら相手に嫌がられる可能性もありますよね。
さっきの音楽のことでも、『勝手に踊るなっ!』っていわれそうで…」
先「だからといって、音楽が外れて気持ちが悪いまま、
ガマンして踊り通すことなんて楽しくないんじゃない!?
まぁ、二人で音楽を外すのもいいわ~ってホントに思えるのなら話は別だけどね。
音楽だけではなく、踊っている時ってアクシデントはつきもの。
そんなときも自分を見失わずしっかり踊れるように、
日頃練習を積んでるワケなんだから、
実践で試さなきゃいつ試すの!?って感じよ。
自分が正しいと思っているダンスを、
まずはやり通してみないとね、
『相手についていくだけでいい、それがフォローよ』
なんて言うなら、ダンスのテクニックを習う必要なんてないんだからね。」
Q「それはそうですね。
それに相手から振り回されて、
『オー、あなた踊りやすかったです!!』
って言われてもねぇ。
自分の意思で踊る楽しさとは、また違いますもん」
先「そうでしょ?男性だって同じよ。
うまい女性に踊らされて、
自分はついて行ってるだけ…なんて本当は嬉しくないはず。
本当はもっと踊れるのに、相手のせいで踊れないなんて悲しいじゃない?
実はずっと不満だった・・・なんてあり得るかもよ」
Q「『自分勝手に踊るなっ!』って言われるのを怖がっていたらダメなんでしょうね」
先「そう!
『好きなように自由に踊ってくれ。
ただし、それぞれが自分のダンスに責任を持って、
正しい道を歩いていこうぜ!!』
っていうのがベストな関係でしょうね」
Q「自分のダンスに責任を持つか、えらい話になってきましたね。
でも、そのほうが上達しがいがありますよね・・・。
では明日、引き続きケース2をお願いします」
続く 第49話へ
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