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「社交ダンス部」正しくは「関西大学舞踏研究会」。
でも、やっている中身を正しく伝えるならば、ヤッパリ「競技ダンス部」になるのかな。
まぁ、その当時は社交ダンスも競技ダンスも何がなんだか、良く分からず・・・
が実際のところ。

ただとにかく、“社交ダンス”らしいものをしたのは入部前後のわずかな期間だけ。
種目は「ジルバ」。
それも私にしてみれば、純粋なパーティ・ジルバというより、
競技ダンスに近い感じのものだったように今は思う。

「ものすごく楽しくってぇ~」と、
書きたいところだが、実はあんまり覚えていないんだなぁ…。

新入部員が部室に行くと、いつも大歓迎で迎えてくれた先輩たち。
よく私も喫茶部に「一緒に行こう」と誘われ、
クリームソーダをおごってもらったことやナンかはよく覚えているのに、
先輩に踊ってもらって、「知らないあいだにクルッと回れたりして、楽しくって♪」
というような記憶がまったく、ナイ。

でも、これは覚えている。
当時の「ジルバのステップの順番」
それと、今でも口ずさむことができる、その「音楽」
それくらい、いつも全く同じ音楽が鳴っていて、
(しかもクイックステップの曲)
「関大ジルバ」なるものを全員が、
同じステップを同じ順番どおりに踊っていたってワケ。 

生真面目思い込みが激しくちょっと天然だった私は、
ジルバというものはアァ踊るものであって、
あれ以外にステップが山ほどあるなんて思っても見なかった。

だから、順番どおりに踊ってくれないと、「ア、間違ってハル」と思っただろうし、
踊る相手によって、踊りやすい(ちゃんと順番を間違わないように踊ってくれる)
はあっても、
「触れ合いが楽しい」とか「相手によってみんな違うから面白い」
なんていう社交ダンスならではの奥深さを感じることなんて特になく・・・。
几帳面に自分も間違えないように、タッタと元気良く動いていただけ。
でも「上手~」って褒められて(おだてられて)結構、その点ではうれしかったような。

関大ジルバのステップ自体は、結構※アマルガメーションとしても良い物だったので、
実はプロになってからもそのまんま使わせてもらっていた。
だから今も覚えているという次第。       ※2つ以上のステップを組み合わせたもの

プロになり「相手とのリード&フォローで踊りなさい」と教える側になって、
(というかそういうものが社交ダンスなんだって分かって)
「ワーそんなん私も、決まったとおりにしか踊られヘンヤン」と、
心ひそかにズーッと思っていたもんな。

今自分がやっている、月1のパーティなんかに、
“アノ頃の私”が参加したら、きっとビックリするだろうなぁ。
少なくとも、すごく動揺する思う。
自分が知っている“社交ダンス”ってモノとは明らかに違う。
でもなんか、みんなエラク楽しそうで、自分も素朴に楽める。
一見すごく簡単そうナンだけど、これはコレで奥があるような。

でも、じゃぁ今の自分のダンスとは何が違うのか?
「欧米には競技ダンスとは別に社交のためのダンスが別にあって、
ジュンコがやっているのは競技のほうで、ここでやっているのは社交のほう」

なんていうちゃんとした説明を聞いたら、
「あーなんだそうだったのか。じゃぁ、どちらも間違っていなかったんだ」
って分かって、ホッとするんだろうけど。


さてさて、恋愛ドラマの幕開けですヨォ。

シャカーン!!

スポットライトが当たった “彼”こそが、
私をダンスに誘った、アノ九州男児。
「ダンス踊ったら似合いますよ」の軽口をたたいた広島弁くんの横で、
ニヒルに無口を装っていた彼だ。

175センチくらいと背丈もちょうどだし、フィーリングも悪くない。
最初は3~4回の先輩か?と思ったほどの落ち着きよう。
澄ましていると寄り付きがたい感じがあるのに、意外と長いまつげや、
時折飛び出す九州弁「しちょるけん…」が意外とかわいかったり、
全く似合わないパーマを当て、
みんなから「チビ黒サンボ」とからかわれるや、
「やめろよぉ…」と、はにかむ様子もチョッピリ良い感じ・・


好感度急上昇↑


しかし何よりの決め手は、ダンスがメチャクチャ上手かったことだ。 
先輩の踊りを見てはサッサと覚え、すぐに踊りこなしてしまうほどの天才ぶり。
特に、ラテンダンスが上手い。
すぐについたあだ名が“キューバ人”
習ったこともないのに、見よう見まねでボディアクションなんかやりながら、
すでにルンバを踊ってるんだもの。
大先輩たちもビックリだ。
「コイツすごいなぁ…」

ところがダンスの経験はゼロで、本人が言うに、
「器用ビンボーなだけ」

“関大の次期エース”は、ダンス部入部の動機を静かな声で語るのである。
「僕は器用なんで何をやってもすぐに上達はするけど、No.1になった経験がない。
ダンスだとチャンピオンになれるかもしれないと直感したから・・・」



オー来ましたよ!!


さぁて、お相手は決まった。
しかし、ここからがまたスゴイ。
「どうすれば接近できるか!?」の企ても、
「他人にとられたらどうしよう?」
というアセリもなく、
「彼しかいないでしょ」と納得した時点で「もう付き合い始めたも同然」と平然。
ソリャぁ、イメージトレーニングも成功するわの、ふてぶてしさだったわね。

ここまでスゴけりゃ、ロマンスの神様も味方してくれるでしょう。


そ・し・て


ナマ声で「あなたと一緒になるために、ワタシはがんばる!!」
を言えたのは、それからもうまもなくのことだった・・・。 


     続く 第8話へ


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