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2007.01.29 (第6話) 願いは叶う、絶対に
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「なりたい自分になる」「願えば叶う」・・
今、流行のイメージトレーニング。
これはもちろんダンスにおいても有効だ。

ポイントは、2つ。
1つはより“具体的にイメージすること”
もう1つは「~になりたい」ではなく、
もう“すでになっていると思い込む”=「成りきる」までイメージすること。

「これ、かなりの威力!」といわれるがちょっと難しい。
世界チャンピオンの踊りを見て、「あんな風に踊りたいわ」のままではダメ。
いつもそう言ったり思ったりしていると、「あんな風に踊りたいわ」がそのまま現実化。
つまり「うらやましいなぁ…」と指をくわえて見ている側の現実を引き寄せてきて、
かえっていつまでたっても「あんな風には踊れない」というのだ。
「成りきる」ということは、

「あそこで踊っているのはドニーバーンズではなく、このオレだ!」
(チョット古い?)
ということ。

そうやって脳ミソの中に既成事実を作り出したら、
やがて本当にドニーのような踊りができるっていう仕掛けなのだ。

そんな、アホな。ウソやろー!?  

ウソではないが、成功者がめったにいないのは、
本当にはまだ成っていないのに、
「どうやって『もうすでに成っている』なんて思い込むことがデキるねん!」
というアタ-リ前の気持ちが邪魔をするから。
「イヤァー、ドニーがオレだなんてそんな、おこがましい・・・」
などと、イメトレへの理解不足と謙虚を混同したまま、引っ込んでしまうのも問題だ。

で、ヨシっ!やるぞ!と頑張って試みた人でも、簡単にはうまくいかない。
それはたぶん、
「そんなんで本当に現実化するの?」という猜疑心がヒョコヒョコ顔を出してくるから。
また、今の自分の現実ってものとの距離感をどうしても埋めることができず、
「無理だろう、いくらなんだって」という、あきらめの心もなかなか外せない。
丸ごと、赤子のように純粋に信じ込み、無心に無邪気にそして真剣に、
徹底して成りきらないと成功しない・・・だから難しい。

「そんなん、アタマおかしい人しかでけへんやろ」

一歩間違えば、空想癖・妄想癖で終わっちゃうヤヤ強引なイメトレを、
そうとは知らずに“地”でやってのけていたのがどうもその頃の私だったようだ。
 
おそらく恋愛ドラマへの強い憧れが原動力だったんだなぁ…。
同期の部員の中から相手役候補を、何とはなしに“物色していた”のも確か。 
選ぶ条件としては、
まず何はともあれ“ダンスが上手なこと”もしくは才能があり、
すぐにでも開花しそうな“雰囲気を持っている人”

そうでなきゃ「あなたと組むために、がんばる!!」と互いに燃え、
トップダンサーになり晴れてカップルに・・・
のシュチュエーションが最初から無理っぽい。

で、次の条件は、顔? いえいえ“身長”
ことダンスのお相手選びにおいては、顔より身長が重要視されるのだ。
少しでも“カップルバランス”を良くするためには、高過ぎず、低過ぎず。
女性の身長+11センチぐらいが良いって聞いたんで、
私には175~178センチ辺りの人がベストかな。
まぁ、顔は良いに越したことないし、
“性格は優しく”て、それから“覚えの良い賢い人”・・。

だいたいのイメージは整った。

でも、ちょっと待って、
「もし私が好きになっても、向こうが果たして好きになってくれるかどうか…」
ってフツーは思うわよね。
ところがドッコイそんな心配、全くもって浮かんでも来なかったのが、当時の私。
今思えばちょっと不思議なくらい、アタマから完全に抜け落ちていたのだ。
「私を嫌うワケないじゃない!好きになって当然」
とタカをくくっていたわけでもない。
もう完全に恋愛ドラマにハマってしまってたってワケなのだ。


ヒロインはワタシ・・・が大前提。


だから後は、相手役が決まり次第いつでもクランクインOKって状態だったのだ。

さらにスゴイとこは、
「でも、もし私がダンス、上手にならなかったらどうするの?」
なんて心配も全くなかったってこと。

高校の体育のダンス授業では「コラッ!そこの女子!!」
と先生を常にキレさせていた、ドンクサ系。
努力でカバーしてゆくには、「才能ナサ過ぎでは?」と、
フツーは怖気づくだろうに、

~苦しくたってぇ、悲しくたってぇ、フロアーの中では平気なの♪~

最初からハッピーより、汗と涙で立ち上がって行くストーリー展開のほうがイイ!
などと、とんでもなくポジティブマインド。
恋愛スポ根ドラマのシュチュエーションをマジに構築してたんだから。
この思い込み+成りきりは、ダテじゃない!! 
準備万端、ここまでくりゃあ、後は現実が勝手に動いてくれる。

・・・果たして、お・り・ま・し・た!この男に、間違いない。

             
    続く 第7話へ


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