2007.01.27 (第4話) 本当に自分がたどるべき道
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誰の人生の中にもきっとあるだろう、
「アレがあったから今の俺がいる」
的な出来事、人との触れ合い、本や名言との出会い。
そして分岐点での選択・・・。

最近、「正しい選択をすれば良い人生が送れる」とか、
「人生は自分で切り開く」みたいな自己啓発本も多いけど、
さまざまな体験を通ってきた私が思うに、
自分が本当に望んでいるところに行く時って、
もっと自然なんですよね。

迷いがないって言うか、
迷う余地がないところに追いやられているって言うか。
逃げようが、隠れようが、絶対に見つけ出され、
「大丈夫、こっちだよぉー」
ってスーッとひっぱられる“強烈な引力”って感じ。

偶然(アクシデント&チャンス)が上手い具合に折り重なるように、
しかも絶妙なる順番どおりにやってきて、
喜んだり、悲しんだりしながら、
気が付いたら大きな変化の時を迎えている・・・。

そこまでやって来たときは、
「どれを選択しよう?」なんて困惑も、
「ジョーカー引いて失敗するんチャウやろか?」
なんて心配さえもなくなっている。

・・・こういう“現象”が人生に現れたときは「ホンマもん」
きっと神サマ、仏サマ、ご先祖様上げての“イケ・イケ・コール” 

絶対に乗っかってみるべき!である。

たとえ“理性”とやらが、
「危ないんじゃないの?」
「お前にできるわけない」
「世間から外れているよ」
「失敗したらどうすんの?」

と耳元でささやいても。

もう、やるっきゃない!

と、勇気を持って第1歩を踏み出してみる。

で、アドバイスとしては、
「できるだけ考えず、思考停止状態で実行!」

なぜなら色々考えていると、不安やら、心配やら、いいわけやらが集まってきて、
最初の“純粋性”がだんだん濁る。
結局はエラク実行までに時間がかかってしまうか、
一旦は迂回する方向に動くことになっちゃうからだ。

さて、この不思議な「ホンマもん」現象は、
「これが本当の道だよ。でもいつ第1歩を踏み出すかは自分で決めて良いよ」
と、実行への“最終決定権”はこちらに持たせ、
特に強制もせずソッと引っ込んでしまう。
つまりここから先は、自分次第ってことなのだ。

私にとって、「社交ダンス部入部」は まさに“運命”。
つまり「ホンマもん」現象によるものであったと今も強く思っている。
奇跡のような関大入学もダンスに出会うための伏線・・・

国語の教師になりたかったから、教育大1本で勝負する予定だったが、
担任の先生の、
「万が一ってことがあるからどこかに願書だけでも出しておいたほうがいい」
との口ぞえで、
「どこにしようかなぁ」と私大を物色。
そんな時、偶然目にした関大入試要項の表紙、
桜の木レンガ色の円形図書館青空”のキャンパス風景にゾッコン。
思わず願書を提出。

しかし、イヨイヨの共通一時試験は、インフルエンザにかかり、大失敗!
そこから希望大学を数段落として国立の女子大を受験するも、また失敗。
さらに、関大の受験の当日もまたまた風邪にかかりフラフラ。
一巻の終わりかと思いきや、
偶然前日に見た参考書のなかの模擬試験と同じような問題(確か国語で)が
出題されるなどのラッキーもあり、かろうじて関大に引っかかる。

しかし母曰く、
「あんたは、関大に行きたくてわざと女子大落ちタンやろ」

ウーン、するどい。


→→→生徒さんへ、ダンスへの応用です
今日の「ホンマもん」のお話はそのままダンスついても言えることなのです。
うまく踊れる時って、うまく人生がつながっている時に似ていて、
スーッと体が楽に動いて、そうにしかならないようなところへ、
ジャストなタイミングで動いていける・・・完璧に計算どおり!
では、どうしたらそういう最高の状態を作り出せるのか?
もうおわかりですね。そう「体ぜーんぶの力を抜いてしまうこと!!」
そうすれば、①重力軸に沿ったナチュラルな体になれる ②感度が良くなる
頭でアレコレ考えなくても、
迷いなく次のステップが踏み出せる体環境に調ってくるでしょう。
全く力みが取れた身体は、誰に習わなくても、特に練習を積まなくても、
最もナチュラルな動きをもともと知っているものなのです。
 

晴れて入部後、
朝の9時から夜の9時まで、部室に入りびたる日々が始まる。
テニスのスコート(そんなのが練習着だった)を身に着けて、
7000円で購入した白いシンデレラシューズ(ダンスシューズにつけた愛称)を履いて、練習、練習・・。

講義は“代返”(替わりの人が返事する)システムを利用してほとんどボイコット。
親には、「朝早くから遅くまでの講義やねん」
その後は国文学研究会と踊りがくっついたものに参加してるわ」と、
わけの分からない釈明をしつつナントカ乗り切っていました。



そうこうしているうちに
人生にまた新たなウネリが・・・。

これはもう「事件」です!  
       

      続く 第5話へ


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